保健福祉の現場から

感じるままに

コロナ反転

2024年05月22日 | Weblog
R6.5.17沖縄タイムス「新型コロナ感染、沖縄で5週連続増加 定点あたり12.04人、10人超えは昨年9月以来【5月6~12日】」(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1361182)。
R6.5.23西日本新聞「福岡県内の新型コロナ感染者4週ぶり増加 13―19日、溶連菌は2週連続増加」(https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1214447/)。
R6.5.23女性自身「5類移行から1年も…今も続く「コロナ感染死」3カ月で1万3千人超が死亡」(https://jisin.jp/domestic/2327341/)。
R6.5.24南日本新聞「新型コロナ感染者 2週連続増える 鹿児島、全国3番目の多さ」(https://373news.com/_news/storyid/195346/)。

R6.5.21Web医事新報「新型コロナ13週ぶりに増加―新規感染者数は全国で13,652人[感染症発生動向調査2024年第18週(4月29日~5月5日)]」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=24339)が目に止まった。感染症疫学センター(https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc.html)の「新型コロナウイルス感染症サーベイランス速報・週報:発生動向の状況把握」(https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/12015-covid19-surveillance-report.html)、IDWR速報データ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/data.html)の「定点把握疾患(都道府県別)」 と「新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料(発生状況)2024年」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00461.html)で発生状況がわかる。また、「死亡診断書(死体検案書)の情報を用いたCOVID-19関連死亡数の分析」(https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/00001.html)は 今年2月分(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001249713.pdf)まで公開されており、COVID-19関連死亡数(Ⅰ欄)は令和5年12月1346人→令和6年1月2942人→2月3284人、COVID-19関連死亡数(ⅠまたはⅡ欄)は令和5年12月2484人→令和6年1月4990人→2月5766人と増加傾向にある。 大半が後期高齢者と思われるが、「死亡診断書(死体検案書)の情報を用いたCOVID-19関連死亡数の分析」(https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/00001.html)は年齢階級別に示されるべきと感じる。R3.9.7NHK「“第5波”若い世代の死者増加 東京8月は最も高い割合に…」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210907/k10013247861000.html)の頃とは明らかに違うであろう。R6.4.23「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第10.1版」(https://www.mhlw.go.jp/content/001248424.pdf)p4「今回を最後の改訂とすることにいたしました」とあるが、p39~「薬物療法」で、厚労省「新型コロナウイルス感染症に関する令和6年4月以降の対応について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/00003.html)のR6.3.5「新型コロナウイルス感染症 令和6年4月からの治療薬の費用」(https://www.mhlw.go.jp/content/001219096.pdf)が記されないのは不自然と感じる。高額療養費制度(https://www.mhlw.go.jp/content/000333279.pdf)があっても、R6.3.6FNN「支援策3月末終了へ…負担額増すコロナ治療薬に医師「衝撃的な金額 購入ためらうんじゃ」」(https://www.fnn.jp/articles/-/667425)と感じる方が少なくないかもしれない。R6.2.8日本感染症学会・日本化学療法学会・日本呼吸器学会「新型コロナウイルス感染症治療薬の公費支援の継続および高齢者肺炎球菌ワクチン接種の経過措置の継続に関する要望書」(https://www.jrs.or.jp/information/file/gakkai_covid19_240213.pdf)では「海外と比べて国内は感染した人の割合が低く、特に重症化リスクの高い高齢者はまだ十分な免疫が獲得されているとは言えません。今後も、国内で新型コロナウイルス感染症の流行が起こる可能性は高く、検査、ワクチンに加えて治療薬の自己負担が増えることにより、診療拒否や治療拒否の患者が発生することが想定されます。」「すでに治療薬の自己負担割合が3割の方が9千円になった昨年10月以後、流行の再燃が示唆される現時点においても、治療薬の処方を拒否する患者も発生しております。現在日本の各地域で入院患者が急速に増加してきていることを考えると、今後さらなる自己負担の増加によって、多くの患者が処方を拒否する状況に陥ると、結果的に医療逼迫につながる可能性もあります。」とあったが、完全無視されたようである。R6.5.23女性自身「5類移行から1年も…今も続く「コロナ感染死」3カ月で1万3千人超が死亡」(https://jisin.jp/domestic/2327341/)では「コロナ治療薬などの自己負担が増えたことも拍車をかけている」とある。なお、「コロナ後遺症」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00402.html)に関して、R6.5.8時事「コロナ後遺症、相談絶えず 医師「感染対策継続を」―「5類」移行から1年」(https://www.jiji.com/jc/article?k=2024050800142&g=soc)で「5類移行後も相談に訪れる患者は減っていない」とある。最近もR6.3.29「新型コロナウイルス感染症の罹患後症状に悩む方の診療をしている 医療機関の公表等について」(https://www.mhlw.go.jp/content/001061171.pdf)、R6.4.12「新型コロナウイルス感染症の罹患後症状に関する障害認定の取扱いの周知について(依頼)」(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001246574.pdf)が発出され、R6.5.8共同「コロナ後遺症対策を支援 官房長官、5類移行1年で」(https://www.47news.jp/10893613.html)が出ているが、R6.5.8産経「コロナ後遺症は500万人以上? 治療薬、処方断る患者相次ぐ」(https://www.sankei.com/article/20240508-X5G3CV2INBIALBRCUEI4GNIUGM/)が報じられている。ところで、R6.5.21Web医事新報「新型コロナ13週ぶりに増加―新規感染者数は全国で13,652人[感染症発生動向調査2024年第18週(4月29日~5月5日)]」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=24339)の「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎;定点当たり報告数は2.69と3週連続で増加し、過去5年間の同時期の平均と比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は前週と同じく山形県(11.54)、鳥取県(8.42)、北海道(8.17)である。」が気になる。「溶連菌感染症」(https://www.mizuho-m.co.jp/information/oyakudachi/strep/strep.html)(https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/group-a/)に抗菌薬を使えないようではいけない。「医療用医薬品供給状況」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/kouhatu-iyaku/04_00003.html)では薬剤不足は解熱鎮痛薬に限らず広範囲に渡っているが、「医療用解熱鎮痛薬等の供給相談窓口(医療用解熱鎮痛薬等110番)について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29794.html)では「解熱鎮痛薬、鎮咳薬、トラネキサム酸、去痰薬」以外は絶対に受け付けられないのであろうか。R6.2.27現代ビジネス「「東京一極集中で地域医療が崩壊」「前例のない薬不足」…日本医師会会長が語った「医療制度の課題」とは」(https://gendai.media/articles/-/124812)の「コロナの時は解熱剤がないということがありましたが、今は、普通に抗菌剤がない。子どもの抗菌剤が途絶えていて、命にもかかわる状況です。」(https://gendai.media/articles/-/124812?page=3)ではいけない。「生活と支え合いに関する調査(旧:社会保障実態調査)」(https://www.ipss.go.jp/site-ad/index_Japanese/ss-seikatsu-index.html)の2022調査結果(https://www.ipss.go.jp/ss-seikatsu/j/2022/SSPL2022_gaiyo/SSPL2022_gaiyo15.pdf)p165「受診や治療が必要と思われる病気やけがをした際に実際に必要な受診、治療をしなかった者は前回調査よりも2.0%ポイント増加していた。」がさらに上がらないとも限らない。
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