長谷川よしきのブログ

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三田の歴史から学ぶもの <議員研修>

2015年05月20日 | ブログ


今日の議員総会後の午後、議会会議室において「三田の歴史について」として、二人の方に講演をいただきました。
お一人は、勝本 淳弘氏(大阪芸術大学 非常勤講師)による古代・中世の歴史について、発掘調査もしながら、また出土した土器や写真を見せながらお話をいただきました。
また、近・現代の歴史については、印藤 昭一氏(三田市生涯学習支援課参事)から江戸時代以降から現在の行政がなるまでのお話をいただきました。

私には古代や中世の歴史は認識が苦手ですが、近・現代史からのお話は大変興味深いものでした。
現在の行政の対象としている区分が1956年3月31日、有馬郡相野町が成立したのが現在の法人としての出発であったことは、意外でした。
さらに、福原義春氏の「道しるべをさがして」のなかに「内から輝く社会をつくる」として、「その国、その年固有の文化は、そこに住む人たちの日常の生活と生活意識が共有された土壌に育まれる。したがって、よそに売り込むことが最終目的ではなく、住民の幸福という内からの輝きで成立するものだ」との紹介は、私の心にピタッと響きました。
そして、江戸時代には小さな単位での自治が行われ、顔の見える自治、高度な自治が行われていたことのお話は、まさに現在の政治、自治のあり方を示唆するものでした。
「年貢の聴衆に当たっては、庄屋を頂点に1軒1軒、各戸の状況を把握し、その事情を勘案して「村請」し、自治区全体でその年貢を責任を持って収めていくという姿勢は、今の政治・地方自治に欠けてしまったことです。大切なことが置き去りにされた自治がなされている現代こそ、江戸時代の自治に学ぶべきですね。(自治の原点)

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