本年7月26日(金曜日)から28日(日曜日)の3日間にわたり、北海道立総合体育センターで行われた第30回全国少年少女レスリング選手権大会小学生の部5年生36㎏級で優勝し、同大会5連覇の偉業を達成された千森稔矢さんに11月21日(木曜日)、倉田哲郎箕面市長から市長表彰が贈られました。
千森さんは今回の表彰で3年連続3回目の受賞です。なお、この大会には、全国各地の精鋭160クラブ・1013名が出場されました。
はじめに、倉田市長はこのたびの5連覇を祝福した後、「5回目の出場となると試合には余裕をもって臨めるでしょう」と問いかけると、千森さんは「準決勝戦までは自信がありましたが、決勝戦は前回と同じ相手とは言え、東京の強いチームの選手と知っていたのでかえって緊張しました」と答えられました。
併せて、千森さんから、5・6年生各クラスのチャンピオンを対象に、今年から始まった(公財)日本レスリング協会主催によるナショナルトレーニングセンターで行われた3泊4日の『U-12MPAキャンプ』に参加してきたことの報告がありました。
MPAとは、本年2月より文部科学省の委託事業で、メダル・ポテンシャル・アスリート育成システム構築事業の略称です。各種目における有能なアスリートの潜在能力をメダル獲得を有するアスリートまで確実に引き上げるシステムを構築するとともに、各強化段階にあるアスリートを次段階へとステップ・アップさせるための特別強化・育成事業で、そこには全国から将来のメダル候補者が集まりました。
そして、倉田市長からキャンプでの様子についていろいろと質問があり、千森さんは「参加者は今までの大会の常連が多く、さらに仲良くなれてよかったし、施設の立派さに驚きました。また、ソウルオリンピック金メダリストの佐藤満さんからお聞きしたお話に感激しました。マット練習では、クラスの枠を超えて100㎏を超える人ともやりました」と嬉しそうに話されました。
また、倉田市長が「レスリング競技がオリンピック種目に残って良かったですね」と言うと、「はい」と大きくうなずきながら答えられました。
最後に倉田市長は「今回の経験を活かして今の実力を伸ばし、来年もいい報告をしにここに来てください。期待しています」と激励しました。
<稔矢くん、5連覇おめでとうございます。未来のオリンピック選手をめざしてガンバッテェ~!来年も待ってるよ~!