へんな洋食屋カフェ

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リズム系で直したい曲が再び出た。やはり長年弾き続けた曲でボサノバの名曲「イパネマの娘」と「男と女」だ。「男と女」の方はどう弾いてもあの曲通りなのだが、譜面上で三ヶ所を詰めなくては為らない。此れは市販の譜面を見ても詰めているし、常連のピアノ教師に尋ねてもそうだった。要するに譜面の書き換えが必要なのと組んでいるカホン奏者への理解も必要である。「イパネマの娘」はボサノバで弾くと譜余りが出そうで何となくヤバいがサンバで弾けば音が詰まりやり過ごせる訳である。いずれにしても一度、カホン奏者の打楽器伴奏の中で修正しなくては世に出る事は無理である。色々様々なジャンルの創造的な作業の場合、よく謂われる生涯勉強だっ！という言葉はまさにその通りだ。イパネマの娘も男と女も早30年間は弾き続けたが今に為り修正という作業に廻り逢えたのもカホン奏者のお蔭と言える。大概は、そこで今までの遣り方を押し切る奏者が多いがオイラは生涯勉強を思い立ち不覚を自覚して修正を選んだ訳ですなっ！修正で学ぶ事も多く、不覚の積み重ねを
引き摺らないでまっさらにする技術を習得したのである。へんな拘りを捨てる技術、間違い押し通さない技術、教えを乞う技術と様々な技術を学べる訳である。