保健福祉の現場から

感じるままに

画像診断報告書確認不足

2024年04月12日 | Weblog
R6.4.11時事「肺がん疑い、3年余放置 通院の高齢患者死亡―名古屋大病院」(https://www.jiji.com/jc/article?k=2024041101138&g=soc)が目にとまった。昨年もR5.5.26朝日「CTでがん疑い見つけたのに伝達ミス、後に患者死亡 兵庫の県立病院」(https://www.asahi.com/articles/ASR5T75MJR5TPIHB00T.html?iref=com_apitop) 、R5.7.14毎日「肺がん疑い、7カ月伝えず 長寿健診の70代男性に病院謝罪 京都」(https://mainichi.jp/articles/20230714/k00/00m/040/023000c) が報じられていた。医療事故情報収集事業(https://www.med-safe.jp/)で「画像診断報告書の内容が伝達されなかった事例(第26回報告書) -画像診断報告書の記載内容を見落とした事例」(https://www.med-safe.jp/pdf/report_2020_3_R002.pdf)が出ていたが、 H29.11.10「画像診断報告書等の確認不足に関する医療安全対策について」(https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000904871.pdf)、H30.6.14「画像診断報告書等の確認不足に関する医療安全対策について (再周知のお願い)」(https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000904896.pdf)、R元12.11「画像診断報告書等の確認不足に対する医療安全対策の取組について」(https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000575997.pdf)の発出が続いている。H30.7.19日本医学放射線学会「画像診断報告書の確認不足等に関する医療安全対策についての見解」(http://www.radiology.jp/jrs_about/message.html)が出ていたが、R3.4.19医学界新聞「画像診断レポートの見落としを防ぐ「二重確認法」のススメ」(https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2021/3417_04)も参考になるかもしれない。AI、遠隔診断、電子カルテアラートなどの技術面からも改善が期待される。 
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