高御座等の一般参観について
令和元年10月22日,皇居宮殿で即位礼正殿の儀が行われました。今回の一般参観は,即位礼正殿の儀で用いられた高御座・御帳台と威儀物を京都御所において参観に供するとともに,即位の礼の諸儀式の写真と,装束姿を再現する人形を展示するものです。
参観者は,清所門から参入し,順路に従って紫宸殿内の高御座及び御帳台並びに小御所及び御学問所内の威儀物等を参観の上,清所門から退出することになります
建物 展示内容
回廊(かいろう)
写真パネル(即位の礼の諸儀式)
紫宸殿(ししんでん)
高御座(たかみくら)・御帳台(みちょうだい)
小御所(こごしょ)
威儀物(いぎもの)(太刀(たち),弓(ゆみ),胡籙(やなぐい),桙(ほこ),楯(たて),鉦(しょう),鼓(こ))
御学問所(おがくもんじょ)
装束姿人形6体
7月31日出かけました。
受付をし、コロナ対策(検温、手消毒)、手荷物検査を受け入ります。
昇殿を許された者が正式に参内する時の玄関です。
正式な用向きで参内した時の控えの所にあてられる建物で、襖の絵にちなんで格の高い順に「虎の間」、「鶴の間」、「桜の間」と呼ばれる三室が東から並びます。諸大夫の間は本来桜の間を指しますが、普通にはこの一棟三間の総称として用いられています。
虎の間 鶴の間 桜の間
大正4年(1915年)の大正天皇の即位礼に際して建てられたもので、大正時代以降の天皇皇后両陛下の玄関です。
紫宸殿を囲む塀の周りに掲げられているパネルの一部。
ご成婚パレードの様子
正殿
宮中中庭に建てられた旛や桙
承名門の前に
京都御所の正門で、天皇陛下のご通行のほか、外国元首などの国賓来訪のときに開かれます。
紫宸殿のある、南庭へ入ります。
紫宸殿(ししんでん)
即位式などの重要な儀式を執り行う最も格式の高い正殿で、入母屋桧皮葺の高床式宮殿建築です。
建物中央の階段脇には、東に「左近(さこん)の桜」、西に「右近(うこん)の橘」があり、前面には白砂の南庭(だんてい)が広がっています。
中央に天皇の御座「高御座(たかみくら)」、その東に皇后の御座「御帳台(みちょうだい)」が置かれています。現在の高御座と御帳台は、大正4年(1915年)の大正天皇の即位礼に際し、古制に則って造られたものです。今上陛下の即位礼の際には、東京の宮殿に運ばれて使用されました。
紫宸殿を後にし・・・。
清涼殿(せいりょうでん)
入母屋桧皮葺の寝殿造りの建物で、平安時代に天皇のご生活の場であったときの様式を復元して建てられています。中央には、天皇がご休息に使われた御帳台が置かれ、その手前の厚い畳が「昼御座(ひのおまし)」と呼ばれ、天皇が昼間お使いになった御座所です。
工事期間中でした。
紫宸殿の裏側を通り、門をくぐります。
京都御所で行われた大正天皇の即位礼に合わせて大正4年(1915年)に造営されました。式の際、皇位とともに継承される三種の神器の一つ「御鏡」を皇居からお移しして奉安し、賢所大前の儀を行った建物です。
冊子掲載写真より
入母屋桧皮葺の書院造りの建物で、和歌の会など学芸に関する行事のほか、臣下との対面にも用いられました。
前に広がる庭
池を中心とした回遊式庭園です。前面は洲浜で、その中に舟着への飛び石を置いています。右手に欅橋(けやきばし)が架かり、対岸には樹木を配し、様々な景色を楽しむことができます。
奥にある庭
曲折した遣り水を流して、土橋や石橋を架けた趣向を凝らした庭で、奥に茶室を構えています。
出口へ向かいます。
令和元年10月22日,皇居宮殿で即位礼正殿の儀が行われました。今回の一般参観は,即位礼正殿の儀で用いられた高御座・御帳台と威儀物を京都御所において参観に供するとともに,即位の礼の諸儀式の写真と,装束姿を再現する人形を展示するものです。
参観者は,清所門から参入し,順路に従って紫宸殿内の高御座及び御帳台並びに小御所及び御学問所内の威儀物等を参観の上,清所門から退出することになります
建物 展示内容
回廊(かいろう)
写真パネル(即位の礼の諸儀式)
紫宸殿(ししんでん)
高御座(たかみくら)・御帳台(みちょうだい)
小御所(こごしょ)
威儀物(いぎもの)(太刀(たち),弓(ゆみ),胡籙(やなぐい),桙(ほこ),楯(たて),鉦(しょう),鼓(こ))
御学問所(おがくもんじょ)
装束姿人形6体
7月31日出かけました。
冊子頂きました。
受付をし、コロナ対策(検温、手消毒)、手荷物検査を受け入ります。
宣秋門
御車寄(おくるまよせ)
御車寄(おくるまよせ)
昇殿を許された者が正式に参内する時の玄関です。
諸大夫の間(しょだいぶのま)
正式な用向きで参内した時の控えの所にあてられる建物で、襖の絵にちなんで格の高い順に「虎の間」、「鶴の間」、「桜の間」と呼ばれる三室が東から並びます。諸大夫の間は本来桜の間を指しますが、普通にはこの一棟三間の総称として用いられています。
虎の間 鶴の間 桜の間
新御車寄(しんみくるまよせ)
大正4年(1915年)の大正天皇の即位礼に際して建てられたもので、大正時代以降の天皇皇后両陛下の玄関です。
月華門
承名門
承名門
紫宸殿を囲む塀の周りに掲げられているパネルの一部。
ご成婚パレードの様子
正殿
宮中中庭に建てられた旛や桙
承名門の前に
建礼門(けんれいもん)
京都御所の正門で、天皇陛下のご通行のほか、外国元首などの国賓来訪のときに開かれます。
紫宸殿のある、南庭へ入ります。
日華門
紫宸殿(ししんでん)
即位式などの重要な儀式を執り行う最も格式の高い正殿で、入母屋桧皮葺の高床式宮殿建築です。
建物中央の階段脇には、東に「左近(さこん)の桜」、西に「右近(うこん)の橘」があり、前面には白砂の南庭(だんてい)が広がっています。
「左近(さこん)の桜」側から
「右近(うこん)の橘」側から
「右近(うこん)の橘」側から
中央に天皇の御座「高御座(たかみくら)」、その東に皇后の御座「御帳台(みちょうだい)」が置かれています。現在の高御座と御帳台は、大正4年(1915年)の大正天皇の即位礼に際し、古制に則って造られたものです。今上陛下の即位礼の際には、東京の宮殿に運ばれて使用されました。
冊子の掲載写真
紫宸殿を後にし・・・。
清涼殿(せいりょうでん)
入母屋桧皮葺の寝殿造りの建物で、平安時代に天皇のご生活の場であったときの様式を復元して建てられています。中央には、天皇がご休息に使われた御帳台が置かれ、その手前の厚い畳が「昼御座(ひのおまし)」と呼ばれ、天皇が昼間お使いになった御座所です。
工事期間中でした。
紫宸殿の裏側を通り、門をくぐります。
春興殿(しゅんこうでん)
京都御所で行われた大正天皇の即位礼に合わせて大正4年(1915年)に造営されました。式の際、皇位とともに継承される三種の神器の一つ「御鏡」を皇居からお移しして奉安し、賢所大前の儀を行った建物です。
小御所
冊子掲載写真より
蹴鞠の庭
御学問所(おがくもんじょ)
冊子掲載写真より
御学問所(おがくもんじょ)
冊子掲載写真より
入母屋桧皮葺の書院造りの建物で、和歌の会など学芸に関する行事のほか、臣下との対面にも用いられました。
前に広がる庭
御池庭(おいけにわ)
池を中心とした回遊式庭園です。前面は洲浜で、その中に舟着への飛び石を置いています。右手に欅橋(けやきばし)が架かり、対岸には樹木を配し、様々な景色を楽しむことができます。
奥にある庭
御内庭(ごないてい)
曲折した遣り水を流して、土橋や石橋を架けた趣向を凝らした庭で、奥に茶室を構えています。
御三間(おみま)
出口へ向かいます。
説明文は公式サイトを参考にしました。