撮れたて箕面ブログ

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かやの広場で「まんどろ火祭り」が開催されました。

2015年08月11日 | こんなことがありました!

8月8日(土曜日)、かやの広場で「まんどろ火祭り」が開催されました。


まんどろ火祭りは、京都の愛宕神社から西国街道を通って箕面に伝わったお祭りで、約300年にわたる古い歴史があります。愛宕神社は、防火の神として知られており、萱野地域では古くから愛宕神社でいただいた札を火伏の神として、山のうえにある社に祀っていました。
また、「まんどろ」の語源は「万燈籠」から来ていると言われており、まんどろ火祭りは愛宕信仰に加え、先祖の迎え送り火、虫除け、豊作願いなどの意味があると言われています。

萱野では、稲、北芝、芝、白島、坊島、西宿、今宮、外院などの地区でまんどろが行われていましたが、近年では担い手不足により減少し、今では白島、北芝、芝の3地区のみの開催になっています。

そうした中、「かやの中央まち育て交流会」が中心となって、この伝統行事「まんどろ火祭り」を再現したいという思いで平成16年に復活させました。それから毎年開催され、今年でもう12回目を迎えます。

この日は、激しい夕立もあり開催が心配されましたが、まんどろが始まる前には雨もやみ、たくさんのかたが参加・観覧されました。

お祭りは、子どもたちの提灯行列から始まり、子どもたいまつと大人たいまつが続きます。担ぎ手たちは、「まんどろ灯せ」とかけ声をかけながら、千里川の川辺をゆっくり練り歩きます。子どもたいの提灯行列はとてもかわいらしく、一方、たいまつの行列は、炎が揺らめき川面に映る光景がとても幻想的です。

そして、最後に、北芝のむぎわらたいまつが登場します。約2メートル近くある棒の両端に激しく燃え上がる麦わらたいまつは圧巻で、担ぎ手が勢いよく回すと、両端の麦わらたいまつから火の粉が飛び散ります。その迫力ある光景を見た観客の皆さんからは歓声が上がっていました。

 

<見たことがないかたは、ぜひ来年見に行ってみてね!

 

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