今年2月に行われた「平成30年度全国高等学校総合体育大会第68回全国高等学校スキー大会」(主催:公益財団法人全国高等学校体育連盟ほか)及び「第74回国民体育大会冬季大会スキー競技会」(主催:公益財団法人日本スポーツ協会ほか)に出場された正垣良健さんに、3月22日(金曜日)、倉田哲郎箕面市長から箕面市長表彰が贈られました。
正垣さんは中学生の時には陸上部に所属されていましたが、小さい頃からご両親に何度も連れて行ってもらったスキーをやりたくて、スキー部のある現在の高校に進学したそうです。
正垣さんは現在高校2年生で、先日の国体出場後に部を引退されています。同学年の部員にはまだ残っている人の方が多いそうですが、勉強に専念するため早めに引退することに決めたとのことでした。
今回正垣さんが出場したクロスカントリースキーは、全長10kmのアップダウンのあるコースをスキーで滑ってゴールタイムを争う競技です。
とても過酷な競技で、ゴール後に選手が倒れ込むシーンがテレビ中継で見られますが、「あの人たちは上級者で、自分の力を使い切っているのでああなりますが、自分はそこまでではないので倒れるまでにはならないんです」と話されました。
今後のことについて伺うと、「大学に進学して、アルペンスキーに転向しようと思っています」と話されました。好きなスキーを続ける一方で、「生物学系が好きで、農学部に行ってお米の勉強をしたいと思っています」とも話されました。 高校3年生となる4月からは、雪が多く降ってスキーがたくさんできて、お米の勉強もできる地域の大学を目指して、勉強に専念するそうです。
倉田市長は、「スキーも学びたいこともそこにあると思えば、勉強も頑張れますね。大学で大会に出場することがあれば、また表彰させてください」と激励しました。
<正垣さん、おめでとうございます!ひとまずスキーはお預けだけど、大学で思う存分スキーを楽しむモミ!