神の国
不敗の軍と
勇ましく
行き着く先は
ただ破滅のみ
さて、イスラエル。
つい最近、最初のアラブ系閣僚が誕生したそうです。
やっと出てきたかと言うか、今までなにやってたんだと言うか。
強いイスラエルが弱いパレスチナを虐めていると見られることが多いようですが、
貧乏パレスチナ人 > 被差別ユダヤ人
ユダヤ系イスラエル人 > 貧乏パレスチナ人
パレスチナゲリラ > ユダヤ系イスラエル人
イスラエル軍 > パレスチナゲリラ
アラブ連合 > イスラエル軍
アメリカ帝国 > アラブ連合
と多段階タマネギ構造になっていると私は見ます。(左が強者)
さらに、ろくに産業の無いパレスチナにとって海外のイスラム教徒からの寄付金は
命綱であり、また、縱深の無いイスラエルにとって国際社会の目を引きつけておく
ことは死活問題。
それぞれにとってテロが経済活動であり、国防の要でありと相当ろくでもない構図。
これまで上からの解決は尽く失敗してきたわけです。
となると、試すべき解決法は下からとなるかと。
タマネギ構造の一番下、被差別ユダヤ人ですが、これは今更でしょう。
差別していたのはもっぱらキリスト教徒(とマルキスト)で、現在はタブー扱い。
次の層は貧乏パレスチナ人。
貧乏退治の特効薬は公共事業なわけで、日本は開発援助を注ぎ込んで
アニメ工場でも発電所でも淡水化プラントでもガンガン作ればいい。
あとは宥和努力の要求となるんでしょう。