憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

MOX燃料移動マスコミの扱いに不満だ!MOX燃料とはなんですか?

2009-05-24 12:05:10 | Weblog
〇MOX燃料・玄海原発に到着
 地方紙が4面下段に小さく報じる

*九州電力は
 計画通り進むと11月に国内初めてとなるプルサ-マルを開始する
*MOX燃料は
 毒性が強く核兵器の材料にもなるプルトニウムだ
 核開発への懸念等から反対活動が展開された

※マスコミの扱いが
 なぜこんなに小さいのか疑問であり不満である!

〇浅学の恥をしのんで問題を考えてみたい

●プルトニウム
*原子力発電使用済み燃料から回収される
*危険この上ないウラン廃棄物処理物質である
*現状は世界各国で有り余っている
*日本でも有り余っている
*用途がなく困っている
 止むを得ずプルサ-マルとなる
*①毒性が強く安全性に問題がある
*②核爆弾製造を可能とする
 恐ろしい代物だ
*素手で触ることはできない
 極少量の吸引が肺ガンをひき起こす
 扱い難しいプルトニウムである
*プルトニウムを使えば
 簡単に核爆弾の製造ができる
 プルトニウムを持つことは
 核爆弾製造疑惑を持たれる
 だから
 日本国はプルトニウムを平和利用に限ると
 世界原子力機関に申告している

●余剰プルトニウム保管は
 核開発疑惑を世界に与える
 日本は
 必要以上のプルトニウムが保管されてきている
 だから
 余剰プルトニウムの言葉を使わなくなった
 だが
 有り余った状況は変っていない
 何としても使いたい減らしたい
 それがプルサ-マル計画である
 海外に保管されている
 プルトニウムを国内持込む=今回の移動である
 この様な危険物質国内持込が
 インフルエンザのドサクサ紛れに?
 国内へ持ち込まれている
 問題視されても不思議のないプルトニウム移動である。

◎原子爆弾とは
※核分裂の連鎖反応により
 大量のエネルギーが放出される
 その放出エネルギーが多大な被害を与える
 ヒロシマナガサキがその実験だったわけである

●原子爆弾の原料が 
*ウラン235とウラン239である
※通常ウランは
 原子量235を0.7%・238を99.3%の割合で存在する
 原子量238は核分裂しない・・
 だから
 核分裂する238を分離し235を取り出す必要がある
 とても技術的に難しい
※それに引き換え
 ウラン238に中性子をぶっつけるとプルトニウム239ができる
 (ウラン239は簡単に原子爆弾製造可能にする)

●非核三原則は日本の国是だ
 プルトニウムを
 原子力発電に必要以上に保管することは
 国際公約に疑念を抱かせる(原爆製造疑念だ)

●プルトニウムを減らすには
 原子力発電ストップが必要だ

◎マスコミは
 MXO燃料の危険性を国民に知らせる義務責任がある