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8月カレンダー

2024-07-31 | 絵手紙

厳しい暑さが続く8月。

8月の代表的な和風月名は、「葉月(はづき)」です。

葉月のもっとも有力な語源説は、「葉落ち月」が変化したという説です。旧暦8月は、現在の9月頃ですが、昔は葉が落ち始める頃だったようです。
「葉落ち月」も、そのまま、8月の異称として使われました。
ほかに、稲の穂がふくらむ月という意味の「穂張り月」が変化したという説もあります。

 

8月カレンダー

 

8月の異称は・・・

「月見月」(つきみづき)

旧暦では7月から9月までが秋とされ、8月は真ん中の秋なので「仲秋」。


「青秋」(せいしゅう)

昔は、8月になれば、心地よい秋風が吹き、さわやさが感じられたようです。「秋風月(あきかぜづき)」や「清月(せいげつ)」も旧暦8月をさします。


「燕去月(つばめさりづき)」

燕は、春に日本に飛来し、子育てをし、旧暦8月頃、南の国に渡って冬を越すので、「燕去月」という異称もつきました。
昔は日本のどこにでも、燕と入れ替わりに雁(かり)が渡ってきたので、8月のことを「雁来月(がんらいげつ)」ともいいました。


「木染月」(こぞめづき、きそめづき)

木の葉が染まり始める月ということす。
旧暦8月は、今の9月頃。「こぞめづき」は「濃染月」とも書きました。また「紅染月(べにそめづき・こうぞめづき)」という異称もあります。

「竹春」(ちくしゅん)

初夏に出てきた筍(たけのこ)は、旧暦8月頃には、立派な若竹になり、筍に栄養を回して、葉が枯れたようになっていた親竹も、いきいきとよみがえり、若葉を茂らせます。

竹だけは春なので、この時期は「竹春」と呼ばれるようになり、旧暦8月の異称としても使われました。


「草津月」(くさつづき)

「草津月」の「つ」は、「の」という意味の古語で、「津」は当て字。
旧暦8月になると、少し日差しもやわらぎ、照りつけられ、しおれがちだった草が、息を吹き返したように元気を取り戻す時期です。
草の月という意味で、草津月と呼ばれるようになりました。


「壮月」(そうげつ)

「壮月」も旧暦8月の異称です。
「壮」には、盛ん、活力に満ちているという意味があり、「草津月」と同様、草が元気になるということを表しています。

 

 

 

 

説明文はウェザーニュースを参考にしました。


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