そういう場合、帰宅して入浴中に出たりする。しかし、裸だしメモは無しやはり入浴後には忘れてしまった。ボイスレコーダーが有れば、取り敢えず歌声で入力して置けば良い訳だからいずれ買おう。只ねっ！便利道具のに頼るのも如何なもんか？と常に毛嫌いしているから悩む。毎週、休日間際に近づくと散歩道中の地図調べをするのだが、道程は検証しても地図頼りだし当日は書いた地図メモは持たない。地図調べだってナビゲーションなんかは欲しくない。つまり自分の手間を掛けた五感の記憶や学習を大切にしたい訳である。だから、道程も作曲もカメラの露出もバイクの鼓動も料理も下調べは入念だが便利道具の頼りは欲しくない訳である。道程だって、迷えば交番や道行く人々に尋ねれば良い事だし、序でに人との縁も繋がる訳である。
昨夜、相変わらずの暇にてギターなのだが弾き続けては飽きて書き溜めた六折ナプキン片仮名音符の整理をし始めた。八曲の片仮名音符だが、どうしても一曲の感じが掴めず弾けない。やはり記号としての音符ではないからリズムやテンポまで表せないので文章ではギターに変換解読出来ず其のナプキンは捨てた。忍び泣く捨てた。想い浮かび作曲した当時は「出たっ！此れはモノに為る」と考えてきっと急いで書き留めた筈であるが、曲想が頭に浮かばない。かなり捻り出したが浮かばない。つまり、それ程の感慨深い曲ではなかったんだ。と判断し捨てた訳である。でも惜しい。本来ならば、その場で五線譜に殴り書きでも書き留めていれば其の後に編曲したりしてモノに為る場合もある訳だから残して置くべきだった。実は、其の後に数曲産まれアタリが良い為に造り上げてしまった間に曲想を忘れてしまったのだ。