蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

また、やってしまった

2024-05-15 | 日々のこと
やってしまった。
またもや。
いつも、とても、重々、気をつけているのだが、、、。
電車の改札機で、はたと、パスケースからパスカードを出そうとすると、、、ない。
ない、ない、ない。
よく見かけるシーン、改札機の前で、切符かなにかを見失い、カバンの中見、全てを必死で探している、気の毒な(アルアルである)高齢の人になっている。
が、、、ないものは、ない。
体温が、ツツツーと下がる。
顔半分にザザザと数本の縦線。
しかたない、別の交通カードを使う。
失くしたパスカード分の交通費を余計に支払わなければならなく高くつくが、当たり前。
仕方ない。

なぜ、ない?
最後に使ったのは、いつだ?
土曜日、3日前。
白洲次郎や九鬼家のお墓の写真を撮って体調が一気に悪くなった、あのウォーキングの帰り。
よくよく、考えてみる。うーーーん、、、
精算機を使って現金を足して精算したまま、パスカードを精算機から抜かなかった疑いが発生。
それに違いない。

出かける行きに、紛失が発覚したため(電車で使えなかった)、憂鬱な気持ちになった。
が、行き先では、すっかり忘れものをしたことを忘れ、楽しく過ごした。
スイッチは即座に切り替わる。
でも、帰りに、またパスカードのことを思い出した。
そして、下車、降りぎわに、失くしたと思われる、自宅からの最寄り駅(A駅)の窓口で問い合わせたところ、預かってくれているとのことで、ほっとした。
精算機に放置されていたパスカードを届けてくれた人に大感謝。
駅員さんのこれまた丁寧で親切で優しく礼儀正しいこと。
感激した。
よっぽど、わたしが困り果てて弱々しかったのだろうか。
憔悴しきっていた風情だったのだろうか。
保管されているのは、問い合わせたA駅から、その線の終着駅B駅に既に移されていた。
で、すたこらA駅からB駅まで、4駅乗って終着駅B駅で、連絡が届き待ち構えている駅員さんからパスカードを受け取った。
B駅の、落とし物担当係のその駅員さんがまた優しい人。
本当に「人当たりの良い人」に当たる日だ。
やっぱり、人は、こころに与える大きな影響力がある。
B駅からUターンし、ほっこりあたたかい気持ち、良かったね、と、安堵と労い、ご褒美気分で、最近は滅多に買わないベーカリーショップで、パンを買って帰った。
単純明快な明暗はっきり。



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