19日ー20日と地方議員研修会に参加。午前中の議員総会、続く広報委員会に出席後の参加で、急いで駆け付けたが基調報告には間に合わず、次の講演から参加。
「原発ゼロの合意をつくり、自然エネルギーの本格的導入を・・・自然エネルギーの展望と課題」では、歴史的背景、安全神話の意味するところ、自然エネルギーの可能性について理解を深めた。
「安全神話」の背景には徹底した思想差別と国民だましが同時進行。原発の危険性を指摘した電力会社で働いていた共産党員がレッドパージされ、物言えぬ職場にさせられた一方で、国民には「原発は安全でクリーンなエネルギー」と教育・マスコミを総動員して思い込ませてきた。
「5つの壁があるから安全だ」(放射能は絶対に漏れ出さない)と言い続けてきたが、今度は安全対策のために、「5つ目の壁(一番外側)に、いざという時には穴を賭けるから安全(爆発しない)」という。(しかし、それはその穴から放射能が出続けることを意味する)。
こんな子供だましの対策をとったから「安全だ」と政府は言う。
原発を続ける限り、「死の灰」が出続け、限りなく先まで冷却し続けなければならない。それができるのか?
福井県にある「もんじゅ」は「ナトリウム」を使っているため、原発事故が起きても水をかけられない(かければ爆発してしまう)。
原発対策は「つなみ対策」をすれば「安全」か?
「原発の異常な危険性」を当初より指摘し続けてきたが、そのことが福島で現実のものとなってしまった。
原発を止めることは、イデオロギーの問題ではない。人間の命、尊厳を守ること。しかし、現実は経済・社会に深く食い込んでいる(政・官・財・学・マスコミ)。その本質を是非とも多くの人が気づいてほしい。
明日は早朝の新聞少年。7時からは土手の草刈り、午後は原発の学習会。
月曜日は常任委員会に出席後、ただちに東京へ向かい翌日朝からの研修会に参加。水曜日は健康福祉審議会に出席。