(西尾市役所1階) (市民から寄せられた意見)
8月1日~2日とで、愛知県西尾市と刈谷市へ「新庁舎建設特別委員会」として視察に参加した。
いつも通り、毎週月曜日の三田駅での宣伝ののち、8時40分集合、西尾市役所へ向かった。名古屋で住んでいた私としては、三田よりきっと蒸し暑いだろうと覚悟を決めていたが、意外と涼しかったことに安ど。(名古屋の蒸し暑さは尋常ではない。)
残念ながら、事前の訪問資料がないままの視察となり、自身でも忙しさにかまけたことから、先方の知識が全くない状態で心配しながらの視察となった。
(議会場の議員質問席) (正面玄関1階から2階へのエスカレーター)
2009年7月から新庁舎利用開始されている西尾市役所は7階建て、総事業費70億円。ゆったりとしたスペースが取られている。
基本設計の考え方は、基本的にはどの自治体でもほぼ同じ。
(免震構造を施した地下部分) (刈谷市役所)
翌日2日は、刈谷市役所を訪問。昨年10月から利用開始した10階建て。
こちらも、庁内は広々としていた。来庁者に分かりやすく、案内表示がなされていた。やはり気になるのは、特に地震に対する対策や、建築後の維持管理費。
いずれの庁舎も免震構造を取り入れたものである。維持管理費は、単価当たりでは旧庁舎より改善されているが、規模が大きくなっている分、結果として維持管理費が増大している。
取り入れている太陽光発電は、西尾市では50キロワット、刈谷市では30キロワットとのこと。刈谷市での説明で驚いたのは、この30キロワットは(1.5キロワットのヘアドライアーにすると)、ヘアドライアー20個を使用する分にしかならないとのこと。「費用対効果」からすると、効果が上がっていないことを認めておられたこと。ただ、Co2をいくらかでも減らす効果はありそう。三田での庁舎建設にどのように生かせるのか。
いただいた資料や、説明をもう一度じっくり検討が必要。