蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

白洲次郎の前後左右、斜め

2024-05-14 | 読む人々には興味ない話
白洲次郎のルーツを辿るウォーキング。
身体はいきなり体調が悪化して、日曜日、母の日で娘たちが来てくれるというのに、ぎりぎり直前まで寝込んでいた。

身体は悲鳴をあげたが、白洲次郎への興味はムクムク。
Googleで調べ始めると止まらない。
インターネットでは不十分だし、ところどころ間違いがある。
参考図書、資料書籍を購入しようかと本気で考える。
それは、なにも白洲次郎本人だけへの興味ではない。
今はまだ白洲次郎は、1番最後にさらっと目を通す段階。
過去(わかっているのは14世紀ぐらい?諸説あり)から白洲次郎に行く着くまで、さらに、それ以後、令和にはどうなっているのか、そして、枝分かれした人々はどうなったのか?
それを調べたら、全然調べ尽くせない。
当たり前だけど。
肝心の白洲次郎への関心が1番低かったことに、今回、驚いた。
漫画の主人公みたいにカッコイイ人、と、上べだけをさらっと見ていた。

だが、彼は明治生まれのオボッチャマなので、時代が違う。
それを言うなら、彼の先祖はもっと時代が違う。
明治で社会構造、産業基盤、階級が、ころっと激変した。
継続しているのは、廃業しても引き続きやっていけている、ごく一部の元武士ぐらい。
(呉服屋さんや、酒・醤油蔵元なども創業は江戸時代というところもある)
それと、農民。(海、山の第一次産業従事者も)

わたしは、小学校から今まで社会科歴史は成績はボロボロ。
ろくすっぽ、わかっていない。本も読まない。
知識も見識もない。
そのレベルでの感想。

日本人は農耕民族で、(平安時代はお公家さんが上のようだが)やがて、僧侶が勢力を増したり、江戸時代にはピラミッドの頂点に武士がいて、その近くあたりに皇族がいるのか、と、今更ながら感じた。
明治以降は権力者が権力構造を入れ替えたり、成功を掴むのは、時代が変わる時のドサクサもある。
元武士は、頭が良く、勉強家で決断力があるのだなあ、、、と、またまた今更ながら思った。
男性の面々、特に老齢の男性が、明治維新や戦国時代〜江戸の始まりあたりの日本史が大好きなのが、よくわかる。
「大化の改新」とかは、遠すぎてピンと来ない。マニア向け?
近代史に比べると、史実を現す物証も、少ないだろうし。
時代は、「どうして」「どうやって変わって行ったのか」に興味がある。
歴史を学ぶと面白いことが詰まっている。
そんなのは大嫌いな人にとっては、大嫌いだろう。
林住期を過ぎ、遊行期に向かうと、過去の流れを知ることにより、自分が生きて来た足跡、時代が浮き彫りになる。
わたしは、オタクで引きこもりなので、調べたりして自分だけ楽しむのが好きだ。

ちなみに、白洲次郎、正子夫妻も、派手なパーティは苦手だったらしい。
唯一、ここだけは、わたしとの共通点。

三田藩主、九鬼家について、ウォーキングで一緒になった人と、隣で、おにぎりを食べながら聞いた話がある。
職場に九鬼という苗字の人がいて、出身は三田ではなかったが、その人の周りは苗字は九鬼だらけだったらしい。
実際の親戚も多いだろうけれど、名字帯刀が許された後も、こぞって九鬼と名乗ったのかも知れないと推測されていた。
藩主となった九鬼さん、その地から綾部と三田に分かれ、何もない山の中の僻地に飛ばされたようだ。
(鳥羽から移封された)
日本は狭い。日本中に、いろんな人が散らばっている。

九鬼家代々、歴代三田藩主たちが眠る寺。
墓がある寺の写真は撮らなかった。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。