慰霊祭に出席 恒久平和を祈りつつ

　爽やかな秋晴れの下、今日（１０月１日）高平地区戦没者慰霊祭が行われ、出席させていただいた。

　先の大戦で、高平から１６１名の方が戦場で命を落とされた。遺族の方々はやはり高齢化が進んできており、また何かの都合で式典に出席できなかった方もおられるが、６８回目の戦後を迎え、改めて平和を維持していくことの大切さをかみしめました。

　おりしも、安倍首相は意味不明の「積極的平和主義」とやらを世界に向けて発表された。積極的に平和を追及していくのであれば、日本国憲法前文、第９条の実践こそ正にその言葉に当てはまるのではないでしょうか？！

　ところがその言葉と裏腹に、憲法前文から、また第９条までがらりと変えようとしてるが、その前に「解釈の変更」で正面突破を成し遂げようとしている。併せて「秘密保護法」の制定で国民の知る権利を制限し、さらに厳罰で対応しようとしている。

　かつての保守政権で国粋主義者は、どうもアメリカにとってはやりにくい存在だったのか、政権が短命に終わらされている。安倍首相はその国粋主義・右翼的立場を自ら開き直って自認されておられるようだが、国会の数の力を背景にしているだけに、大変恐ろしいことにならなければよいが・・・・・

　私の叔父も２０歳で特攻隊に志願し、帰らぬ人となったが、再び若い命が国の誤った判断で奪われることの無いように、今に生きる大人の一人として「平和を守り続けること」を最大の使命として取り組んでいくことを誓いながら黙とうをささげました。

ゆめひろば展インさんだ

　総合福祉保健センターにて１０月２日まで開かれている「ゆめひろば展インさんだ」に伺ってきた。今年で２１回目の開催で、回を重ねるごとに出展なさっておられる方たちの腕前が上がってきているようです。毎回それぞれの力作で、大変手の込んだ作品、思いのこもった作品など、作者の気持ちが伝わってきます。

　「ことば」を失って、確かに悲しい思いをなさっておられる方たちが、それを乗り越えようと仲間と励ましあい、支えあい、作品にその願いが込められています。

　２８日（土）には、地元高平の幼稚園にて運動会がありました。この春に張った芝生が緑いっぱいになり、子どもたちはその感触を体いっぱいに楽しんでいました。

　先生方による芝生を生かした種目にはただただ感心するばかり。保護者の方や、おばあちゃん・おじいちゃんも一緒に過ごした楽しい運動会でした。