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豊能地区3市2町合同防災訓練が実施されました~26機関約350人が参加しました~

2015年11月19日 | こんなことがありました!

11月19日(木曜日)、午前10時から箕面市立第一総合運動場(スカイアリーナ)で、豊能地区3市2町(豊中市、池田市、箕面市、豊能町、能勢町)による合同防災訓練が実施されました。防災訓練には、大阪府や自衛隊、警察、電力会社、ガス会社、鉄道会社など26機関から約350人が参加しました。

この合同防災訓練は平成13年度から毎年実施されており、災害時の自治体における状況判断や対応の確認を行うとともに、電力やガス、鉄道といった関係機関との連携強化を目的としています。

今年の訓練は、当日の午前7時に太平洋沖南海トラフ沿いを震源としたマグニチュード9.0の地震が発生したことを想定し、震災発生3時間後の午前10時から開始されました。


この訓練は図上シミュレーション訓練で、コントローラー(進行管理者)から各機関に建物倒壊や、火災、断水、停電、死傷者多数など実際を想定した状況が与えられます。参加機関は、時間経過とともに次々と与えられる状況に応じて、避難指示の発令や、被災者救助、避難所の設営、ライフラインの復旧など多岐にわたる対策を講じます。

訓練中、余震や火災が新たに発生したという状況も与えられ、自治体では災害対策の優先順位を決め迅速に活動していました。例えば、大阪府や警察と道路の通行状況について情報を交換し通行止めの措置をとったり、ガスや電気などライフラインの復旧状況を各社に確認するなど、関係機関とも電話で訓練を行いました。

また、自衛隊は各自治体に連絡要員を派遣し、被害状況などの情報収集を行い本隊に報告をするとともに被害に応じた対応を検討する訓練などを行っていました。

このほか、訓練会場では防災に関するパネルや装置の展示も行われ、訓練見学者が見学されていました。

訓練を終えた箕面市役所市民安全政策室の岡田室長は、「各自治体における緊急時の予測、判断、意思決定能力の向上を図ることができたうえ、警察、自衛隊、電力、ガス会社などライフラインの関係機関との連携強化が重要だということを再認識しました」と話していました。

 

<何度も訓練をして、災害に備えることが大事だね!

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