へんな洋食屋カフェ

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雨降りの中、常連の中学生来店。中学生とは書いたが、オイラの末っ子の同級生で二ヶ月程前から音楽対決をしに来店する訳である。元来、ドラムスを習っているのでカホンだってかなり叩けるが、常には4ビートとか8ビートのロックや吹奏楽を打っているのでオイラの様な変形8ビートとか16ビートのサンバとかボサノバに併せて叩く機会が無い訳である。今日は、雨降りの中に中学生の一家も後々来店し勢揃いとなったので一曲誘ってみた。勿論、打ち合わせや稽古なんか無い全くの即興デュオ演奏である。オイラが選んだ曲はアップテンポの8ビートタンゴ其の名も「リベルタンゴ」である。途中、中学生の叩き(カホン)がメインだから二度ほど彼のカホン・ソロに誘い込み大袈裟に終了した。家族、拍手喝采で即興演奏の緊迫感にも驚いていた。我が末っ子も居たのだが、こんな事を切っ掛けに音楽趣味も如何なモノか？と親として考えた。

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雨降りや台風で野菜は高い。高い時には高い割には品物は良くない。寧ろ、悪い。市場で作られる変動相場は需要と供給の元に成り立つが、市場は産地へも品薄だからと巻きの薄い羽物野菜(レタスやキャベツや白菜やほうれん草等)を要求する訳だからギュッと巻いていないレタスなんかでも一玉300円に為ってしまう。で、そんなレタスは四五人前しか録れないのである。赤字だ。もう少し待てばギュッと巻いて立派なレタスに為るのに市場は要求するから高値での取引に為るんだなっ！逆に豊作ならば安く品質も良いのである。此が、本当の旬と言える訳である。「旬」なぁんて謂っちゃって皆さんが挙って買うのは「旬」という語呂や口調で早い物という感覚でしょ？初物なぁんて事も言うが大概は大高値ですなっ！本当の旬は、豊富に出回り品質も良く、しかも安い事である。見栄や体裁や対面がそうさせるのか新製品や初物には弱いのが常だ。話は変わるが、ギターなんて下ろし立て五年間くらいは鳴りません。自ら弾き込んで育て上げてこその木の楽器である。包丁
だって打ち立ては斬れません。更に砥石でしごいて凡そ五年後くらいに使い始める訳である。

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久しぶりに料理の話。最近に為って大手レストランとかホテルのレストランとか色々様々で偽り表示でお客さんを寄せて、しかも通常価格よりも安く提供していた有名店の内部告発で露に為ってきた。時間の問題でもあったのだが、それにしても食品業界は偽りが多いなっー！詐欺でもあるなっ！で、外食産業が一波一からげで偽りだと消費者は判断しかねない訳である。だいたいが、国産食材がそんなに安い筈はない。料理人の職人たる技術だって安売りは出来ない。オマケに店を借りたり、改装したり、スタッフを揃えたりしている訳ですな。マトモな料理がワンコインとか食べ放題とかしないでしょ？世の中の製品の殆どが生産国表示をしているのに、食品だって原産国表示しているのにプレートに載った料理が偽りとは如何なモノか？しかも、お客さんはその宣伝や書き添えで入店し満足したりしているのである。口上で尋ねられたら如何に答えているのだろう？マサか、その店のスタッフがその場で偽りとは謂えまいっ！後ろめたい気持ちの葛藤に苛まされている筈である。企業は利潤追
求とは言うものの偽りまでして、しかも偽りの宣伝までして、しかも偽りの営業笑顔までしてして稼ぐのは如何なモノか？オイラは尋ねられたらちゃんと答えていますので、是非とも産地や原産国を聞いて下さい。原価までは謂えません。

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昨夜、カホン奏者が「道場破り」に出掛けるという事でカホンをケースに詰めて出向いて行った。最近、開店した隣街のライブハウスで本格ジャズに立ち合いである。近々に報告もあるだろう。オイラも15年前にはあちこちのライブハウスへ出掛けたり、ジャズ趣味の方々との賭勝負をして鍛えられた事は先日書いたばかりである。やはり、上達の決め手は演奏勝負の中で自らのスタイルを築いていくのが最良である。緊迫した即興演奏で音鳴りの空気圧を身近に味わう事で、聴覚から視覚から肌を通す空気圧から、又その場の雰囲気から学ぶ訳ですなっ！オイラもギター歴40年に為るが不明なフレーズとか不可解なリズムなんかは音楽趣味の方には遠慮せずに教えを乞う。自己解決では時間が掛かる事象でも早くに解決が可能なばかりか趣味仲間創りにも為るのである。とか何とか言っていると後輩が来店して「探してみたら二枚出てきたよ」と小容量のSDカードを持ってきてくれた。驚くべきは、諦めていた16メガであった。此で一連のSDカードメガシリーズは
完成した。8メガ16メガ32メガ64メガ128メガ256メガ512メガと揃った訳である。残るは16メガのCFカードとなった。

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パソコン入手の後に色々と気に掛かる事も発生してカメラ雑誌で研究だ。つまり、パソコンに取り込んだ写真データも決して安全ではなくプロのカメラマン達はあの手この手を駆使して保存しているとの事だ。しかしながら、オイラは素人だから貴重な写真とか歴史的写真とか芸術的写真を撮影している訳ではないのでデータがぶっ飛んでもさして困らない。だが、それはそれなりにせっかく保存した写真データが消えて無くなるのも勘弁して欲しいので文献(古本屋でのカメラ雑誌だが)を調べている。先ず第一に金銭的負担が無い方法である。戴いたパソコンの保存容量はとても膨大で256ギガだが、ぶっ飛んだ際のダメージはデカイ。で、後付けハードディスクを買う、若しくはちょこちょことDVDに焼く、若しくは大容量(35ギガとか64ギガ)のメディアカードにも保存しておく等と書かれている。DVDの円盤は経済的負担が小さい。大容量メディアカードの経済的負担は大きい。外付けハードディスクだって万金以上である。思案は更に続く
訳である。しかしながら負担々とは書いたが、今まで戴いたデジカメ関連のパソコンに至るまでの諸々は金高に換算したらトンでもない額に違いない。

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休日を入れ替えての営業は正解であった。たくさんの来客に恵まれ色々なお客さんとの会話も弾んだのだが、其の中に席から立ち上がり店内をぐるぐる眺めている旦那さんが居て、立ち止まった場所がハンチング帽子を並べて架けている所である。そういえばご主人も仕立ての良いハンチング帽子を被っていた。テーブルまで挨拶に出向くとご主人は仕立屋さんでハンチングも拵えている方であった。こうなったらオイラの気持ちも納まらず様々を尋ねる。すると「せっかくだから一つ拵えてプレゼントするよっ！」と言ってくれた。オイラはご主人の気が変わらない内にテープを出して頭周りの寸法を採って貰う。奥さんもご一緒だからいつか近い内に必ず、どうしても、絶対に、きっと拵えてくれるに違いない。楽しみだなぁ！ご主人曰く、20年以上の帽子経験が有るでしょ？でないとこれ程に上手くは被れないからなっー！とも言ってくれた。つまり、専門家が見ても似合うという事でもあるに違いない。と、自己都合推測である。今日の振替営業は正解であった訳である。

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山手を元町へ下りてパチパチと撮影する。曇り空なので白い空をファインダー内に入れて撮影すると白ボケしてしまい良い絵には為らないのである。こんな時はモノクロ撮影に切り替える。デジカメはこんな場合にとても便利ですなっ！フィルムカメラの時には一々モノクロフィルムに替えての面倒な撮影だったし、中途半端にフィルムも巻き上げなくては為らず不経済でもあった。ISO感度だってフィルムを替えなくては為らなかったのだが、デジカメではカメラ内で直ぐ様に変換が出来る訳である。港へ出て観光客なんかの姿を撮影した後は、中華街へ入城だ。入城と書いたのは間違いではなく、あの地域は一種のお城だからだ。此処では色彩豊かな店頭飾りや看板やお土産がごちゃごちゃと並んでいるので再びカラー撮影の機能に切り替える。中華街の路地裏まで入り込んで広角レンズで自動露出に切り替えてシャッターを押すのみの設定にして撮影しまくる。パチパチと撮り捲り、あっという間に都合200枚を撮影した。連写ではありません。一々撮影しての200枚である
。関内近くのマックで一服する。マックトースト100円、アイスコーヒー100円、マックシェイク120円の320円の一休みだ。マックから出れば、もうすっかりしぐれて夕方である。ネオンも点いてもう通常撮影では手振れを起こす危険性があるのでISO感度を800にして手持ちでパチパチと撮る。横浜橋商店街の夕方の喧騒もなかなか見物で韓国食材屋とか中華食材屋とか魚屋、八百屋、用品屋と一々撮影して歩く。商店街を抜けるとすっかり晩となり先週に引き続き夕景撮影をしながら帰宅した。バス代210円、一服代320円で計530円の大旅行であった。

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パソコン入手のセイで(オカゲで)徘徊撮影散歩に楽しいというか新境地が開けてきそうである。たくさん寝た後に曇り空にもかかわらず出動した。天候は怪しいので市内は中区の旧市街徘徊だ。山手方面を回る市営バスに乗り込み山手の丘で降車し目の前にとある本格派の甘味定食屋が在った。存在感が凄い。タダモンではない雰囲気でさっそくカメラを構えると小扉がガラッと開く「写真撮影は不味かったかな？」と、開き直り帽子をとって挨拶する。其のセイか店に招かれてコーヒーをご馳走になる。これ、決して嘘ではありません、本当の出来事です。創業50年の本格的な店内、本格的な80歳ご夫婦の営業である。コーヒーが出る時に調理場の扉が開くと調理場の奥にこれまた本格的な餅つき器が鎮座。こうなったオイラは止まらない。せっかくだから店内撮影、ご夫婦撮影、ついでに本格的餅つき器も撮影させて戴く。何でも初対面にも関わらずコーヒーまでもご馳走してくれたのは帽子を脱いでまでのちゃんとした挨拶とご夫婦もオイラのスタイルにただ者では
ない何かを感じたらしい。店を出たのは２時と為っていた、さぁて徘徊開始である。

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戴いたパソコンをサムソナイトから出す日がやって来た。プロカメラマンが教えに来てくれたのである。マァ一度で理解～解決～習得は無理なのは判るので幾度かは面倒をみて戴く事に為りそうだが、とにかく有り難い。先ず、彼がパソコンの様子を診る。ハードディスクの容量は256ギガであったのでオイラなんかのアマチュアならば一生涯イヤっ！壊れるまでは使用が可能らしい。手取り足取り教わる。何でも起動や途中経過よりも終わる時が重要との事である。実際に写真データを取り込んで大画面19インチで画像を眺めると圧倒的な大きさである。ちょっとしたピントの狂いも手振れも判明してしまう大画面だ。発色も大変綺麗で実際ビックリしたなっー！で、片付けまでも教わるが彼は教えるのはとても上手で例えも解りやすい。その後、一服しせっかくだからとカホンも叩いてもらい先日から直しているウェイブの稽古をつけて戴くと修復が出来ていたのでホッとした。更に、もう一曲「風のささやき」で煽られ色々な心の悩みもぶっ飛んだ訳である。さっそく来ていただ
いて良かったなっー！

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生憎の雨降りは一日中続いた。オカゲで(オカゲでというかセイで)ランチ時の一時だけが忙しく一時からは暇潰しの日曜日である。今日は、些か常連のハモニカもカホンも来店せず一人孤独にカメラ雑誌を総ざらえしギターも弾き捲り掃除もやり捲り夕方に至る。なんか、こんな調子で雨降りだし給料日前だし今晩は来客も見込めないなっー！なぁんて書いていると、先週に知り合い、なんとなく相性の合うギター弾きがこの雨降りの中に来店してくれる。ジャンル違いだが、かなり上手な方でオイラも勉強になる。雨降りなので自前の楽器は持ち込まなかったのでオイラの楽器を弾いて戴いて今日はオイラがカホンを打つ。交代しては彼がカホンを打つ。お互い、リズム系のギタージャンルだから巧くはないが叩ける事は叩ける訳である。彼のギターはオイラの全く弾けないジャンルなので憧れるなっー！とか何とか言っている内に携帯が鳴る。オイラのパソコン入手を確認してプロカメラマンが連絡してくれた訳である。もうこうなると後はカメラマンに教わって何とか習得して活
用したいのは世の常である。パソコン教室なんか通っていたら月謝も掛かるし休日を利用しての時間的な問題も発生するのだが、カメラマンが教えてくれたら幸いである。しかしオイラは何から何まで他力だなぁ！