☆昨日の<映画の日>に観た二本目です。
実は、本日、月曜日は、一週間で一番仕事が忙しい日だったのですが、明日は仕事の後で新年会なので、今日中に、短いですが、『マンマ・ミーア!』の感想を記しておきます。
◇
いやぁ、楽しかったです^^
やっぱ、ミュージカルは、身体に面白さが染み込んできます。
耳に馴染んでいるABBAの歌の数々が、見ている私たちには盛り上がりどころを予測させて、安心してノリノリの気分にさせてくれます^^
中二の姪っ子と観たのだが、ABBAの歌は、学校で歌っているのでよく知っているそうだ。
◇
物語は、単純なようで複雑なのだが、
どっかの離島のホテルを切り盛りしつつ、女手一つで娘ソフィを育て上げたドナがいて、
いよいよ、翌日には、その娘の結婚式が控えていた。
しかし、その父親と思える人物は三人いて、ソフィは、自分の父親知りたさに、その三人の男を結婚式に呼び寄せる。
そして、巻き起こる一騒動、ニ騒動、三騒動・・・。
◇
いちお、メリル・ストリープは、作品内においては、年齢を重ねているが、「いい女だった」と言う設定。
しかし、私は、この方、どうしても美しく見えない。
悪い意味で、「仏像」のように見えるのだ^^;
しかし、この作品では、それが良かった。
まあ、メリル・ストリープの演技は申し分ないわけで、
昔つるんでいた悪友二人(このレディたちも美しくない)と、ノリノリで歌い踊る姿は、とても楽しいのである。
私は、ビジュアル的によろしくない者が、「物語」で美しくなる展開が大好きであり、
この作品のように、舞台がしっかりしていると、「横丁の気のいい仲間たち」みたいな気分にさせられる。
島民を巻き込んで『ダンシング・クイーン』を踊るシーンなんて、とても良かったけど、物語の序盤でこんなに盛り上げちゃっていいの? などと心配にもなった。
◇
で、クライマックスの教会で、ソフィは「もうちょい世界を知りたい」と結婚を延期する。
ここが良くわからない。
その婚約解消は、発展的なもので、相手を含めて、誰もが喜ぶのだが、私などは、何で、ソフィは「もうちょい世界を知」らなくちゃならないの? と疑問に思った。
物語途中でも、何度か、「なんで巣立たないの?」みたいなセリフが出てきて、伏線のようなのだが、私には丸っきりわからなかった。
それが、あちらの人間のある面での常識なのかも知れないけど、親とともに暮らすという常識もあると思うのだ。
なんか変な展開だなあと思った。
でも、それで、ドナが、ソフィの父親候補の三人のうち、最も運命的な男と、せっかくだからと結婚しちゃう。
娘ソフィは、結局、母親ドナに、式の主役をとられちゃう。
この映画のCMでは、松田聖子とSAYAKAが、この作品を推薦するという母子競演をしていたが、母・聖子は、結局、今でも「主役」の座を娘に譲らない。
物語を暗示したCMの配役だと思った^^;
◇
楽しい映画だったが、私が一番聞きほれたのが、エンドクレジットが黒い背景に流れる中でかかった『サンキュー・フォー・ザ・ミュージック』でした^^;
まっ、余韻に浸ったということで!
(2009/02/02)
実は、本日、月曜日は、一週間で一番仕事が忙しい日だったのですが、明日は仕事の後で新年会なので、今日中に、短いですが、『マンマ・ミーア!』の感想を記しておきます。
◇
いやぁ、楽しかったです^^
やっぱ、ミュージカルは、身体に面白さが染み込んできます。
耳に馴染んでいるABBAの歌の数々が、見ている私たちには盛り上がりどころを予測させて、安心してノリノリの気分にさせてくれます^^
中二の姪っ子と観たのだが、ABBAの歌は、学校で歌っているのでよく知っているそうだ。
◇
物語は、単純なようで複雑なのだが、
どっかの離島のホテルを切り盛りしつつ、女手一つで娘ソフィを育て上げたドナがいて、
いよいよ、翌日には、その娘の結婚式が控えていた。
しかし、その父親と思える人物は三人いて、ソフィは、自分の父親知りたさに、その三人の男を結婚式に呼び寄せる。
そして、巻き起こる一騒動、ニ騒動、三騒動・・・。
◇
いちお、メリル・ストリープは、作品内においては、年齢を重ねているが、「いい女だった」と言う設定。
しかし、私は、この方、どうしても美しく見えない。
悪い意味で、「仏像」のように見えるのだ^^;
しかし、この作品では、それが良かった。
まあ、メリル・ストリープの演技は申し分ないわけで、
昔つるんでいた悪友二人(このレディたちも美しくない)と、ノリノリで歌い踊る姿は、とても楽しいのである。
私は、ビジュアル的によろしくない者が、「物語」で美しくなる展開が大好きであり、
この作品のように、舞台がしっかりしていると、「横丁の気のいい仲間たち」みたいな気分にさせられる。
島民を巻き込んで『ダンシング・クイーン』を踊るシーンなんて、とても良かったけど、物語の序盤でこんなに盛り上げちゃっていいの? などと心配にもなった。
◇
で、クライマックスの教会で、ソフィは「もうちょい世界を知りたい」と結婚を延期する。
ここが良くわからない。
その婚約解消は、発展的なもので、相手を含めて、誰もが喜ぶのだが、私などは、何で、ソフィは「もうちょい世界を知」らなくちゃならないの? と疑問に思った。
物語途中でも、何度か、「なんで巣立たないの?」みたいなセリフが出てきて、伏線のようなのだが、私には丸っきりわからなかった。
それが、あちらの人間のある面での常識なのかも知れないけど、親とともに暮らすという常識もあると思うのだ。
なんか変な展開だなあと思った。
でも、それで、ドナが、ソフィの父親候補の三人のうち、最も運命的な男と、せっかくだからと結婚しちゃう。
娘ソフィは、結局、母親ドナに、式の主役をとられちゃう。
この映画のCMでは、松田聖子とSAYAKAが、この作品を推薦するという母子競演をしていたが、母・聖子は、結局、今でも「主役」の座を娘に譲らない。
物語を暗示したCMの配役だと思った^^;
◇
楽しい映画だったが、私が一番聞きほれたのが、エンドクレジットが黒い背景に流れる中でかかった『サンキュー・フォー・ザ・ミュージック』でした^^;
まっ、余韻に浸ったということで!
(2009/02/02)