【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

我が家の花たち

2013-09-19 | 花だより
我が家の花達も見て下さい。
私の家、「ほったらかしでも育つ花」大好きです。そのほうが良く育つ?(笑)。

写真は8月初旬から9月初旬にかけて撮ったものです。

アスパラ、実

花の時期を見逃しました。
植えっぱなしで、毎年収穫(ほんの少しですが)できるのが嬉しい。

サルビア


サルビア&バッタ

ショウリョウバッタでしょうか?。

ふうちょう草

別名:「酔蝶花」
   「クレオーメ」ギリシャ語
   「スパイダーフラワー」英名 

和名は「西洋風蝶草」。
花の形が蝶が飛ぶようなところから、付けられたそうです。
夕方から咲き始め、翌日の昼頃、色が薄くなって、しおれます。
長く出ているのが雄しべです。
色は白、ピンク、紫があります。
ほんのり、濃淡が綺麗です。

ほととぎす。


ほととぎす、蕾
   
若葉や花に、鳥の「不如帰(ほととぎす)」の胸にある斑文に似た模様があることから、この名前がついたとか。
実は植えた覚えがないんですけどね。

高砂百合。


高砂百合、実

私の家でも、どこからか種が飛んできたんでしょうね、気が付けば庭のあちらこちらに・・・。
花を楽しんで、実がふくれて枯れたら、ドライフラワーにして楽しめます。
実は枯れると「パカッ」と開いて、種が飛び散るんです。
                
紫式部。


紫式部、実


朝顔

こぼれ種で一本だけ。いまだに伸びて、咲いています。

ショウジョウソウ:猩猩草。

頂いた苗を何人かの方にお分けしました。
皆さん口々に「いろんな所で咲いてますよ」と。
コンクリートの隙間でも元気に咲いています。
花をよーく見ると、葉っぱの中心部分だけが赤く色づいている葉と、一枚全部が赤く色づいている葉があります。

そろそろ春咲きのお花たちの準備でしょうか?

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梨木神社

2013-09-08 | デジカメ紀行

京都御苑を後にして、梨木神社へ・・・。
梨木神社 説明板(クリックで拡大します)



梨木神社は、京都御苑と寺町通りの間にある、南北に長い神社です。

この辺り、明治以前は三条家の邸宅があった所で、その邸宅跡に、三条実萬を祀るために社殿造営し、明治18年、この辺りの地名である梨木町からとった梨木神社と名付け、創建したそうです。

500本もの萩が植えられ、別名「萩の宮」と呼ばれています。
その他木々も多く、秋の紅葉は見事だそうです。今は「緑」が綺麗です。

今年度の「萩まつり」は
 9月21日(土)  俳句大会、奉納行事、抹茶席など。
 9月22日(日)  萩祭り神事、奉納行事、抹茶席など。
 9月23日(月)  奉納行事、観萩茶会など。
の、予定をされているようです。

梨木神社、鳥居

一の鳥居です。
その奥の方に見えるのが、二の鳥居。
             
神門


本殿

一直線に、神門、拝殿、本殿と並んでいます。

ハギ
 



ハギ苗

ハギが有名だけあって、苗の準備?。

ヘクソカズラ

こんなに可愛いのに、葉や茎に悪臭があるというだけで「これ以上、上は無い」くらいの名前が付いていますね。
ヤイトバナ、サオトメバナと言う別名があるのに・・・。 

カシ&セセリ  境内で。


ツユクサ  一の鳥居辺りで。


セミ抜け殻   境内で。


御神木、桂(愛の木)

御神木は、「桂」で「愛の木」とよばれています。 

桂、ハート型の葉

「愛の木」は、葉がハートの形をしているからとか、この木を撫でながら願い事をすると、願い事が叶うからとの言い伝えがあるようです。 

御神木、手水舎

御神木の向こうに手水舎が見えます。
 
染井の水



「染井の水」は京都三大名水(醒ヶ井、県井、染井)の一つ。
現存するのは、ここだけだそうです。
近所の方なんでしょうか、ペットボトルをいくつも抱えた方の姿も見られました。

ハクウンボクの実

神職さんにお伺いすると、花は5月の連休ぐらいに咲いたそうで、3日間位しかもたないそうです。  

ハクウンボク転写

イメージです。

 赤い実 サンゴシュかな?

梨木神社をあとにして、駐車場へ戻る途中で見つけました。

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京都迎賓館参観:2013.8.28

2013-09-05 | デジカメ紀行
朝晩、ずいぶん、涼しくなってきました。夜は虫の声も聞かれ、「秋」を感じさせられますね。

8月28日、京都迎賓館参観へ行ってきました。
年一度10日間だけの公開です。ハガキかインターネットで申し込みをします。4回めの応募で、当たりました。

京都迎賓館建設の目的は、海外からの賓客にたいし、歴史的・文化的側面も含めた幅広い対日理解を醸成するため、歴史的・文化的資産の蓄積が大きい京都の地に、国の迎賓施設として建設されたもの。平成17年開館です。
建設にあたっては、11種類の伝統技能者の技を活用、館内には14種類の伝統的技能を活用した多くの調度品を配置しています。
地上1階地下1階、敷地面積20,140㎡、建築面積8,000㎡延べ床面積16,000㎡。(パンフレットより)


 京都御苑、門  

「清和院御門」です。
京都御苑外周、9ヶ所ある門のうちの一つで、御苑の東側(寺町通り)に位置します。

 京都御苑

清和院御門を入ったところです。
向こうの方、突き当りに「仙洞御所」を囲む築地塀(ついじべい)が見られます。

          
迎賓館への道 (すぐ右へ曲がると・・・。) 


道の先に迎賓館入り口があります。
入り口


   
まず入り口で参加証をチエック。
入り口、建物内部、随所に係の方が立ってられます。説明をしていただけます。
門(入り口)を入って、駐車場へ降りていくと、参観入り口があります。
(地下駐車場が、参観者の出入り口になっています。)
持ち物チェック、金属探知機をくぐり、本人確認(免許証などで)をすると、
「パンフレット」と、胸に付ける「入館証」が渡されます。
「パンフレット」と「カメラ」以外は持ち込み禁止なので、あとの荷物はロッカーへ。

パンフレット


聚楽の間

玄関を入り、始めての部屋で、ロビーとして位置付けられる空間です。
「京指物」の技能と有職織物を用いた安楽椅子が並んでいます。
赤色の座面は、自然光が入らないこの部屋の特性を生かしたものだそうです。

          
壁装飾  

切り絵。借り物だそうです。

釘隠

錺金物(かざりかなもの)の技法。
クリスタルの上に金物細工がなされているそうです。

花籃

人間国宝 五世 早川尚古齋(はやかわしょうこさい)。
竹工芸です。

飾り台

漆、螺鈿。竹工芸。
竹ひごは、薄暗い空間に小菊が咲いているようにと、朱塗のひごが使われているそうです。

聚楽の間」を後にして、「夕映の間」へ移動です。

夕映の間(ゆうばえのま)は、会議や立礼式のお茶のおもてなし、晩餐会の待合としても使用されています。
会議の時は、均一な光の照明。晩餐会のロビーの役割をする時は光ファイバーの照明が降りそそぐんだそうです。
(天井のクロスを通して「丸いもの」が点々と見えています。その「丸いもの」が照明器具だそう。)

夕映の間、壁面(東)

比叡山を月が照らす様を描いた「比叡月映」。
日本画家、箱崎睦昌(はこざきむつまさ)氏の下絵を基に「綴織り」の技法を用いた織物。

夕映の間、壁面(西)

愛宕山に夕日が沈む様を描いた「愛宕夕照」。
縦2,3メートル、横8,6メートル。
東西の壁は可動式になっていて、部屋を三分割して使用できるそうです。



藤の間
迎賓館で最も大きな部屋です。

洋食の晩餐会、歓迎式典の会場として使用されます。
テーブルセッティングがしてありました。

天井

竹細工に和紙が貼られています。
それぞれのパーツの角度が変わり、照明の形が変わるそうです。

壁面装飾

  
日本画家、鹿見喜陌(しかみきよみち)氏の下絵を基に「綴織り」の技法を用いた織物。「麗花」。
縦3,1メートル、横16,6メートル。
39種類の花が織り込まれています。
染糸は400色の絹糸が染められ、他に本金糸、プラチナ糸も。
配色糸は染め上げた絹糸6~12本を撚り合わせて作り、1000色もの色で織られているそうです。

舞台、紗幕


紗幕は  喜多川俵二(きたがわしょうじ)作 穀織物
扉は 人間国宝、 江里佐代子(えりさよこ)作  截金(きりかね)  響流光韻(こうるこういん)
截金は、純金箔やプラチナ箔を数枚焼き合わせたものを貼り付け、模様を描き出す技法です。

飾り台

岸本圭司(きしもとけいじ)作 蒔絵飾台

鍵隠

錺金物(かざりかなもの)
建築各部に用いる補強と装飾を兼ねた金具です。

屏風

伊砂利彦(いさとしひこ) 型絵染屏風「キエフの大門」。

庭園


庭園

「藤の間」の前の廊下から撮りました。
池には「根引草」が植えられています。



桐の間


「桐の間」は和食を提供する「和の晩餐室」です。京料理で「おもてなし」をされます。
食事中に、芸舞妓さんによる舞や琴の演奏などが行われます。
外国の方が寛げるようにでしょうか、足が下せるように、掘りごたつ式になっていました。
座卓は12メートル、漆の一枚仕上げです。
座椅子の背面に蒔絵で「五七の桐」が描かれています。

廊下

畳表の材料の「イグサ」は、この迎賓館の為に栽培し、「中継表(なかつぎおもて)」の技法により制作されました。

釘隠

「五三の桐」は、明治時代より日本国政府の紋章として使用されているもの。
京都迎賓館の紋章でもあります。

庭園

桐の間、廊下辺りから撮った写真です。
東西の建物をつなぐ橋「廊橋」が見えます。     

着物

「喜多川俵二」作 有職織装束「顕文紗撫子丸紋(けんもんしゃなでしこまるもん)」

香炉&軸

香炉は「伊藤慶」作 白磁香炉「瀬(せ)」
軸には「嵐峡」と言う「漢詩」が書かれています。

廊橋へ向かう途中に「琵琶の間」があるんですが、撮影禁止です。
ここは、立礼式の呈茶を行う部屋として、また、随行者が賓客を待つ際の待合室として使用されます。
「楽琵琶」「神楽鈴」が置かれています。

廊橋を渡ります。
橋の天井板の東西の両端を見上げると、「トンボ」「スズムシ」「蝶」「キリギリス」の「透かし彫り」が、見えます。
残念ながら、撮影禁止!。

和船

海外からの賓客が日本の文化「舟遊び」を体験できるように、置かれています。

和船、天井

格子模様になっています。

庭園、池

舟の奥の方に見える「池」です。
1メートルもあろうかと思われる鯉が悠々と泳いでいます。
その間をぬうようにたくさんの稚魚が泳いでいます。
みな、ここで育った鯉だそうです。
造園の棟梁は、「佐野藤右衛門」さんです。

行灯

京指物です。
向こうのほうに見えるのが、入り口です。

参観は、賓客接遇の際、行事などを行う公用部分の公開でした。

 記念品( 記念に買いました。)

ふせん 藤、五七の桐のデザイン。
脂取り紙 五七の桐の透かしが入っています。

見落としたところも、たくさんあったと思いますが、めったに見ることができない場所なので感激です。
係の方も快く説明して下さったので、よくわかりました。厚かましく聞くのが一番!。


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