へんな洋食屋より発信!

横浜市南区にある洋食屋から旬な話題を発信します。

へんな洋食屋

2009-12-12 06:28:52 | Weblog
排水溝の蓋の様などうでも良い話で恐縮だが、ランチタイムが木曜日にしては忙しかったので其の蓋の上をガンガン踏む訳である。ビクともしない重厚さに安心感と工作技術の高さに国立博物館クラスである。東京は上野の森の国立博物館の最深部に勿論ガラス張りのケース越しに鎮座しスポットライトを薄暗く浴び、側には屈強な警備員さんも三交代で配備されている。だろう。更に、蓋を持ち上げる「取っ手」に至るや実用芸術品だなっ!当然、手造りであり取っ手の輪は溶接されているから輪が開く様な可能性は皆無。力加減もすこぶる適当で使い勝手も良く、持ち歩きたい程である。知らない方が見たら、何の事やら首を捻るであろうがそういう気持ちの持てる常備したい取っ手なのだ。

へんな洋食屋

2009-12-12 06:28:38 | Weblog
先日から具合の悪かった調理場の排水溝の蓋が新調された。厚鉄板6ミリの重厚且つ重い蓋二枚組である。店も新築後5年経過しそろそろミニ修繕が必要となり手始めに排水溝の蓋の裏側が湿気などで錆びてブカブカしてきたのだ。新調された厚鉄板の蓋は、脱獄犯が下水道の蓋を持ち上げて出てくる如くの重厚な蓋である。勿論、既製品ではない。手造りの誂え蓋である。質感もたっぷり在り見るからに重いという感じが伝わる。手造りの質感を排水溝の鉄板蓋に見出した訳である。オイラの住む井土ヶ谷は職人町だから、色々様々な物造り職人達が今も沢山居る。更に、後継者不在に由り老年に達してまでも続けている為に全ての職人達が達人である。現場合わせなんてお手の物である。現場合わせとは、予め組み上げた品物を嵌め込むのではなく、其の現場で加工して組み上げるから不都合は全く無い。いい仕事である。蓋の話でここまで書ける程である。