ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

interview

2018-08-31 00:10:32 | 教室
とうとう夏休みも大詰め。
生徒達も宿題終わった子、あと少しの子、全然終わりが見えない子と様々な様子。
そんな今日、中学生の生徒が宿題で「いろんな仕事の人にインタビューする」というのがあって
私にインタビューしていいですかと聞いて来たので快諾した。
しかしやってみて思った。
インタビュアーが生徒、つまり当事者相手ではなかなか言いにくい、
いや言えないことが多いということを。
「この仕事で大変なことは何ですか」という問いに、すぐ頭の中では
「月謝を払っていない人への取り立て」というのが浮かんだが、そんなことちょっと言えないなあ…。
他に「レッスン時間の管理」「生徒の確保」「生徒募集」なんてあからさま過ぎて無理無理。
いえ、友達とか他人にはどんどん言えますよ。だけど生徒本人にはねえ。
他の問いもそんな感じで正直なところは言えなくて、結局飾ったつまらない答えに終始してしまった。
インタビューの用紙の最後のところに「インタビューを終えての感想」という欄があって
そこに生徒自身が書き込むようなのだが、この答では何も書けないであろうなあとちょっと思った。
学校の先生もこっちのことも少し考えて欲しいよ。



stink bug

2018-08-30 00:03:20 | 日常
夕食後に食器を洗おうとしたら、シンクに忽然と大き目の虫が居た。
緑色に輝く独特のフォルム。
これが噂のカメムシかー!
我が家では今までカナブンとかバッタはよく出現したが、
巷でよく聞くカメムシにお目にかかったことはなかったのだ。
それが、突然シンクにじっと居るからどうしてよいやら~。
しかも500円玉大の大きさ。こりゃ手が出ないよ…。
母はなんとかG用のスプレーを持って来てかけた。しかしなんか効果は薄いようだ。
後で調べたら、カメムシは甲羅が厚いので殺虫剤などがなかなか効かないらしい。
仕方ないので嫌々紙で包んでビニール二重にして(臭いらしいので)外のゴミ箱に捨てました。

そして翌日。
昼に帰宅すると母からの置手紙が。
「カメムシがいるので台所の南側の窓を開けないでください」。
なんのこっちやと思っていたのだが、後で聞いたらその窓の網戸とガラスの間に
カメムシが入ってしまっているので開けると家に入るから開けないでということだった。
二日続けてのカメムシ侵入。
我が家の中に湧いているの?洗濯物について来たならばいいけどさー、嫌だあ。
もう一回会ったらカメムシ対策を講じねば。

Energy drink

2018-08-29 00:03:00 | 日常
あまりの暑さに冷房に浸っていたら調子が悪くなった。
筋肉痛が全く回復しないのだ。頭も痛いし。
12時間眠って少し回復したところでバイトに行かねばならぬ。
こんな時はドーピング。ドリンク剤のお世話になることを覚えてしまった。
いろいろ試してみたけど自分にはどうもQPコーワというのが合っているらしい。

バイト先は調子が悪いなんて言っていられないほど忙しかったので、いつの間にか復調。
しかし念のためにバレエレッスンは休んだ。
しかしこういう時の「行った方が良いのではないか?」という逡巡と葛藤。
つくづく休めない体質なのが恨めしい。

score

2018-08-28 08:12:56 | 教室
頂いたアマゾンの金券でようやくヘンレ版のヴェートーヴェンのソナタ集全二巻の内の一巻を買った。
はー、道のり長かったよー。なぜなら高価だから。
そして重いから。薄目の電話帳くらいあるのだからして。
学生の頃から使っていた音楽之友社のそれは三巻に分冊してあるからちょっとは軽くはあって
レッスンの持ち運びを考えたらのままでもいいかなとも思っていたのだけど、
今また自分の宿題がソナタになって、先生の使うヘンレ版とかなり違うということで思いきったのだ。
「楽譜って出版社によって違うの?」と思うでしょう。
そうなのです。なぜか違うのです。
音が違うというのもたまにはあるけど、それより主にアーティキュレーションに違いが多い。
スラーっていうのは「ここからここまでが一節で歌うところですよー」と知らせてくれるもので
これが違うと歌い方が変わってしまうのだ。
ヘンレ版というのは原典版に最も近いということで、専門的に習っている人は使っているものなのですねー。
今回もビックリするほど違かった。
やはり買うべきであったのだと、もっと早く買うべきであったと反省。
そして開いても綴じてこない構造(偶然の産物?)も良い。

しかしこれを自分の生徒に購入させるというのは勇気が要る…というか私にはできないかも~。
六千円近い楽譜って、ねえ…。

detective story

2018-08-27 00:00:46 | 
バレエ小説は絶対に読みたい私としてははずせない。
中編二作の本でした。
最初の話しはクマテツを彷彿させる、パリオペ・エトワールまで登り詰めた
日本人バレエダンサーが興したバレエ団に脅迫状が送られ、それにまつわる事件のミステリー。
唖然とする事件と結末。
それはともかく、何も知らない刑事が芸術に造詣が深い甥に教えを請うという仕立てなので
専門用語と動きの説明がやたらと多いです。
その辺を覚えたい大人バレリーナには良いかも。
専門知識がないと読むの大変かもーとも感じました。

もう一作はもう!
バカミスって言うの?まさかの…です。

エトワール4も読みました。
恋が絡んで来ました。初恋です。
どうしていいやら。

insect

2018-08-26 00:00:03 | 日常
暑い。猛烈に暑い。
一度ちょっと涼しくなったのにまた戻ってしまったのでつらい。
そんな今年はまだ蚊に刺されていない。
蚊も35度過ぎると動けなくなるという話し。だからこの猛暑ではじっとしているしかないのだ。
しかし夏も終盤、そんなことも言っていられなくなったらしい。
今日辺りはちょっと洗濯物を出しに外に出ただけでくっついてきたり、
絶対美味しくもないであろう母の血を吸ったりしていた。
ちょっと涼しくなったら猛然と刺しに来るであろう、アイツラらは。

セミはまだミンミン言ってます。

steering wheel

2018-08-25 00:09:07 | プロレス
NXTの特番「TAKE OVER」をちょこっと観た。
最早NXTまでチェックする熱量はないので普段は観ないんだけど、
今回は日本の女子レスラーのカイリ・セイン選手がチャンピオンになったと聞いて一応観てみたのだ。
今WWEに所属している日本人女子は三人。
一軍でバリバリやっているASUKA、二軍であるNXTにいるこのカイリ、
そしてこの6月に新たに所属になった紫雷イオ選手の三名である。
さすがに私も全日本女子プロレスが解散してから女子プロには詳しくない。
ASUKA選手は華名時代にお騒がせな感じでサムライTVによく出ていたので知っているが
カイリ選手に関しては全く知らない。
調べてみたらそのはずで、スターダムという団体の所属だったのだ。
そこはグラビアモデルだった愛川ゆず季という子をエースにして人気だった団体だったため
女子の私が観る機会は皆無だったのだ。

それでこのカイリ選手、写真なんかでのちょっと見はロリっぽい。
海賊キャラで売っているらしいので、カワイ子ちゃん海賊なのかなーと思ってちゃんと観てみたら
意外と可愛いというよりしっかりしている感じだった。
「頼りにする」というより「頼りになる」感じ。自分でどんどんやって行くかあちゃん的な。
ASUKA選手のように自己顕示欲に溢れた性格じゃないとアメリカは大変かなと思ったけれど
安定している感じだった。海賊キャラもボートかなんかの選手だったらしいからなんだと。
試合を見るに、「日本の女子プロレスラーは頑張り屋さんだなあ」とつくづく思う。
アメリカの女子レスラーは飄々としているから特に感じるのかも。

そこそこの大きさの舵輪を持って入場し、ポストの上でクルクル回すっていうのはなかなか斬新なので
早く上に上がってみんなに見せて欲しい。
アメリカ子供がどんな反応をするのか知りたいよ。

throw away

2018-08-24 00:24:14 | 日常
捨て時がわからないものっていくつかあって、代表的な物がタオルなのだ。
フワフワもいいけど、使い過ぎて毛羽立って固くなったものの吸水性も捨てがたい。
なので何年も使っているものがあったりする。
友人達にいつ捨てるのかと聞いたところ「フワフワじゃなくなったら」とはっきり決めている人もいて
「そうか、それならばゴワゴワで色も抜けたタオルはさすがに捨て時か」と納得して新調を決めた。
だけどバスタオルについてはなかなか思いきれない。

マスカラも「乾いて付かなくなったら捨てる」という人がいたけど、乾かないよ?
いつまでもちょっとずつでも付くから困る。
新しいのは用意してあるんだけどねえ。

shape

2018-08-23 00:07:33 | 日常
蒸し暑いー。
一度涼しくなってからの暑さは身体に堪えるわー。

先日あきらめた「ポケモンおっとっと」を友人Sっ子っちからありがたくもいただいた。
やっぱり可愛いパッケージだよー。
一つ開けて全部出してみたところ、なんとピカチュウ型のおっとっとが一個入ってた!
知らなかったー。他にもワニノコがいたし探せばもっといろいろいるのかも。
とりあえず見つけたピカチュウだが、かわいそうで食べられない。
煩悶していたら母に「食べてあげるのも供養だと思って」と訳のわからない諭され方をしたので
思いきってエイッと口に放り込みました。

普通におっとっとでした。

intercultural

2018-08-22 00:03:34 | 
中編が二作入っている本。
一作目「カブールの園」はアメリカ移民三世の女性の話しで、母親との関係や人種差別、
いろんなものに押しつぶされそうな生活が描かれている。
二作目「半地下」はニューヨークで捨てられた日本人の姉弟がアメリカのプロレスショー団体に拾われ
ショーと現実の区別がつかなくなっていく暮らしの中で死んで行った姉。
とにかく過酷で切ないアメリカというところの生活。
二つの言語を操るがゆえに、二つの言語の仲介が出来なくなるジレンマ、ひいては異なる文化、自分の根っこ。
読んでいるとどんどん引き込まれて行きます。