今年8月に行われた「第19回中学生王将戦」において優勝された浅沼立輝さんに、12月27日(火曜日)、倉田哲郎箕面市長から箕面市長表彰が贈られました。
浅沼さんは、小学2年生の時におじいさんから将棋を教わり、その後将棋教室に行ってみたところ、思いのほか勝つことができ、将棋がどんどん面白くなっていったそうです。
今大会優勝後に日本将棋連盟の「新進棋士奨励会」へ入会されたため、今後は今大会のようなアマチュアが参加する大会には参加できないそうです。
奨励会では月2回、1日あたり3局の対局をこなしながら、普段はプロ棋士の棋譜を並べて勉強したり、コンピュータと対戦したりして棋力の向上を図っているそうです。
奨励会は6級から3段までの階級があり、昇級条件を満たす成績を収めれば昇級していきます。4段まで昇級すればプロ棋士となりますが、プロ棋士になれるのは全体の2%だそうです。
今後の目標について伺うと、「みんな一生懸命に勉強しているので、勝ち続けることは難しいですが、早く昇級できるよう頑張ります」と仰いました。
倉田市長は、「厳しい世界ですが、プロ棋士を目指して頑張ってください」と激励しました。