へんな洋食屋より発信!

横浜市南区にある洋食屋から旬な話題を発信します。

へんな洋食屋

2009-12-15 06:26:14 | Weblog
今朝は、仕込みに追われる。今夜の店側お委せ宴会の遣り繰りである。金高も伸すのでメニューに無い料理の提供に思案していた当日である。海老のトマトソース煮なんかはメニューに無い、焼きナスも無い、牛ヒレ大刺し霜降握り寿司も無い、蟹カルボナーラも無い。何れもメニューに載せても金高が張り売れない訳である。オイラは、和食出身だからこういう料理は得意であるし素材を活かす技術には達したつもりで仕込みはするが仕上げの半分は其の場の空気で行う。お客さんの飲み物やお腹の減り具合を判断し「景色」とする訳である。で、其の景色は数分で消え失せる。お腹の中に呑み込まれるからだ。景色と言えば、オイラの寝床の景色と言うか有り様も風情があるなっ!室情であるが、歴史書の散らかり、老眼鏡のあちこち、ギタービデオの山積と中々に良い景色でありオイラの人と也を表す。つまり、室情はオイラの個人的私生活の景色な訳だ。では、勿論一家の家情も有って其れも一家の景色だなっ!だから、一族の景色も存在し町内の景色も在り区の市の県の国の景色も在る訳
だ。馬鹿馬鹿しい。

へんな洋食屋

2009-12-15 06:26:02 | Weblog
思えば、楽器の修復。今年の始め頃に古ギターの表面板の割れを修復したのだが白漆での繕いのうっすらとした繕い跡が正に「景色」である。で、音色も以前よりも味わい深い感じがする。此れ、「音色」プラス「景色」なのだ。繕ったギターに更為る音の味わいが加わり音の景色が広がった訳だなっ!そう考えると、金属カメラに着いた傷や擦れ跡やぶつけた凹みなんかも「景色」であるなっ!先日にヒビの入ってしまった後塗りライカM3の明かり採り窓を修理に出そうと考えていたが何しろ2センチ四方の磨りガラス一枚の交換で15000円。思案していたが、昨夜の美の壺での割れの景色でライカの磨りガラス割れも「景色」と判断決定し景色を大事に味わう事にした。つまり修理には出さない事にした訳である。だからもうナンでもカンでも「景色」だ。バイクの錆びも景色だし、靴の傷も、時計のアタリ傷も、ジャンパーのほつれも、革バッグの引っ掻き傷も全てが「景色」だなっ!もうやけっぱちだが、そう考えると愛しくも可愛くも為る。高校時代に頑張ったサッカー
での足やオデコの縫い傷も「景色」だろっ!玄関の上がり框の傷も景色に違いないっ!景色は観て、鑑賞して楽しむ事に意義がある。古傷を見詰め直そう。新た為る趣味の分野の発見だっ!