ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

obsolete

2018-06-13 00:03:54 | 過去
先日ブライダル仕事での空き時間にマンキツに行ったと仕事先の年上の男の人に言ったら
「この前ラジオでさー、話しているのを聞いて懐かしくなって読みたいマンガがあるんだ」と言うので
何かと尋ねたら、それは「アストロ球団」だって。
もちろん「持ってます。お貸ししましょうか?」。
ということで10年振りくらいに出して読んでる。
これは一巻が1973年に発売されている。なんと45年前!ええっ、そんなに月日が経ったの?
自分がヲタク的に夢中になったマンガだが、当時から「有り得ないよなー」とは思っていた。
何年かに一度、読む度に「なんかすごいなー」「昔だからアリだっのか?」と感じるものなのだが
今回は特にキた。前と違うところに引っかかる。
まず初めに「主人公が事故で顔面を怪我した江夏投手に成りすましてピッチャーとして投げる」という
とんでもない設定があるのだが、まあいつもは「いくらなんでもフォームが違うんだから
投げたら別人だとわかるだろ」くらいだ。このくらいはマンガの設定だからと緩く流す。
しかし今回はその前の段階で「主人公が江夏投手だと偽って村山監督に電話し、
監督もそれを普通に受けて話す」というところに非常に違和感を感じた。
公衆電話から球団事務所に電話をかけると「はい村山です」って監督が出るのも有り得ない。
そして声色を使うわけでも関西弁なわけですらないのに監督は本人だと信じる。ない。
最初のエピソードからそれだもの。全編違和感と言っても過言ではない。
プライバシーとか個人情報とか、まあないね。
いちいち野球やっている最中に自由にグラウンドに乱入してくるお客とか、ない。
初来日のカナダの木こりが「ケッ、シブトイ野郎ダ。マルデウスギタネエ トカゲノヨウナ
ヤツダゼ」なんて持ち得ない日本語のボキャブラリーで話し出すなんて、絶対ない。
しかし読んでいるとだんだんそんなことはどうでもよくなり、話に夢中になるから不思議だ。
昭和はなんでもありパワーに溢れているな。


Remember you shall die.

2018-05-18 00:01:18 | 過去
ヒデキが亡くなったって!
ビックリした。永遠の青春スター、病気したってずっと元気だと思っていたから。

彼が大ヒットを飛ばしていた時、自分はまだ小学生だった。
私より母が「カッコいいー」とポーッとしていたのを覚えている。
その時母はまだ30代だったんだな。無理もない。
あの頃、男が長髪なんてありえなかったんだ。日本では。
マイクスタンドを動かして歌うなんてことも。
名前もかっこいい。
私の印象では「マンガの中の王子様が現実に出て来た」って感じだった。
でも自分が夢中になるにはお兄さん過ぎた。実際には母より私の方が年が近いのにね。

最近どんどん知っているテレビスターが亡くなって行くので
「年を取るってこういうことか」と複雑な気持ちになっていたが、
ヒデキもともなるとそんなノンキなこと言ってる場合かって気にもなって来る。

ここんとこ急激に時代が変わっている気がする。
古いものが駆逐されている瞬間って印象。新しいものに書き換えられている。
私もデリートされる時は来る。
メメントモリ。

stray dog

2018-05-10 00:02:57 | 過去
新潟で少女が殺されて線路捨てられるという非道極まりない事件が起こった。
そのせいというわけでもないのだろうが、低学年の生徒達が「一人で帰るの怖い」と帰るのを嫌がる。
うーん、自分がそのくらいの時ってどうだったのだろうと思い出してみると
ちょうど生徒が住んでいるマンション辺りのソロバン教室に一人で通っていたが
怖くて一人で歩けないなどと考えたことはなかった気がする。
あっ、野良犬は怖かった!だけどそのくらいの距離なら走って振り切れる自信はあった。
むしろ高校生くらいになってちょっと遠いピアノ教室に徒歩で行く時が犬は一番怖かった。
私の弟に至っては三輪車しか乗れないくらいの時、ちょっと目を離すと
どこまででも三輪車に乗って行ってしまい、家人が大騒ぎして探しに行くということが多かった。
野良犬は今はいないけど、それくらいしか怖いものがなく子供が一人で居られた時代は奇跡的だったのか?
それとも子供をターゲットにする事件が絶えない今が狂っているだけなのか。
子供が出入りする我が家は心配が絶えない。

United Kingdom

2018-04-25 00:01:39 | 過去
OASIS Don't Look Back In Anger 歌詞(和訳)付き

 
長瀬が出ているビールのCMでOASISの「Don't Look Back In Anger」がかかっていた。
日本のCMではよくOASISは使われるなあ。
自分は流行っていた時はまったくOASISが良いとは思わなかった。と言うか好みではなかったのだ。
だから「なんでこんなにみんなこのバンドが好きなんだろう?」と心から不思議に感じていた。
だけど今聴くとなんかいいな。しみじみと。みんな曲が似てるけど。
イギリスを感じるのだ。晴れていないグレーな空を。
私も今やアメリカにかぶれて忘れていたけど、イギリスにかぶれていた時代もあったのだ。
あの当時の感覚を思い出す。

ウィリアム王子のところに第三子が産まれたこともあり、
私の中でなんか急にクローズアップされたぞ。

the good old

2018-02-25 00:04:27 | 過去
今日ブライダル仕事に行く時、自分の格好をあらためて見たら
ブーツ、コート、バック、すべて25年前後に買ったものだった。
ブーツは初めてロンドンに行った時に想い出になるようにと買ったものだ。
たいして高価なものでもなく、ニューボンドストリートにあった普通の靴屋で買った。
ブラジル製の皮だったことを覚えている。
コートはマリオンにあったノーベスパジオのセールで一万円ポッキリだったように記憶する。
通りすがりに見かけて一目惚れして「これはいいな。でも今はお金使っちゃいけない時期なんだよな。
だけど…」とちょっと悩んで、やっぱり買ってしまったものだ。
緑色のコート型のダウンって今探しても見つからないだろう。なかなか良い買い物であった。
バックはヴィトンのサックショッピングという大きいもの。
欲しくて欲しくて銀座で取り寄せてもらって頑張って買ったんだった。
どれも買ってしばらくは着用していたのにある時からなんとなく使わなくなって、
20年ほどお蔵入りしていたのをまた掘り出して使い出したものだ。
捨てようと思った時もあったが、なんとかくぐり抜けた物ばかりだ。
今使ってみて、流行からものすごく浮くこともなく、使い勝手は至極良い。
こういうことがあるから捨てられないのよねー。
古いものは物が良いから特に。
そしてクローゼットがパンパンになって行くのであった。

corn

2017-06-29 00:04:59 | 過去
私の夏の三大美味と言えば「スイカ」「枝豆」「トウモロコシ」だ。
中でもトウモロコシは子供の頃から大好きで、4歳くらいの時に食べ過ぎてジンマシンが出ても食べ続けた逸話アリ。
そのくらい好きなのに、今まで最近話題の白いトウモロコシを食べたことがなかった。
そしてとうとう今日ヨーカドーでねだって買ってもらったのだ!自分で買わないところがミソだ。

食べてみたが、確かに甘い。そしてスッキリしている。
しかし私としてはもっとトウモロコシくさい方が好みだなあ。
最近は全く見ないが、昔お歯黒のように黒い粒が混じった貧相なトウモロコシがあったのよ。
なんかシワシワしてて硬くてポップコーンの原型みたいな感じの。
飼料っぽい味(笑)なんだけど、それも「豆」って感じで美味しかったのよ。
まあこの年になると子供の頃美味しかったものは想い出補正が入っているとは思うけどね。
もう一度食べてみたいなあ。
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discontinued

2017-06-10 12:45:23 | 過去
スーパーのお菓子売り場に行ったら普通にカールを売っていた。
もう争奪戦はひと段落したのかしら?それともタイミング?
その横にピックアップが佇んでいて、「そういえばこれもカールと同じく昔からあるけど
誰かが買っているだろう系のお菓子だよなー。なくなっちゃったりしないかな?」となどとふと思ったのだけど
帰って調べたらなんとこちらも8月に製造中止だって!
カールは関西地方で販売するけどこちらは製造中止…。うーん。

ピックアップのコンソメ味は私が小学生の時に発売されて、初めて食べた時にはあまりの美味しさに唸ったものだよ。
だけどいつの間にか買うこともなくなっていて
箱が横向きになったのもペンギンのマスコットが付いたのも知らなかった。
無くなっちゃうのは当たり前だけど、美味しいのになんかもったいないよね。
慌てて昨日行ったスーパーに走り、二箱ずつ購入しました。
そういえばスピンってお菓子もあったな。チーズ味とカレー味の。
「スープに浮かべても美味」とか書いてあったけど、誰か浮かべた人いるのかな?

世の中では、スナック菓子と言えばポテトチップス一択なのでしょうか。

collection

2017-05-24 00:12:43 | 過去
月曜日は具合が悪くて寝ていたわけだが、運悪く近所の小学校と中学校がダブルで
運動会の予行練習まっ只中だったので、うるさいことこの上なかった。
割れたスピーカーから出る音楽に先生の叫び声、果ては和太鼓でドンドン、エイヤーっと掛け声。
まあ仕方ないとウトウトしていた時になぜか「Bohemian Rhapsodyを少し英語がわかるようになった今、
翻訳できるかも知れない」などと考えて、歌詞を思い出したがどうにも4小節だけ思い出せない。
おかしい。そんなはずはない。誰よりも聞き込んだと自負するこの曲の歌詞が出てこないなんて」と
ショックを受けつつ考えるが一向に出ない。
泣き寝入り。
だが、体調が良くなったら簡単に思い出せた。なんだよそれ。

懐かしくなって、75年の2度目の来日時に出版されたミュージックライフの特別号をひもといた。
軽く30年振りくらいに開いた本は糊は劣化していたけれど紙質などに問題はなかった。
とにかく一言「若い…」。
当時学生だった私から見たら十分大人だったメンバーも、若さ溢れるアンちゃんだったのだ。
ロンドンの街も東京も大阪もみんな昭和だ。古いけどなんか品がある。
たまにはたくさんのQUEEN蔵書をじっくり読み直すのも楽しそうだと思った。


The show must go on.

2016-11-25 00:13:59 | 過去
まさかの雪、それよりの寒さ。
明け方の地震。グダグダの電車のダイヤ。
そんな24日はフレディーのご命日。
ロンドンに行かなくなってしばらく経ち、ここ何年かは「ああ、ご命日だったわね~」くらいになっていたが、
今日は普段見たことがないCSの音楽チャンネルで特集をやっていたから観ちゃった。
そこでびっくりしたこと、それはあの日からもう25年経ったということだ。
そうか。あの日周辺の出来事を鮮明に思い出せるけど、それでも25年経っているのだ。
25年っつたらあーた、四半世紀ですよ、四半世紀!
その間、私に変わったことなんか何もない。
仕事はずっと同じピアノ教師とブライダル奏者でちょびっとバイトが加わったくらい。
大きな事件は祖父母と父が亡くなり弟が独立したことくらいか。
結婚したり子供を育てたりしていたら25年の意味も深いのであろうが、なんかサラサラ流れていく感じだ。

そのテレビ番組はイギリスの番組で、QUEENのアルバム時系列に沿って当時の状況を振り返るという番組だったが
それ自体も2006年のもの。つまり10年前のものだった。
まあもう変わることがないバンド(今年来日したけど)だから10年前のものでもなんら問題はないのだけれど。
共に当時を振り返りながらまあ思い出せること思い出せること!
あの頃は我が街にあったレコード屋「ワカナ堂」でレコードを買っていたこと。
あるシングル盤は発売日にワカナ堂に置いていなくて、藁をも掴む気持ちで行ったかつて駅の向こうにあった
「TAIYO」という小さいレコード屋で発見した時のあの喜びと充実感。
誕生日のプレゼントとしてタンスの上に隠されていたあのLPレコード。
そんな想い出と共にあったQUEENと私の蜜月は20年間だったらしい。
つまり終わってからの年月の方が長くなっちゃったんだ。
亡くなってしまったフレはあの当時のまま。私も劣化してるけど中身はあんまり変わらないまま。
でもこれでいいのだ。多分。
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intuition

2016-09-10 21:43:31 | 過去
昨日の話題をまた引っ張っちゃうけど~。

その古い映画の中で、荒野の中を宇宙人から逃げるカップル。
観ていて「一体何を考えてやみくもにどこへ逃げているのだ?」と思っちゃったけど、
それってその当時なら当たり前のことなのよね。
今ならスマホがあり、地図もGPSもあるし、SNSやメールで人にお伺いを立てることも出来る。
でもスマホどころか携帯電話もない時代、磁石がなければ方向もわからない時代には
唯一残された「野生の勘」で動くしかなかったのだわ。
それで上手く逃げ切ることもできただろうし、ダメな時もあろう。そんな運任せだった。
だが昨日の映画では日本が侵略されてしまったことを誰にも、他の国にも伝える術がなかったけど
(映画の中で伝えようなんて考えもなかったし)、今の世の中なら瞬時に伝えることが出来る。
もしかしたら滅亡を防げたかも?それはわかんないけど。

考えてみればあの当時から50年経っている。
そりゃ時代も変わるよね。
あの当時に想像した未来がいま実現されているのだろう。
回線が切れた時に何も出来ない人にならないよう、野生の勘が死なないようにはしておきたいものだ。