ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

fishy

2018-08-10 00:09:35 | プロレス
昨日もちょこっと書いたが、ボクシング協会の話し。
その前の日大アメフト部のことも同じだけど、あの世代のオヤジは時代の変化に気が付いていないと思う。
SNSが普及したくらいから、モラルや考えたかたなどいろんなことが変わったと思うのだ。

かつてはプロレス業界はどんぶり勘定だった。
元々「興行」であったから、闇社会とも繋がりがないとは言えないしタニマチなど欠かせない。
怪しげな電子マネー会社や健康食品会社、パチンコ業界なんかが堂々と宣伝を打っていたり。
景気が良い時は良いけど、落ちて行くと経営者は自殺するなんてこともあった。
だけど新日本プロレス。
経営が破綻し、ゲーム会社が親会社となるとそんなことでは行かなくなった。
だってちゃんとした経営をしている会社の子会社になったのだもの。
きちんとした契約、無理のない巡業計画、クリーンな経営。
今年になってはタカラトミーから外国人社長がやって来た。
最近はネットワークを通じて海外にも打って出ているので、とうとう社長からファンにも

[日本の市場だけで日本のお客様だけにプロレスをお見せするなら
「ま、そこも含めてプロレスだから」と穏便に見てもらえ、問題にならないことも多々あったと思います。
しかし世界中から新日本プロレスを観てもらえるようになってきた今、
海外の方からすれば問題ととらえられる事もあります。
海外進出という状況に限らず、日本国内だけでも「昔はこれぐらい当たり前だったけれど、
今は許されない」という倫理観や社会通念の変化があります。]

と一言あった。
今まではかなりヤジが汚いとか、他の客も眉を顰めるようなマナーの悪い客にも
なあなあでお咎めなしだったが、今後はしっかり対処するということも言っている。

こんなにきちんとされれば安心して観戦も出来るが、
実はプロレスらしいズンドコな部分がなくなってしまうのはなんだかとってもつまらない気もする。
社長は「過渡期なので見守って欲しい」とのことだが、なんかそのまま違う世界に流れて行きそうだ。
胡散臭さいうのも魅力なのかも。
あっ、ちなみに他の団体はほぼすべてまだまだズンドコ臭醸しているのだけど、
あっちはあっちでもっとちゃんとして欲しいです。