1月24日(土曜日)、1月25日(日曜日)、2月1日(日曜日)の3日間、「世界の文化を知ろう!~学生たちが見た生きた学び~」が開催されました。
この催しは、大阪大学と箕面市との連携協力に関する協定により、大阪大学大学院言語文化研究科及び外国語学部と箕面市が連携して企画したセミナーで、今年度で2年目となります。
今年はデンマーク編、スペイン語圏編、インドネシア編の3講座が開催されました。
このセミナーの特徴は何と言っても「学生が主体であること」です。準備から発表、進行まで、全て大阪大学大学院言語文化研究科と外国語学部の学生が中心となって行われています。
前半は学生によるプレゼンテーション、後半は現地のお茶やお菓子を楽しみながら参加者と学生との交流会という二部構成で行われました。
1月24日(土曜日)13時半より デンマーク編(会場:みのお市民活動センター)
<プレゼンテーションテーマ>
1.デンマークの概要
2.デンマークの若者と政治
3.デンマークの教育
4.デンマーク人と幸福
(左下:ハートのクラフトづくり 右下:学生の手作りポストカードをお土産に)
1月25日(日曜日)13時半より スペイン語圏編(会場:大阪大学箕面キャンパス 研究・講義棟B棟)
<プレゼンテーションテーマ>
1.カリブの南国 キューバの魅力とその裏側
2.アルゼンチンでの日常生活
3.実際どうなの!?メキシコシティで生きのびる方法~食べ物、交通、家、治安について~
4.一押しスペイン文学お教えします!!~小説、演劇編~
2月1日(日曜日)13時半より インドネシア編(会場:みのお市民活動センター)
<プレゼンテーションテーマ>
1.バリ島におけるインドネシア人と日本人との国際結婚の実態
2.インドネシアにおける日系企業によるBOPビジネス
3.マレーシア版ちびまる子ちゃん!?アニメUpin&Ipinの魅力
4.ローカルハラルビジネスと日本におけるハラルの在り方
学生たちは、大学での研究成果や留学経験などを、写真や動画などを使って分かりやすく発表しており、参加者は興味深そうに聞き入っていました。
交流会では珍しい現地のお茶やお菓子が用意され、皆さん初めて体験する味を楽しんでおられるようでした。
(左上:デンマークのお菓子 右上:南米で飲まれているマテ茶 左下:粉が沈んでから飲むインドネシアのコーヒー)
海外へ全く行ったことのない人、現地で働いていた人など色々な方が参加されていました。
皆さん思い思いに学生との交流を楽しんでおられ、どのグループも大変盛り上がっていました。
各回ともに約30名から40名の参加者のもと、和やかな雰囲気の中セミナーは終了しました。
普段なかなか接点のない大学生と市民の皆さんですが、お互いに新たな学びと出会いがあったようでした。
<どの国も行ったことないけど、キレイな写真を見たり珍しいお菓子を食べたりして、すごく身近に感じたよ!来年も参加したいな~