11月25日(水)、大阪市消防局高度専門教育センター(東大阪市三島)で、府内すべての消防本部(28消防本部)が参加して人命救助と消火活動の技術を競う「第3回大阪府下警防技術指導会」が行われました。
訓練は木造2階建住宅の2階から出火した想定で、2階のベランダにいる逃げ遅れた人を救出し、火災を完全に消し止めるまでの所要時間と安全・確実性を審査するものです。
今年も昨年に引き続き、東分署員4名が出場しました。
4名のうち1名は実務経験3年以下の隊員であることが条件となっているため、今年は東分署で1番若い隊員(入署3年目)が出場しました。
隊員4名がポンプ車に乗り込み訓練想定の建物へ向かいます。消防車両の運転技術も審査内容に含まれています。
車両停車後、隊長と隊員は現場に駆けつけるため、重量約20㎏の装備を背負い全速力で走ります。
現場に到着すれば、三連梯子を伸ばし、2階のベランダへ進入します。
活動は逃げ遅れた人の救出を最優先とし、三連梯子を使って救出します。
逃げ遅れた人を救出後、消火活動に移ります。外からの放水が完了すれば、隊長と隊員で建物の中に進入し、建物内の火災の消火活動を行います。
箕面市消防本部は惜しくも最優秀賞は逃しましたが、所要時間で28消防本部中5位と健闘しました。
この指導会を通して得た知識と技術を基本として、更なる消火・救助技術向上のため日々訓練に励みます。
<これから年末にかけて忙しくなるけれど、市民のみなさん「火の用心」だけは忘れないでね!