【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

瓢箪&三つ葉アケビ

2016-10-18 | 花だより
瓢箪

瓢箪は、「三つで三拍(三瓢)子揃って縁起が良い、六つで無病(六瓢)息災」などといわれ、縁起物として掛け軸や器、染め物などの意匠にも見られます。
そのため、豊臣秀吉の「千成瓢箪」に代表されるように、多くの武将が旗印や馬印などの意匠として用いました。

果実を加工して作られる「ひょうたん」は、「瓢」の「箪(容器)」という意味。
果肉部分を除去し、乾燥させたものが容器として水筒や酒の貯蔵に利用され、弦楽器、打楽器、管楽器、笛、笙などに使われています。

絵手紙の画材にしたあと、1個ですが、加工してみました。

ヘタをくり抜き水に浸け、中身を取り出します。

からになったところで、干します。


サンルームで支柱にさして干しました。

ヘタをくり抜いたので「栓」を探します。


子供が小学生の頃、夏休みの宿題で使った工作の材料が
残っていたので・・・。

これかな?

削って、紐をつけて、完成です。

アクリル絵の具などで、色付けや絵を描いたりするんですが、そのままでも自然に色が変わってよさそうです。







何年か前に植えた「ミツバアケビ」。





蔓、葉、根、果実には薬草としての効能があると言われています。中でもつる性の茎は木通(もくつう)という生薬です。

昔から山遊びする子供の絶好のおやつとして親しまれてきました。
果皮はほろ苦く、内部にひき肉を詰めて油で揚げたり、刻んで味噌炒めにするなどの、山菜料理として親しまれているそうです。

成熟した蔓は、籠を編むなどして工芸品の素材として利用できます。

昨年、今年とたくさん花が咲いてたのですが、今年初めて「実」がつきました。




中身は?。


下を見ると・・・、残念!。来年に期待します。


説明はウィキペディアを参考にしました。

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大和文華館

2016-10-05 | 花だより
中国工芸名品展(於大和文華館)



中国の工芸は、多様な技術を磨き、洗練を加え、魅力的な作品を生み出してきました。本展観では、中国工芸より陶磁・金工・漆工に注目し、その名品を展示します。

中国の陶磁は、世界に先駆けて青花磁器を生み出したことに代表されるように、先進的な技術に満ちています。
漢時代の緑釉、唐時代の三彩、北宋・南宋時代の白磁や青磁、元時代の釉裏紅、明時代の青花や五彩、清時代の紛彩など、世界をリードしてきた中国陶磁の流れを見ることができます。

中国工芸の歴史の中でも、殷から唐の古い時代を中心に隆盛したのが金工です。豪華な輝きをもつ金工は、富と権力の象徴であり、力強い造形や精緻な装飾が施され、祭祀や儀式、宴会を彩りました。

中国の漆工は約六千年前まで遡りますが、洗練された作品が残されるのが漢時代以降です。滑らかで美しい光沢の漆塗り、塗り重ねた漆を彫って文様を表す彫漆、貝殻を切り嵌め込む螺鈿、文様を彫り色漆をうめる存星など、多彩で華麗な装飾技法が展開しました。

10月1日、行ってきました。

門を入ると、左手の松林の中に、以前から気になっていた新しい神社が見えます。







平成16年10月にあやめ池遊園地から移した鉄道神社です。
伊勢大神宮、熱田神宮、生国魂神社、春日大社、住吉大社など近鉄ゆかりの御分霊と生駒トンネル工事の犠牲者などがお祀りされているそうです。

館に入り・・・。
学芸員の方による説明を聞きながらまわります。

金工
細金細粒細工飾金具(パンフレットより)

蝉の模様です。蝉はおめでたい模様なんだとか・・・。

蝉は日本では儚さの象徴・外国では生命力の象徴とされています。

7年間土の中にいて、羽化して成虫になると7日間しか生きられないと言われ、 もののあわれに感銘を受ける日本人の美意識を強く揺さぶるようです。

中国では、幼虫期の長さと土から這い出てきて飛び立つところから、蝉は再生と復活のシンボル、生命力の強さを感じる生き物であるようです。
玉などをセミの姿に彫った装飾品が新石器時代から作られてきました。
翡翠や金属でつくられた蝉の工芸品・装飾品が多くあるようです。

蝉に対する見方が変わりました。

絵手紙、蝉の抜け殻

絵手紙教室の先生がモチーフとして、いっぱい集めてこられました。
その時は「エーッ」「抜け殻?ー」とか、ワイワイ言いながら
描いたのを思い出します。


いつものように、庭へ。

キンモクセイ




ハギ






芙蓉











ガマズミ実


ツユムシ


説明文は、大和文華館ホームページ、ウィキペディアより。

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夏から秋へ

2016-10-02 | 花だより
窓をあけると甘い香りが入ってきます。

御近所さんの「金木犀」が咲き始めました。




満開までは時間がかかりそう。


10月に入り「秋」を感じることが増えました。

我が家の庭でも、夏の名残と秋の準備?。

<アサガオ>




<フウセンカズラ>






右、アサガオ。
左、フウセンカズラ。人形「南天九猿」の頭に使いました。



<しそ>

この夏、薬味で大活躍!。

<猩々草>



今年も庭中に咲きました。来年も期待できそう。

<ホトトギス>




<ツユクサ>




<蝉の抜け殻>

給湯器に。

<コルチカム(イヌサフラン科)>



ヨーロッパ、北アフリカなどに約60種が分布する球根植物。

球根は、6月頃、地上部の葉が半分ほど枯れ始めた時に掘り上げ、日陰で乾かし、風通しの良い涼しい場所でネットなどに入れて保管。
秋(9月中旬~10月)になると、土に植わっていなくても花が咲く
空気栽培です。
咲き終われば土に。葉っぱはその後で出てきます。
自然に分球して増えていきます。
その繰り返しですが、我が家では、ここ何年かは、植えっぱなし・・・(笑)。

<千両>


<ムラサキシキブ>


<皇帝ダリア>

ぐんぐん伸びています。楽しみ。


撮影日:9月29日




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