撮れたて箕面ブログ

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メキシコの春はどんな感じですか?

2022年03月09日 | 国際交流員から

皆さん、こんにちは!あっという間に3月になりましたね!そろそろ春が始まり、暖かくなりますよ。私はメキシコ クエルナバカ市出身の国際交流員クラウディアです。1月に書いたブログでは、メキシコの「¡Feliz año nuevo! 明けましておめでとうございます!」を紹介しましたので、まだ読んでいないかたは、是非読んでみてください!

今月のブログでは、メキシコの春について紹介します。メキシコは北半球にあるので、日本と同じように四季があります。春分の日は、メキシコや日本をはじめ、北半球の国々では記念日とされています。この日は地球のどこにいても昼と夜の長さが同じと言われています。

メキシコで春に咲く花「ジャカランダ」

メキシコでは、春分の日に様々なイベントが行われます。例えば、毎年春分になるとテオティワカンにある太陽のピラミットには大勢の人が集まり、頂上に登ります。階段は360段あり、1段ずつ登らないといけません。3月21日にピラミッドを訪れる人々のほとんどが白い服を着て、身体のエネルギーの浄化と更新の儀式を行います。ピラミッドの上まで上がったら、両腕を上げて太陽の光を手のひらに与えるようにします。

テノチティトラン「太陽のピラミッド」

この上の写真は、メキシコにいる友だち「ベティさん」が、太陽のエネルギーをもらっています!下の写真はテノチティトランにある太陽のピラミッドです。
次に、ククルカンの神殿でのイベントを紹介します。メキシコ南部のユカタン半島にあるチチェン・イッツァと呼ばれている場所で行っています。

チチェン・イッツァ遺跡「ククルカンの神殿」

チチェン・イッツァは7世紀にマヤ文明に建てられました。この遺跡は1988年に世界遺産に登録されています。このピラミッドはマヤ文明の最高神であるククルカン(羽毛のある蛇の姿の神)の神殿と呼ばれています。アステカ文明では、このククルカンという神様をケツァルコアトルと呼んでいます。

ケツァルコアトル神

ククルカンの神殿では、毎年春分「3月」と秋分「9月」の日に特別な現象が起こります。夕日が沈む時に太陽の光が階段にちょうど当たり、北階段の下の9層のピラミッドに影を映し出します。その影は羽を持つ蛇の姿をしており、まさにククルカンが天から舞い降りてくる降臨現象と言われています。この現象を見るために毎年世界中からたくさんの観光客が訪れます!

メキシコでは、春には様々な花も咲いて、冬眠していた動物も起きて、木々がもっと美しくなります。是非メキシコの春の魅力に触れに来てください!

メキシコで春に咲く花

さて、このブログを終える前に、春に一番使うスペイン語の言葉を少し学びましょう!

Primavera「プリマベラ」です。3月21日~6月20日です。

Estaciones「エスタスィオネス」です。四季のことです。

Flor「フロル」です。花です。

Sol「ソル」です。太陽です。

Árbol「アルボル」です。木です。

<プリマベラはいいね!

箕面市では、2月1日から4月30日まで、統一キャンペーン「子どものSOSサインに1つでも気づいたら迷わずにお電話を!」を行っています

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