撮れたて箕面ブログ

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1月17日全市一斉総合防災訓練が行われました!

2016年01月20日 | こんなことがありました!

1月17日日曜日、箕面市では、震度6強の地震を想定した全市一斉に総合防災訓練を実施しました。
市では、毎年阪神・淡路大震災が起きた1月17日に大規模地震の発生を想定した全市一斉総合防災訓練を実施することとしており、今年は4回目の訓練となりました。

今回の訓練では、午前9時に震度6強の地震が発生した想定でシミュレーション訓練を行うため、午前9時に全職員にメールで参集を呼びかけ、訓練参加職員は公共交通機関を利用せずに参集し災害対策本部を立ち上げました。
近所に住んでいる職員は10分足らずで参集し、45分程で災害対策本部機能がフル稼働しました。

 

また、訓練の一環として、災害発生時に、防災協定を締結している自治体やインフラ事業者など関係機関に、実際に電話をかける情報伝達訓練を行いました。

 

 

今回の訓練は、初めての日曜日開催となり、たくさんの市民が訓練に参加し、大地震発生想定の9時直後、自治会、マンション管理組合で黄色いハンカチを使った住民の安否確認が行われました。

小学校区単位で組織されている地区防災委員会では、避難所を開設し、自治会からの安否情報の報告を受ける訓練、防災講演会、そのほかにも家族みんなで参加できる防災に関するゲームやスタンプラリー、非常食の試食などさまざまな訓練を行いました。

 

萱野小学校では大阪府警察による高性能救助車及び救命ゴムボートの展示、箕面警察署員による訓練が行われました。

高性能救助車(救助活動に必要な人員や資機材を、迅速に現場まで運ぶことができます)

 

運転席に乗って写真を撮る子どもたちもとても楽しそうにしていました。

 

 

 

箕面警察署員により、倒壊家屋で室内に閉じ込められた要救助者を助けるための訓練を披露していただきました。
災害で倒れてしまったブロック塀、その中にある鉄筋や出入り口をふさぐ柱をチェーンソーで切断し、混乱する災害現場で迅速かつ適切に救助するためのとても迫力のある訓練になりました。

 

 

箕面市消防本部救急隊によるトリアージ訓練も行いました。
トリアージとは、大規模災害などで傷病者が発生し、医師や看護師の数や薬などが不足している場合、ひとりでも多くの命が救えるよう、多数の傷病者を重症度と緊急度によって分け、治療と搬送の優先度を決定して選別を行うことです。

 

 

 

トリアージの必要性の説明のあと、トリアージ判定が行われました。
負傷者が多数発生したときには、救護、搬送、治療の優先順位を決定するためにトリアージ判定を行います。

 

 

 

 

トリアージ判定の解説が行われ、現場では、呼吸停止、意識がないなど、救助されても生存の可能性が低いと判断できる場合には、搬送、治療の優先順位が低くなる過酷な判断をせざるを得ないこともあることを話しました。

 

 

 

 

 

 

中小学校では、自衛隊によるトリアージ訓練が行われました。

自衛隊からの災害現場での活動経験の話のあと、中小地区防災委員会の方々が、患者役として迫真の演技を行いました。

 

 

 

 

 

どちらとも緊迫感のあるトリアージ訓練となりました。

 

 

 

 

他の校区でも、クイズラリーやゲーム、救護訓練、炊き出し訓練などたくさんの訓練が行われました。

 

東小学校
防災クイズラリー及び毛布の担架でボールを運べゲーム

 

 

萱野東小学校

箕面市内で環境整備に携わる関係3団体の協力により、災害時に使用する車両の展示、サバイバル食器作り、毛布を使った簡易担架づくり

 

 

 

 

 

 

 

 

豊川南小
救援救護訓練及び炊き出し訓練

 

 

 

 

 

 

このブログだけではお伝えしきれないほど様々な訓練が行われ、たくさんのかたにご参加いただきました。
ありがとうございました。

 

 


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