11月24日(火曜日)に阪急宝塚線沿線観光あるき無料ガイドツアー「才ヶ原林道コース」が開催されました。
今回の「才ヶ原林道コース」は、箕面観光ボランティアガイド(MVG)による案内を聞きながら、箕面の紅葉の見どころをめぐるというとても贅沢なコース。
事前に申込みをいただいていた24名の方が、あいにくの曇り空にも関わらず、元気に阪急箕面駅前に集合しました。
午前10時、ボランティアガイドからコースと注意事項の説明を受けた後、3班に分かれていざ出発。
まずは、滝道を通って聖天橋から聖天展望台をめざします。
この日の天候でも、聖天展望台から南を向けばあべのハルカス、北を向けば、紅・黄・緑の木々のグラデーションを楽しくことができました。
今年は、暖かい日が続いたせいか、例年より色づきが遅いようです。それでも、道中の紅葉を見るたびに、参加者からは歓声が上がったり、写真を撮る姿が見られました。
その後、みのお山荘 風の杜に到着。
途中、急なのぼり坂がありましたが、参加者のみなさんはなんのその。足取りはとても軽く、スイスイ登られていました。
みのお山荘 風の杜の紅葉は、まさに今が見ごろ。上を見上げれば、紅と黄の見事なグラデーション。下は、赤いもみじのじゅうたんととても贅沢な空間でした。
その後、才ヶ原林道を通って、こもれび展望所へ。
雨がポツポツと降り始め、風が強まってきたので、先へ急ぎます。
ビジターセンターで待ちに待ったお昼です。ビジターセンターの紅葉も見ごろを迎えていました。
雨もやみ、日も差してきたので、紅葉を楽しみながら、おしゃべりしながら、お昼を取り、ゆっくり疲れを癒すことができました。
お昼を終えて、また才ヶ原林道へ戻り、次は雲隣展望台をめざします。
途中、自生している草花について、参加者はボランティアガイドの説明に耳を傾けていました。
見上げると、つばきもきれいな花を咲かせていました。
普段、見落としがちな草花に目を留めることができるのも、ボランティアガイドの説明があるからこそ。
雲隣展望台でも、街中を一望することができました。
足元に気を付けながら、紅葉のトンネルを通って、箕面ドライブウェイまで下ります。
その後、一目千本を通り、箕面大滝に到着。
大滝周辺の紅葉は、あともう少しですが、それでも参加者の皆さんは思い思いに写真を撮っていました。
滝道を通って、瀧安寺前広場でゴールが一般的ですが、これもボランティアガイドとめぐるツアーならでは。
途中、左岸を通って、いつもとは違う箕面公園を楽しみました。
見落としがちな「ライオン岩」。ライオンの横顔のように見えませんか?
最後は、瀧安寺の歴史について説明を受けて、瀧安寺前広場で見事ゴール。
約9キロの見どころ満載のコースを歩き終えて、「景色が良かった」「知らないことが学べて良かった」など、参加者の皆さんは満足そうに帰路につかれました。
今年度の阪急宝塚線沿線観光あるきはこれで終了となりますが、来年度も実施予定です。
ホームページやもみじだより等で募集しますので、ぜひチェックしてください。
<モミジーヌも来年は参加したいモミ~!!