8月5日(月曜日)、箕面市青少年指導員連絡協議会(下鍛治会長)より、倉田箕面市長に「危険箇所・問題箇所点検結果改善要望書」が提出されました。
この「危険箇所・問題箇所点検結果改善要望書」とは、毎年5月~6月にかけ、箕面市青少年指導員連絡協議会が市民などに呼びかけて行った「危険箇所・問題箇所点検活動」で見つかった危険箇所・問題箇所をもとに、市に対しての改善要望をとりまとめたものです。
「危険箇所・問題箇所点検活動」は子どもたちがより安全に地域で過ごすことができるよう、箕面市青少年指導員連絡協議会が中心となって行うもので、昭和57年から40年近く続く活動です。各小学校区ごとに、子どもたちを見守る多くの地域の方々、箕面市、警察関係者、子どもたちが一緒に校区内を歩いて回り、通学路や遊び場を中心とした危険箇所・問題箇所の点検活動を実施しています。
市民と行政が連携して行う点検活動は、全国でも珍しい取り組みです。今年度は5月11日(土曜日)から6月23日(日曜日)にかけ、延べ900名が参加し実施されました。
市内の全ての小学校区(14校区)において、通学路や公園など子どもの身近な場所に潜む危険箇所・問題箇所を点検した結果、一時停止や車に減速を促す路面標示を塗り直してほしいところ、見通しの改善が必要なところ、横断歩道をつけてほしいところなど623件の危険箇所・問題箇所の改善要望がありました。
今年度の危険箇所点検について下鍛治会長は、「昨年度起きた地震や豪雨災害で、どのような点が危険なのかという視点は変わったように思う。また、点検実施の直前に大津市での保育所園児死傷死亡事故が発生し、ガードレールや路面標示などをこれまで以上にチェックする意識が働いた」と話されていました。
箕面市青少年指導員連絡協議会では、危険箇所について市に改善要望書を提出するとともに、自分たちでできる改善は自分たちで行おうと、水難やちかんなどの注意看板や電柱巻の設置を行ったり、道路でよく見かける飛び出し注意の人形を設置するなど、改善活動も行われています。
市では、青少年指導員の方々が市民のみなさまと子どもたちの安全を守るため点検活動を行い提出された改善要望書にもとづいて、改善にむけて調整し取り組んでいきます。そして、12月をめどに協議会へ経過報告、さらに、来年4月をめどに結果報告する予定です。
<危険箇所・問題箇所点検活動のおかげで、箕面の子どもたちは守られているんだね!市民だれでも参加できる活動ということなので、来年はみんなで参加するモミ~。