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【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

丹生川上神社(にうかわかみじんじゃ)Ⅰ

2020-06-27 | デジカメ紀行
吉野にある「丹生川上神社」は、東吉野村の「中社」、川上村の「上社」、下市町の「下社」の3社があります。
白鳳時代からの歴史を誇る丹生川上神社は、古くから水を司る祈雨祈願の神社として信仰を集めてきました。


丹生川上神社下社( にうかわかみじんじゃしもしゃ)
天武天皇の御代に奉斎された日本最古の水の神・闇龗神(くらおかみのかみ)をお祀りしています。

5月30日に訪れました。
 




明神大社(神々の中で特に古来より霊験が著しいとされる神に対する国家が与えた称号)に列し、二十二社(国家の重大事、天変地異の時などに朝廷から特別の奉幣を受けた神社)に数えられ明治に官幣大社となる。
もとは大和神社の別宮であったと言われています。

一の鳥居


二の鳥居



拝殿


奥に本殿が見えています。




階(きざはし)

本殿への、屋根付き75段の階段です。


手水舎


御神水



祈雨、止雨の神として、祈雨時には黒馬、祈晴時に白馬を奉納されたそうです。







産霊石(むすびいし)

魂を奮い立たせる働き(すなわち生命力の象徴)があると言われます。

ご神木  欅(けやき)
  


心静かに、欅の大木の幹に手を触れて生気をいただきながら、何か1つだけ願いをかけてみましょう。
思わぬご利益に預かることができるかもしれません、と。



牛石





蛙石





鶏もいます。


  



中社、上社へ続きます。

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菖蒲(奈良県立大和民俗公園)& 観音竹の花

2020-06-24 | 花だより
奈良県立大和民俗公園
城下町として独特の歴史的風土を残す大和郡山市の矢田丘陵の東部に位置し、約26.6ヘクタールの敷地を有する都市公園で、園内には有形・無形の民俗文化財を収集する民俗博物館があります。
県内各地の典型的な民家を園内に移築展示(前回訪問)。
公園は「里山」を活かしながら梅林や菖蒲園なども、あります。

雨上がりの6月12日、菖蒲園の散策へ。




水車が見えます。







    

  

  

  







  



    


サラサウツギ
  





  


ご近所で・・・。

観音竹

ヤシ科植物の一種。20年~30年毎に1度しか花が咲かないそうです。
花期は初夏で、雌雄異株。穂状花序は長さ20-30cmで、まばらな円錐形に集まる。
花言葉「スマートな淑女」「日々の平安」






カラー(海芋 かいう)



里芋科。
南アフリカ原産。日本には江戸末期にオランダから渡来。
メガホン状のところがワイシャツの襟(Collar)の部分に似ているので「カラー」となった。
その形が修道女の襟(カラー)を連想させるところからつけられた、とも・・・。


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御陵巡り

2020-06-20 | デジカメ紀行
佐紀盾列古墳群(さきたてなみこふんぐん)は、奈良市平城宮跡の北側、近鉄大和西大寺駅や新大宮駅などから徒歩圏のエリアに広がる日本最大級の「古墳群」です。
古墳は東西2㎞ほどの地域に、しっかり見ることが出来るものから、事実上埋没、破壊されたり周辺の風景に紛れて確認できないものも含めると50基程度の古墳が確認されています。全長200mを超える巨大な前方後円墳も7基あります。

5月22日出かけてきました。

<神功皇后陵(じんぐうこうごうりょう)狹城盾列池上陵(さきのたたなみのいけのえのみささぎ)>




平城宮跡北側を中心に広がる「佐紀盾列古墳群」の西端部に位置し、奈良市郊外の住宅街を望む高台に設けられている古墳です。
全長275メートルの前方後円墳。.
全国第12位の規模を誇り、市内では「佐紀盾列古墳群」内で最大規模を誇る存在となっています。





前方後円墳の周囲には周濠が巡らされていますが、築造当初には設けられてなく、後世に造成されたものと推定されています。







すぐそばにあります。
<山陵八幡神社(みささぎはちまんじんじゃ)>



祭神は主祭神は神功皇后本人である「気長足媛命(キナガタリヒメノミコト)」
「品陀和気命(ミダワキノミコト)(応仁天皇)」
神功皇后の母親である「玉依媛命(オオヨリヒメノミコト)」が祀られています。

神功皇后は「武運」と「安産」の神、応仁天皇は「厄除開運の神」、そして玉依媛命は「育児の神」とされています。

拝殿


狛犬
  




本殿


手水舎


山陵八幡神社を後にします。
近鉄平城駅辺りです。

東方面、近鉄電車京都線の特急電車が見えています。


すぐ左手にあります。


扁額に「福松大神」。
たくさんの鳥居が並んでいます。稲荷社のようです。

踏切を渡って来ました。


さらに、東へ。






<成務天皇(せいむてんのう)狭城盾列池後陵(さきのたたなみのいけじりのみささぎ)>



全長は218メートルの前方後円墳。全国26番目の規模を誇ります。
築造は4世紀後半。
被葬者は明らかでなく、宮内庁により「狭城盾列池後陵」として第13代成務天皇の陵に治定されています。




<垂仁天皇皇后日葉酢媛命陵 狭木之寺間陵(さきのてらまのみささぎ)>


佐紀盾列古墳群を構成する古墳の1つで、西端部に位置する、約207mの前方後円墳。
宮内庁により「狭木之寺間陵(さきのてらまのみささぎ)」として第11代垂仁天皇皇后の日葉酢媛命の陵に治定されています。
殉死のかわりに初めて埴輪を御陵に立てたという説話が日本書紀に記されているのがこの古墳ではないかとされています。


<山上八幡神社>

日葉酢媛命陵の拝所の南側に隣接する陵を参拝する為の神社です。
祭神は誉田別命、天照大神、天児屋根命。

拝殿


  

拝殿の天井の絵馬


本殿

朱色ではなく、木の色がそのまま残されています。

手水舎


説明文は、宮内庁サイト、Wikipediaを参考にしました。




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公園散歩Ⅱ

2020-06-12 | デジカメ紀行
散歩がてら、鳥達の様子を・・・。

6月5日の様子







6月12日の様子




鴨家族と鷭家族





カイツブリの家族



池に潜っては、ひなに餌を与えていました。

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村屋坐彌冨都比賣神社(むらやにいますみふつひめじんじゃ)

2020-06-11 | デジカメ紀行
村屋坐彌冨都比賣神社は奈良県磯城郡田原本町にあり、縁結びの神、家内安全の神、商売繁盛の神として信仰されています。
大物主(おおものぬし)と三穂津姫(みほつひめ)の夫婦神を祭る「縁結びの神」「内助の功の神」で知られ、大神神社(おおみわじんじゃ)の妃神(きさきがみ)を祀っていることから大神神社の別宮ともいわれ、大神神社を詣っただけでは片詣り、両方詣ってさらにご利益が増すといわれています。
境内の森には、町の木である「イチイガシ」などの木が茂り、県の天然記念物に指定されています。

5月25日訪れました。

境内図


一の鳥居


二の鳥居




鳥居の横に




参道を進みます。



物部神社(もののべじんじゃ)






宮司家の祖先にあたる物部守屋など物部氏の祖神を祀っています。
祭神 御炊屋姫命、宇麻志摩遲命 
この神社は堀で囲われ、池に浮かぶ島のように見えることから弁天信仰が起こり、
市杵島姫神社(弁天さん)とも呼ばれているそうです。

見えてきました。



手水舎


拝殿


拝殿前の狛犬
  


拝殿横に
久須々美神社(くすずみじんじゃ) 別名:恵比須神社


倭鍛冶の祖と商売繁盛の神を祀っています。
祭神 天之久之比神(アメノクシヒノカミ)、事代主神(コトシロヌシノカミ)
大国主神の子、事代主神であることから、若宮とも呼びます。
天之久之比神は、天津彦根命の御子で天目一箇命(アメノマヒトツノミコト)の別名。


本殿


向かって右が三穂津姫命、左が大物主命。
建築年代を示す棟札・修理札などはありませんが、文久2年(1862年)新築願いの古文書、本殿裏面の「明治十丑二月」の落書きから幕末には建築されていたものと思われます。
桁行16.0尺(4.86m)、梁行6.1尺(1.85m)の南面した三間社流造で、極彩色が施されています。


本殿の左に
服部神社(はとりじんじゃ)


繊維染織、服飾全般を司る神。
祭神 天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)、天之御鉾神(アメノミホコノカミ)


本殿の右手に
村屋神社(むらやじんじゃ)


壬申の乱で大海人皇子軍に神託を授け勝利に導いた神
祭神 経津主神(フツヌシノカミ)、武甕槌神(タケミカヅチノカミ)、
室屋大連神(ムロヤオオムラジノカミ)、大伴健持大連神(オオトモノカケモチオオムラジノカミ)

経津主、武甕槌二神は春日四神の内の二神であることから、春日神社とも言う。
大連二神は壬申の乱(672)に、吉野軍の将として活躍し、功績が高かったため、
天武5年に合祀される。

御朱印を頂きに社務所へ。





アマビエの御朱印

公式サイトより

姿を描いて流布すると疫病が退散すると伝わる妖怪「アマビエ」。
デザイナーでもある禰宜(ねぎ)の守屋裕史さんが原画を作成されたそうです。
「アマビエ」を描いた御朱印は新型コロナウイルスが収束するまで期間限定で授与されています。

マンホール

田原本町唐古・鍵遺跡のシンボルタワー「桜閣」と、町の花「すいせん」をデザイン化したものです。


説明文は公式サイトを参考にしました。

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公園散歩

2020-06-03 | 花だより
カメラを持ってふらっと・・・。
春は桜、雪柳、レンギョウ等が見られ、現在、池は、睡蓮が広がっています。




フェンスの向こう側の池です。






  

  





池にいるのは・・・。

鷭(バン)



ツル目クイナ科、体長は35 cm程で、ハトくらいの大きさの鳥です。
成鳥のからだは黒い羽毛におおわれ、背中の羽毛はいくらか緑色をおびています。額にはくちばしが延長したような「額板」があります。足と足指は黄色くて長い。
名前の由来は、「クルルッ」と大きな声で鳴き、水田を外敵から守る「番」をしている鳥、ということから。
湖沼、川、水田、湿地などで繁殖し、関東以南の湿地で越冬。
長い足を高く上げながら水際や浮いた水草の上を歩き回ります。泳ぐことも水にもぐることもでき、足に水かきはありません。


食性は雑食性で、昆虫、甲殻類、植物の種などいろいろなものを食べます。近年、公園の池などで、人から餌をもらうものが増えたそう。

子育ての真っ最中のようです。







池のまわりは・・・。




  

    

  


鴨の姿も。


鴨も、子育て中のようです。








近くで見つけました。
ユリの花

5月23日撮影

木蓮(もくれん)科、背丈は15m以上にもなるそうです。
初夏5月頃、高い枝の上の茂った葉の間に、おわんのような大きな黄色の花が咲きます。
1890年(明治23年)のちの大正天皇が皇太子の頃に、小石川植物園を訪ね、そこにある日本最古のユリノキ種の木を見た際に、
その木を「ユリノキ」と命名したとされています。
  
公園の写真は5月17日から6月にかけて撮影したものです。
日本野鳥の会のサイト、ウィキペディアを参考にしました。

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