長谷川よしきのブログ

格差社会を無くし、誰もが幸せを実感できる社会を目指して!
平和が一番! ともに力を合わせましょう!

消防署東分署建設工事 安全祈願祭。 体制の充足が必要!

2010年09月02日 | ブログ

1 

 9月1日、午前10時から志手原地区内の県道三田後川上線沿線で消防署東分署建設工事の安全を祈願する祭事が行われ、出席してきました。猛暑の中、テントの下といえ、周りを紅白の幕でかこったために、充分に風が通らず、汗を拭き拭きの式となりました。

 三田市東北部(高平地域・小野地域)をカバーする人口約8000人の命を守る救急拠点として来春(3月)よりスタートを目指している。これまで救急用背があっても、救急車の現場到着までに12分以上もかかっており、助かる命が救われなかった事例が数々あった。この東分署建設によって、大幅に改善されることになっている。当面は救急車1台の配置であるが、職員は本署からの交代配置となっており、人員増ではない。

 この間、私は議会でこの問題を取り上げてきた。三田市の消防署職員の配置は国基準の55%に過ぎず、全国・兵庫県平均70数%を大きく下回ったまま、一向に改善されていない。少なくとも全国平均まで早急に引き上げるべきと、市長の姿勢を質してきた。ところが、市長は「『消防の広域化』(国が効率化の名の下に、経費節減などを進めようとしている方針)の中で考えていく」として、職員配置充足を拒否し続けている。一方で、挨拶の中でも「市民の命を守る」といいながら、根本的な問題解決には手をつけようとしていない。

 祭事に出席された連合区長会長は「この際、市長へのお願いがある」として、「消防車を早く配置してほしい」と挨拶の中で要望された。その通りである。

 広域化・効率化が進められ、市町村合併による広域化で過疎化が急速に進んでいる高山市(岐阜県)の例、消防署の広域化で救急車が道に迷って住民に救急車が助けられた例(静岡県)など、既にその問題が顕在化してきている。

 今のところ、消防署の民営化の話は出てきていないが、「市役所の民営化」(名古屋市)、「ハローワークの民営化」(国)、「市民・県立・国立病院の民営化」(国・各県)など市民の生活・命に直結する部門で着々と構造改革・効率化・民営化(指定管理者制度)が進められている。

 改めて、国の役割、自治体の役割をじっくりと考えてみることが必要ではないか!   


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。