
卯の花もそうだが、このえごの花の小さく、枝いっぱいに咲く白い花は初夏にふさわしい。清々しい感じがする。そのせいであろう、俳句の歳時記に夏の季語としてえごの花が収められている。エゴノキは果皮が喉を刺激してえごい。そのためにえごなどと名付けれたが、花にサポニンを含んでいるので、水に浸してシャボン玉がつくられたりもした。別名ちさとも言われる。
えごの花真盛りなるみどりかげ 高浜年尾
6月に入って、九州の方で梅雨入りが伝えられているが、こちらは連日の晴天。畑の野菜たちに水やりが忙しい。蒔いた種はほぼ芽出しを終えたが、一部芽が出ないものもある。バジルの芽がでない。もうしばらく様子を見て、室内で芽出しをするべきか検討したい。
今年はキヌサヤエンドウが思いのほか収穫できた。収穫してすぐに水洗いして一分間レンジにかける。マヨネーズにからめるだけで、甘いエンドウの香りが口いっぱいに広がる。ナス、トマト、ピーマンが相次いで花を咲かせている。こちらもあと2週間ほどで収穫が始まる。