蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

劣等感の塊を丸呑みしたまま、毒を他人に向ける人

2017-12-14 | 趣味
誰にでも劣等感はある。
もし劣等感が無い人がいたら、その考え方自体に劣等感を持ったほうがいい。
現実を全く見ていない、井の中の蛙だからだ。
たとえ、トップであっても未来永劫には続かない。
○○は永久不滅だ、と豪語した人もいるが。
あの時がピークだったと検証の材料にされるだけだ。
バブルも、はじけるからバブルなのだ。

さて、
劣等感には色んなタイプがある。
現実を把握し、モチベーションのバネにする人。
諦める人。
人の足まで引っ張り下ろす人。
頭を切り替える人。

一番難儀なのは、そのポジションから抜けられる見通しがない場合。
抜けたくても抜けられない。
しかも事実はよく掌握している。
気持ちも切り替えられず執着する。
そういう人には、事実を知らないことが「最大の不幸」から免れる方法。
しかし、知ってしまったとしたら、それ自体が不幸である。
今更元には戻れない。

そういう人は連帯すると強いパワーを発揮するのかも知れない。
歴史を紐解けば、大きなうねりを生じさせる。

今の世の中では?
政治の話になると、わたしは専門外。
専門家に任せる。

長年、組織で冷遇された恨みを抱え、怨念を蛇のごとく丸呑みにし、じわりじわりと自分より下の者をいびる。
性格のねじ曲がった人は、存在する。
外面では判断できないので、どんな人に出会っても、穏やかな菩薩顔の下に隠された夜叉を感じたら、いつでも撤退できるよう、荷物をまとめてスタンバイしておくに限る。
ニュートラルな可動ポジションをキープする。
走るのが速い、逃げ足が速い人は、こういう時に長所を発揮できる。
足は鍛えておかねば。

せっかくの撒いた塩、自分の傷口に擦り込むことになるような行動や考えはしたくない。

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