【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

京都御所

2020-08-23 | デジカメ紀行
高御座等の一般参観について
令和元年10月22日,皇居宮殿で即位礼正殿の儀が行われました。今回の一般参観は,即位礼正殿の儀で用いられた高御座・御帳台と威儀物を京都御所において参観に供するとともに,即位の礼の諸儀式の写真と,装束姿を再現する人形を展示するものです。
参観者は,清所門から参入し,順路に従って紫宸殿内の高御座及び御帳台並びに小御所及び御学問所内の威儀物等を参観の上,清所門から退出することになります
建物 展示内容
回廊(かいろう)
写真パネル(即位の礼の諸儀式)
紫宸殿(ししんでん)
高御座(たかみくら)・御帳台(みちょうだい)

小御所(こごしょ)
威儀物(いぎもの)(太刀(たち),弓(ゆみ),胡籙(やなぐい),桙(ほこ),楯(たて),鉦(しょう),鼓(こ))

御学問所(おがくもんじょ)
装束姿人形6体

7月31日出かけました。

冊子頂きました。





受付をし、コロナ対策(検温、手消毒)、手荷物検査を受け入ります。

宣秋門



御車寄(おくるまよせ)

昇殿を許された者が正式に参内する時の玄関です。


諸大夫の間(しょだいぶのま)

正式な用向きで参内した時の控えの所にあてられる建物で、襖の絵にちなんで格の高い順に「虎の間」、「鶴の間」、「桜の間」と呼ばれる三室が東から並びます。諸大夫の間は本来桜の間を指しますが、普通にはこの一棟三間の総称として用いられています。


虎の間 鶴の間 桜の間




新御車寄(しんみくるまよせ)

大正4年(1915年)の大正天皇の即位礼に際して建てられたもので、大正時代以降の天皇皇后両陛下の玄関です。

月華門



承名門


紫宸殿を囲む塀の周りに掲げられているパネルの一部。


ご成婚パレードの様子










正殿


宮中中庭に建てられた旛や桙


承名門の前に
建礼門(けんれいもん)

京都御所の正門で、天皇陛下のご通行のほか、外国元首などの国賓来訪のときに開かれます。


紫宸殿のある、南庭へ入ります。

日華門


紫宸殿(ししんでん)
即位式などの重要な儀式を執り行う最も格式の高い正殿で、入母屋桧皮葺の高床式宮殿建築です。
建物中央の階段脇には、東に「左近(さこん)の桜」、西に「右近(うこん)の橘」があり、前面には白砂の南庭(だんてい)が広がっています。

「左近(さこん)の桜」側から


「右近(うこん)の橘」側から


中央に天皇の御座「高御座(たかみくら)」、その東に皇后の御座「御帳台(みちょうだい)」が置かれています。現在の高御座と御帳台は、大正4年(1915年)の大正天皇の即位礼に際し、古制に則って造られたものです。今上陛下の即位礼の際には、東京の宮殿に運ばれて使用されました。






冊子の掲載写真





紫宸殿を後にし・・・。

清涼殿(せいりょうでん)
入母屋桧皮葺の寝殿造りの建物で、平安時代に天皇のご生活の場であったときの様式を復元して建てられています。中央には、天皇がご休息に使われた御帳台が置かれ、その手前の厚い畳が「昼御座(ひのおまし)」と呼ばれ、天皇が昼間お使いになった御座所です。
工事期間中でした。


紫宸殿の裏側を通り、門をくぐります。







春興殿(しゅんこうでん)

京都御所で行われた大正天皇の即位礼に合わせて大正4年(1915年)に造営されました。式の際、皇位とともに継承される三種の神器の一つ「御鏡」を皇居からお移しして奉安し、賢所大前の儀を行った建物です。


小御所



冊子掲載写真より





蹴鞠の庭







御学問所(おがくもんじょ)








冊子掲載写真より



入母屋桧皮葺の書院造りの建物で、和歌の会など学芸に関する行事のほか、臣下との対面にも用いられました。


前に広がる庭
御池庭(おいけにわ)




池を中心とした回遊式庭園です。前面は洲浜で、その中に舟着への飛び石を置いています。右手に欅橋(けやきばし)が架かり、対岸には樹木を配し、様々な景色を楽しむことができます。

奥にある庭
御内庭(ごないてい)




曲折した遣り水を流して、土橋や石橋を架けた趣向を凝らした庭で、奥に茶室を構えています。


御三間(おみま)





出口へ向かいます。





説明文は公式サイトを参考にしました。



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若宮八幡宮~大谷本廟~産寧坂

2020-08-03 | デジカメ紀行
若宮八幡宮


清水焼発祥の地・五条坂の途中にある若宮八幡宮は、平安時代後期の天喜元年(1053年)に後冷泉天皇の勅願により、源頼義が六条醒ヶ井(さめがい)の邸内に、石清水八幡を勧請したのが始まりだそうです。





六條八幡、六條左女牛(さめがい)八幡とも呼ばれたこの神社は、鎌倉時代には源氏をはじめ有力御家人の信仰も篤く、室町時代には足利歴代将軍の崇敬も集め隆盛を極めましたが、応仁・文明の乱の兵火で社殿を焼失してからは社地を転々とし、慶長十年(1605年)にこの地に移されたそうです。
近年(1949年とも)、陶祖・椎根津彦命(しいねつねひこのみこと)が合祀されてからは、陶器神社とも呼ばれています。
毎年八月八日の若宮八幡宮例祭の前日から四日間は、五条坂一帯で盛大な陶器祭りが開催されます。



鳥居をくぐると。

稲荷社



秋葉社



阿波天満宮





鍾馗神社




鍾馗(しょうき)は主に中国の民間伝承に伝わる道教系の神である。日本では小さな民間信仰のひとつとして主に京都や奈良の町屋、一階の上の中屋根に置かれているところが多くみられ、向かい合わせの鬼瓦や同じ鍾馗から弾かれた災いなどをはね返し家を守っています。


拝殿、本殿へ。

振り返ってみました。



ハートの形をした神石



身も心も美しく・・・。

自分の姿を映します。



拝殿


御祭神は、応神天皇(おうじんてんのう)・仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)・神功皇后(じんぐうこうごう)

左相殿に仲恭天皇(ちゅうきょうてんのう)。
右相殿に陶器神社、椎根津彦命(しいねつひこのみこと)を配祀。


蓬莱石





若宮八幡宮を後にして、大谷本廟(おおたにほんびょう)へ。

大谷本廟は、京都市東山区にある浄土真宗本願寺派(西本願寺)の宗祖親鸞の墓所です。

総門と守衛所


仏殿(本堂)


仏殿(本堂)前の噴水が花で飾られています。





墓参を終え、清水寺から、三年坂(産寧坂)へ向かいます。

清水寺



近くに、あります。




産寧坂






ぶらぶらします。










  














「八坂の塔」が、見えてきました。



  














八坂庚申堂(やさかこうしんどう)、「大黒山延命院金剛寺」




日本三大庚申のひとつで、日本最古の庚申堂でもある八坂庚申堂。本尊には「青面金剛(しょうめんこんごう)」が安置されています。
青面金剛は、庚申日に体内から出てきた三尸の虫(道教の教えによると人間の体内にいる虫のこと)を食べるといわれ、あつく信仰されました。

境内のいたるところに奉納されている「くくり猿」。
手足をくくられて動けなくなった猿の姿のお守りで、欲望のままに行動する猿を動けない姿にすることで、欲に走らないよう人間を戒めているんだそうです。
くくり猿に願いを込めて欲をひとつ我慢すると、願いを叶えてくれるとか…。


コーヒータイムです。





写真は1月4日のものです。
説明文は公式サイトを参考にしました。





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