長谷川よしきのブログ

格差社会を無くし、誰もが幸せを実感できる社会を目指して!
平和が一番! ともに力を合わせましょう!

台風11号・・・甚大な被害、 復旧ボランティア

2014年08月14日 | ブログ

1 2

3 5 4 6

7 8

9 10

 今回の台風11号による三田市内の被害は、全体として小規模(または、中規模)でしたが、ところによっては、人家へ土砂が流れ込んだところや、自宅へ通じる道路が山からの土砂で通行不能となるなど、大きな被害となりました。

 秋の収穫を前にして、川の大水が法面を破壊し、田圃へ流れ込んだり、神社へ通じる道が崩落して田圃へなだれ込むなどして、農家への被害が続出していました。

 花山院では、神社へ通じる途中の山肌がえぐられ、電柱2本がおられるなど被害が出、さっそく復旧作業がなされていました。

 また、かつての山林を切り開いて開発した当時に入居された方が日常利用されている生活道路が、大雨で道路に面する山が崩落し、何と20メートル余りも土砂が道路面を流れ、完全に道路を塞ぎました。

 車の通行が全くできず、生活そのものが成り立たない状況となってしまいました。早速、区長さんが市の対策本部へ連絡するも、「市道でもないので、個人で復旧してください」と冷たい回答。改めて私が連絡し、「兎に角、現場へ見に来てほしい」と依頼し、課長さんたちが来てくださいました。帰庁して対策を検討いただきましたが、それでも回答は同じ。

 毎日の生活が、このままでは成り立たないと、地元の方が盆休み返上で木の伐採やユンボで土砂をかき出してくださいました。わたしも、作業がしやすいように、できる限り木を切ろうとノコギリ、ナタ、スコップを持参し、伐採やユンボでの作業後の赤土土砂のかき出しをしました。

 あまりにも大量の土砂で、業者に来ていただくも、盆休みで作業員の確保ができないことや、あちこちの作業のため、盆明けでもいつに作業ができるのか、答えをいただけない状況でした。そんな中、地元の方が「こんな状況では、生活できない。放っては置けない」として、実に親身になって、慣れない作業を進めてくださいました。そんな状況では、私も放っておけないと、日ごろとは全く違った、全身を使った慣れない力作業で、何とか軽自動車一台が通行できるまでに回復することができました。

 自然災害による復旧には、個人の限界があります。100%とはいかないまでも、やはり公的支援ができるようにすることは、今後ますます自然災害の増加と、高齢化社会の中で、真剣に、しかも早急に制度確立が求められます。