その「趣き有る味」が傍目に巧みであると評価されると「良い趣味ですね」と言われるが、達していない内は「変わり者」で済まされる。もしくは、只の「見せ開かし」ですなっ！オイラもそういう時期があった。でも今は、只のコレクトでなく自ら造る創造的な趣味に変わった。例えば、譜面などもかなり集めたが結局、譜面に囚われる再現でしかない。古典の伝承としては大変重要だが、個性的でない。だから、譜面を興す。自らの調で、自らのテンポで興す事で表現はかなり変化します。オリジナリティですなっ！買い求めたモノは消費ブツですよ。
その「変わり者」にオイラは近付こうとしている。マァ、誰も自分以外は変わっている。と思っているだろうから何て事でも無い。良い言葉では「個性」だなっ！個性は、個体の性だから、逆に「個性的で無い」のも個性。屁理屈になりましたが真実です。だが、その個性にキラリと輝きを放つ方が居る。個性も使い方、つまりセンスです。センスには、育った環境や趣味で大きく違いが出ますが、文化・芸術・創造的な趣味にセンスは磨かれる。中には学問的センスを持つ方も居るが、概して「趣き有る味」が含まれる文化・芸術・創造に多く出る。