民主化自体にはそれなりに価値があると思う、というのも、結果を自分で選ばなくてよいとされると人は無責任になる。
民主主義の理想的状況からの逸脱を三通りくらいに見る。
1. 集中した権力による行動統制
2. 思想洗脳による思考の統制
3. エリート層とマスコミ結託による情報統制
ここに挙げたもの1、2はリベラル派が「これが悪だ」と繰り返し叫ぶもの、3はリベラル派が目指している状態。 なんでこうなっているかが構造問題で、その一部が、大学教授らの給料がウォール街に就職した卒業生らの寄付によって賄われているというもの。 構造問題、経済と政治にまたがるそれによって、善意の人間は上に行けないようになっている。 一般中国人たち、本土の彼らと移民らとが貧乏になり居住環境が劣悪になっていく中でウォール街に金が吸い上げられる、これを大学教授らは称えなければならない。 それが出来ないと彼らの大学社会なりリベラル界隈なりでの立場、行先が無くなっていく。
さて最善の中国。 これって何だ?って話だがかの国の権力者から民衆までが「自分たち身内にとって何が良い状態か」ではなく「関わりのない他人にとって何が良い状態か」を考え実行するようになるそんな未来。 まあ古今東西宗教家の多くが上に立つような人間に求めたようなものを、私は人類すべてに求めている。 当然中国人にも。 こうなったら中国共産党幹部らも「身内が儲かるからおから建築」「殺人鉄道」「臓器収奪」といった判断ではなく「困る人が出るから環境問題に対処しよう」といった方向に動くようになる。 情報統制との違いが結局はここなんだよ。 民主化が実現しても民衆にウケるようならば選挙で勝てる。 アフリカ人が死んでも選挙民の懐に金が転がり込むようならば落選しない。 実際、少し前までのアメリカがそうだった。 シリアに破壊工作を仕掛けて内戦状態にしたのは欧米諸国である。 これが選挙民にウケていた。 リベラル派が彼らに与える情報が「アサドを殺せ」だった。
中国で起きているのもこれと大差ない。 「アサドを殺せ」に近い中国での別のものがあるだけ。 イランなら「イスラエルを滅ぼせ」だな。 イスラエルだと「イランを滅ぼせ」か。 一方は民主化された国だが民衆に与えられる情報が似たり寄ったり。
じゃあ中国をどうするか。 正直中国の経済が崩壊し外部の力に振り回されている現状を好ましく思っている。 「それをどうするか」といったものは特にない。 細部の比較でどっちが良いか、ならその都度あるが。
民主主義の理想的状況からの逸脱を三通りくらいに見る。
1. 集中した権力による行動統制
2. 思想洗脳による思考の統制
3. エリート層とマスコミ結託による情報統制
ここに挙げたもの1、2はリベラル派が「これが悪だ」と繰り返し叫ぶもの、3はリベラル派が目指している状態。 なんでこうなっているかが構造問題で、その一部が、大学教授らの給料がウォール街に就職した卒業生らの寄付によって賄われているというもの。 構造問題、経済と政治にまたがるそれによって、善意の人間は上に行けないようになっている。 一般中国人たち、本土の彼らと移民らとが貧乏になり居住環境が劣悪になっていく中でウォール街に金が吸い上げられる、これを大学教授らは称えなければならない。 それが出来ないと彼らの大学社会なりリベラル界隈なりでの立場、行先が無くなっていく。
さて最善の中国。 これって何だ?って話だがかの国の権力者から民衆までが「自分たち身内にとって何が良い状態か」ではなく「関わりのない他人にとって何が良い状態か」を考え実行するようになるそんな未来。 まあ古今東西宗教家の多くが上に立つような人間に求めたようなものを、私は人類すべてに求めている。 当然中国人にも。 こうなったら中国共産党幹部らも「身内が儲かるからおから建築」「殺人鉄道」「臓器収奪」といった判断ではなく「困る人が出るから環境問題に対処しよう」といった方向に動くようになる。 情報統制との違いが結局はここなんだよ。 民主化が実現しても民衆にウケるようならば選挙で勝てる。 アフリカ人が死んでも選挙民の懐に金が転がり込むようならば落選しない。 実際、少し前までのアメリカがそうだった。 シリアに破壊工作を仕掛けて内戦状態にしたのは欧米諸国である。 これが選挙民にウケていた。 リベラル派が彼らに与える情報が「アサドを殺せ」だった。
中国で起きているのもこれと大差ない。 「アサドを殺せ」に近い中国での別のものがあるだけ。 イランなら「イスラエルを滅ぼせ」だな。 イスラエルだと「イランを滅ぼせ」か。 一方は民主化された国だが民衆に与えられる情報が似たり寄ったり。
じゃあ中国をどうするか。 正直中国の経済が崩壊し外部の力に振り回されている現状を好ましく思っている。 「それをどうするか」といったものは特にない。 細部の比較でどっちが良いか、ならその都度あるが。