ミドリノツヅリ

ベランダで育てている植物たちについての覚書。
と、文鳥のこと。
その他のこともたまに書きます。

新顔

2010年02月11日 | ベランダ
ジュリアとマダム・ゾイットマンの植え替えをするため、切らしてしまった赤玉土と腐葉土を通販にて購入。無事届きました(しかし天気が悪くて雪が降りそうだし、鉢土も湿ってしまっているので、あと数日は植え替え出来なそうな気配)。
ネットのお店ではじめて頼むところだったのですが、苗もいろいろあって、土だけで満足できるはずもなく…。一緒に注文してしまいました、苗も(「あああ、場所が~」という、心の隅の小さな呻き声は無視)。
苗といっても2つ↓です。夏に水切れでダメにしてしまったラベンダーが諦めきれず、種類は違うけれどやはり兎の耳みたいなのがついているタイプで「イタリアンラベンダー ボイセンベリー ラッフルズ」という長い名前のものを注文。それからもうひとつは、クリスマスローズの「ダブルファンタジー」。



この「ダブルファンタジー」というのが、ちょっと気になる名前。
紛らわしくも、フリージアにも同名の花があるというのです。
私が長年愛するジョン・レノンと、オノ・ヨーコさんとの共作で「ダブル・ファンタジー」というアルバムがあります。このタイトルはジョンがバミューダ植物園で見た花の名前から来たそうですが、それがどんな花なのかは分かっていなかった。少し前からだと思いますが、柳生真吾さんやいとうせいこうさんなどがその花を探し求める活動をしている…ということを、ネットで目にしていました。
バミューダ植物園のその花が「ファンタジー」という名前のフリージアであることはすぐに分かったらしい(「ダブル」は八重咲きのこと)のです。その「ファンタジー」を探し求めるプロジェクト、という事でした。私はあまり詳しい事までは把握していないのですが、いろいろな経緯を経て、しかし確かいまだに「ファンタジー」は幻の花…だったと思うのですが。まだ探求は続くみたい。
すごく素敵な活動であるようなのです。

アルバム「ダブル・ファンタジー」については、これがジョンの遺作となってしまったことが、何十年経っても悲しい気持ちを呼び起こしてしまいます。
しかし、非常に優しく透明感溢れるアルバムです。
フリージアの花のエピソードも相応しい気がします。

そんなわけでクリローのダブル・ファンタジーについては、どうしても「ああ、これがあの紛らわしい名前の…」とか思ってしまうのですが、お花の写真を見ると優雅で可憐なイメージです。
すでにクリローにはダブルの白(2年目)があり、ビオラ「ミルフル」の白も元気(黄色より元気)に花数を増やしている。そこに加わるのが、これまた白のダブルファンタジー。何故か、冬は白に心惹かれるようです。
白い花はさびしい感じがする…と言う人もいますが。
でも、冬に白い花ばかりというのも潔い感じがしてなかなか良いかな、と私は最近では思ったりしています。
今咲いている白い花たち↓





粉粧楼の蕾↓も育っています、寒いけど。

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