『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

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『反国葬 について ⑦(新興宗教 篇)』

2022-09-21 09:49:45 | 新・保守の一考
   #反国葬 について(#新興宗教 篇)』
 
 俺は子供の頃から、父親に「新興宗教は認めちゃいけない!」と言われて育ってきた。
 だから、人生上、新興宗教と聞くと、無条件で心の中から排除して生きてきた。
 それは、若さゆえに、好奇心で、宗教の悪い面にハマってしまうこともあるだろうから、父親の教えで、自ら遮断していたのは良かったと思う。
 が、次第 次第に、成長していく中で、新興か否かに関わらず、ほとんどの、何らかの宗教の信者が、日々を敬虔に生き、他者の助けになって生活していることが、多少ではあるが、「目からウロコ」で理解出来てきてもいた。
 そこには、見返りなどなく、無償の善意を、自分の充足とする人々がいる。
 もちろん、だからと言って、俺は適当なオナニストのロリコンなので、そんなカチコチの生き方に参加したりはしない。
 だが、そんな彼らに、少なからずの敬意は表するようになった。
 たまに、新興宗教の、エッジの効いたヤツらが、社会に仇なして暴れるので、新興宗教のイメージ全体が悪くなるが、その何万倍もの真面目な信者が、清貧のうちに静かに生活しているのは想像に難くない。
 
 それは、宗教に限らない、思想や趣味などにもあてはまる。
 昔、愛犬家殺人事件てのがあって、犬好きののイメージが悪くなったものだが、もちろん全ての愛犬家が悪いわけではない、当然、ほとんどの人はペットを真摯に愛している。
 シングルマザーの育児放棄がニュースを騒がせるが、それもほんの一部で、数百万倍のお母さんが、子供に、日々 愛を注いでいる。
 例外の事件が、時に全体に波及するのは困り物だ。
 
 例えば「#民主主義 」なんてのも、初期の頃は暴力を伴うもので、野蛮な思想とされた。
 つまり、新しいことは、常に、周囲との軋轢を生む。
 では、存在してしまっている、社会的なトラブルメイカーはどうする?
 #オウム真理教 と言う、宗教の名を借りたテロ組織は解散させられた。
 アメリカでは #共産党 は非合法な存在である。
 イスラム諸国の、宗教や思想への頑固さは言うまでもない。
 …だが、優しき民族である日本人は、法に触れない限り、社会からの排除などは実行できない。
 オウム真理教でさえ、その末端の信者は、名称を変えたグループとして、法的には存在が許されている。
 存在しちゃってるものを、法に触れないのに排除などしては、もはや、法治国家・人権国家ではなくなる。
 では、そう、宗教法人として社会的な資格を得ている、いろいろと問題がある #統一教会 は、どう扱えば良いのか?
 その末端信者は、政治活動の場において、「見返りのない温和な労働力」を提供してくれて、それを充足としている。
 
 いや、統一教会だけじゃない。
 いろーんな宗教や思想、運動体が、政治の末端に出張ってくれている。
 そんな善意の人物らを無下には出来ない。
 例えば、町内会のボランティアに、いつも真っ先に駆けつけてくれるおばさんを、統一教会の信者だからと言って #村八分 になどしていたら、人権問題になる。
 また、統一教会との関係は、自民党がやたらめっちゃら攻撃されているが、自民党が与党として大多数だから数的に目立つだけであって、野党も同じ。
 民主党はもちろん、新興の #参政党 、ぶったまげたのが、#公明党 議員にもいる。
 #創価学会#統一教会 が組んでるのかよッ!😅
 つまり、統一教会は、上層部の目論みとは別に、末端信者においては、善意を、全方向に提供している。
 
 マスコミも例外じゃない。
 あれだけ自民党を攻撃しているテレビ局さえも、統一教会から、協力と提供(スポンサー)を受けている。
 宗教法人格として、その活動は、社会的には許されている。
 
 では、何が問題か?
 統一教会の、信者への搾取と、その家族への深刻な影響が、である。
 これが、いちじるしく、道徳的に、法的にも深刻なのである。
 
 では、どうすればいいのか?
 海外のように、絶対排除は、日本の風土には合わない。
 解散などさせたら、何十万という信者が路頭に迷い、それぞれがアンダーグラウンドに入り、事態は更に深刻になる。
 
 ならば、どうする?
 …軟着陸させるのである。
 社会的に折り合いがつくレベルに、統一教会に条件を付加するのだ。
 それをしたのが #安倍晋三 だった。
 消費者契約法改正、統一教会の「適格消費者団体」指定、#霊感商法 を取り消し対象に…。
 着実に、統一教会の暗黒面を剥離していってたのが #安倍元総理 だったんだ。
 こんな、日本的情動の政策、誤解を生みやすい、綱渡りのようなウルトラCを出来る政治家は、かつて、いなかった。
 
                          (2022/09/21)

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