撮れたて箕面ブログ

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古代メキシコと私

2024年05月30日 | 国際交流員から

赤の女王 ラ レイナ ロハ(La Reina Roja)

¡Hola! (スペイン語の挨拶)
国籍:メキシコ(México)
氏名:オーランド(Orlando Zamora)
職業:国際交流員
趣味:水泳、習字、登山、ファッション

¿Te gustan los museos?(「テ グスタン ロス ムセオス?」日本語:博物館は好きですか?)
今年の2月6日(火)から5月6日(月)まで、国立国際美術館のB3階展示室で「古代メキシコ マヤ、アステカ、テオティワカン」という特別展がありました。電車内や公共の場など、いたるところでこのイベントのポスターを見かけ、とても興味深く、また、メキシコでよく訪れた美術館を思い出していました。そこで、日本での展示はどんな感じだろう?と思い、今回行ってみました。そこには、目を引く展示品がたくさんありましたが、その中でも目玉は「赤の女王」です。この女性の身元はまだ不明ですが、メキシコシティの国立人類学博物館に石棺が展示されている有名なマヤの王、キニチ・パカル1世の妻ではないかと考えられています。私は、偶然、日本に来る前にパカル王展を見たので、日本でその対となる赤の女王展を見ることが出来て嬉しかったです。

左:雨神のトラーロック
右:テオティワカンのピラミッドにある「羽毛の蛇」という神の像


展覧会では、テオティワカン、マヤ、アステカという3つの異なる文化に関する展示を見ることができました。これらの展示からは、カラフルで目を引くものがたくさんありました。また、メキシコでよく知られている作品や、初めて見た作品もありました。

メキシコでは多くの家庭で古くからの習慣が残っているのですが、メキシコの伝統的な地域でいまだに使われている調理器具、メタテというものが展示されていて驚きました。現在もその時代から残っている芸術品を通して、当時の人々の暮らしぶりを垣間見ることができるのも、新しい発見でした。興味深かったです。

古代メキシコのマヤ人の像

メキシコは長い歴史を持ち、さまざまな文明から成る国なので、まだ多くの謎があり、研究が続いている時代もあり古代メキシコの細部まで知るには少し無理があると思うこともあります。しかし、それらの謎を解明したいという熱意が、多くの人々をメキシコ史の研究に向かわせているのだと思います。


マヤ人頭部模型の像

この展覧会は東京で開催されたこともありましたが、大阪でも開催されて非常に喜ばしいです。2国間の文化交流の重要な部分は、お互いの歴史的なルーツを知ることだけではなく、両国の特徴や芸術の起源を発見することだと考えています。

トゥーラのアトランティス像

この展覧会には、上司や同僚と一緒に行きました。また、知り合いも見に行っていました。メキシコに住んでいたときも似たようなことがあり、日本文化に関する展覧会があるたびに、興味のある同僚や友人と一緒に行きました。このように、他国の歴史を学ぶことで、他国の人と繋がれると思います。

ギフトショップで買った「羽毛の蛇のケツァルコアトル」


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