ミドリノツヅリ

ベランダで育てている植物たちについての覚書。
と、文鳥のこと。
その他のこともたまに書きます。

ジャクリーヌ・デュ・プレの誘惑

2009年04月05日 | 家にないもの
ジャクリーヌ・デュ・プレは、難病で夭逝したチェリストの名前をもつバラ。
そろそろ新苗の季節だなあと思って、特に目的もなくネットでいろいろバラの話題を見ていましたら、ピンク・サクリーナ(アストロノミア)→デンティ・ベス→ジャクリーヌ・デュ・プレ、という具合に辿り着きました。
いや、うそです。「いいバラないか~」「買えそうなバラないか~」と思って、バラ欲しい欲にかられてネットしていましたら辿り着いてしまいました。「バラはもういくつも買っちゃったから、よほど気に入らないとこれ以上は買わないけどね、もし、あくまでも”もし”ですよ、新苗で買うとしたら何がいいかな~」とか、うわべでは思っているわけですが、本心では単に脳天気に「新苗シーズンだしバラほしいな~」と思っているだけです。
ピンク・サクリーナは確か'06年くらいの新しい品種だそうですが、桜そっくりですごくかわいいですね。デンティ・ベスは、似た感じですが昔からあるもので、やはり桜風味。ジャクリーヌはもうちょっと花びらが多くて半八重ですね。
一重のバラは花もちがあまりよろしくないけれど、次々に咲くというものが多いのでしょうか。
つるじゃない方のデンティ・ベスを買っちゃおうかな…と思ったのですが、ジャクリーヌが捨て難く、寝る前にまた「バラ大百科」なども眺めつつ悩む。問題は花もちや耐病性よりもバラ自体の大きさで、決して小さくはないと思うので、うちのベランダでこの上バラを増やして一体大丈夫なのだろうかと不安に思うのでした。
しかし、ジャクリーヌは花をどんどん咲かせて切り詰めればコンパクトにも仕立てられる…らしいので、買っちゃおうかな、と心が動く。
…ホントに買っちゃおうかな。
いやいやしかし。冷静に考えねば。うちには広大な庭は無いのだということを忘れてはいけない。引越先のベランダが今よりも狭いかもしれない可能性も忘れてはいけないのです。
だけど。それでも。ジャクリーヌ・デュ・プレの花が忘れられない。
そして2鉢ずつあるハーブ2種を、もしかしたら実家の母が1鉢ずつ貰ってくれるかもしれないのだ。そのぶんのスペースは(ちょっとだけど)空くのだ。
買うべきか買わざるべきか、これからまたしばらく悩むことでしょう。

※ベランダのうどんこを根絶すべく、ジュリアとレンゲローズにはカダンセーフをかけてみました。
ジュリアは葉っぱが波打ってしまっているし、黒星も出て結構な枚数の葉っぱを失い…新芽が出てきたばかりなので、なんとかここでダメージを食い止めたいものです。やはり、割と病気に罹りやすいほうなのかな。
ほかのバラたちにもあやしげな葉っぱは数枚見られましたが、ジュリアほどではないんだよね。
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