箕面市役所1階ロビーに設置している義援金の募金箱に、3月15日(火曜日)、箕面市在住の小学2年生(女子児童)から、被災者へ向けた手紙 『今回の地しんでこまっている人へ』 を添えて、義援金1260円が寄せられました。
(手紙の内容)
『今回の地しんでこまっている人へ』
「このお金は、お兄ちゃんにおたん生日プレゼントのお花をかうはずだったお金です。ところがお兄ちゃんとそうだんして、ぼきんすることにしました。おたんじょうびプレゼントをわたしたつもりにしました。わたしは、せんそうで、心をいためさせてしまった、中国やかん国までたすけにきてくれているのがとってもうれしくなると思います。わたしは、そんな中国やかん国はやさしいなあ、ておもいます。なのではやく元気になってください。」
この児童は、小学5年生の兄にどうしても誕生日プレゼントをあげたいと、1年間、少しずつお金を貯金箱に貯めてきたとのことです。
ところが、今回の地震の被災者のことを知り、募金もしたいけれど、兄にプレゼントも渡したいとの葛藤があり、泣きじゃくっていたそうです。
そこで、母親から「今の自分の気持ちを紙に書いてごらん」と伝えたところ、この手紙を書いたそうです。
中国と韓国の話については、兄に戦争の話をしているときに隣で聞いていたり、テレビのニュース番組などを見て何かを感じ取っていたのかもしれないとのことです。
なお、兄の誕生日は3月12日(土曜日)だったそうです。
児童が寄附したこの義援金1260円は、児童が洗濯物をたたんだら20円など、いっしょうけんめいに家のお手伝いをして母親からもらった分で、兄のために1年間こつこつ貯めていたものだそうです。
<お手紙読んで、ちょっと泣いちゃった。このお手紙は、モミジーヌが必ず被災地のかたに届けるよ。義援金や救援物資の受付は、こちらでやってるから、ご協力お願いします。