やはり建設的な趣味は、積み上げという忍耐が必要で、これが苦行なんだなっ！大体すぐに結果には結ばないから、諦めの方が早い。もしくは、自己達成満足に浸り「井の中の蛙」です。だが、これこそが「壺」。皆が巧く出来たらプロも価値が無い、中途満足・中途放棄が多いからこそ忍耐成した方が日の目を見る。だから、商売の料理だって家庭で簡単に出来る料理を提供したら成り行きが立たなくなる。困難な料理・不可能な料理・後片付けの大変な仕事・仕込みに時間の必要な料理を選んでメニューにするのも、ある面ニーズに応える事に成る。
思い出も大切にしたいけど、やはり「仁義礼智信」という思想を残したい。こんな言葉だって先祖からの遺伝子に宿ってきた証だと思う。どこかの民族なんか文字も無いのに口伝で何千年も伝え残しているモノも有る。古典の文章や譜面だって、何度も書き写されながら広まり残り今も大事に読まれ演奏もされている。しかもやはり、価値も有った筈。だから価値有るモノを残さないとなっ！それには今をもっともっと熟成させて古典の世界にしなくてはならない。全く消費経済のから外れているかも知れないが、人生は消費の前に建設的・思想的でしょ？