ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

活動

2005-09-30 00:11:06 | 日常
デザイン力に長けたK嬢に生徒募集のポスターを作ってもらいうために
私の家までお出ましいただいた。
しかしK嬢ご愛用のソフトが入っていないというのが敗因でうまく進まず。
とりあえず雛形だけ作って後はまたと言うカンジに終わった。
それはとてもK嬢の納得行く出来ではなかったらしく、
写真すら晒すのを嫌がったが載せちゃう。えい!

ちなみにK嬢の真っ赤な車は内部が壊れたため修理中。
出してもらった代車も交差点の真ん中で突然止まるというアクシデントに遭い、
九死に一生を得たと言う。
すでにディーラーに対し怒り心頭。話を聞くと怒りの原因はそれだけではなく、
よくまあ今までガマンしていたと思った。
車なんて高価で命に関わるものなのだから、売る方も責任持って欲しいものだ。
まあ免許すらない私には関係ないと言えばないけどな。
ちなみに今日乗っていた代車の代車はおよそ華美華麗なK嬢には合わない濃紺のバン。
しかもドイツ車。
待ち合わせのときに見逃しちゃったよ。

その後、K嬢宅で発掘されたメキシコの映画「ミルマスカラスと5人の美女達」という映画を見た。
もうあまりの荒唐無稽さに二人とも無言になるくらいすごい作品だった。
おそらく30年前位の映画だと思われる物。
ブルーデモンを筆頭にメキシコ屈指のルチャドール達が美人コンテストを守るために
悪と戦うのだが、彼らはいかなる時もマスク、上半身裸にタイツ姿。
バイクに乗っていようが、森であろうが海であろうがその姿で悪と格闘。
拳銃相手でも殴り合うのみの格闘。血の一滴も出ない安全振り。
悪もすごい。コントのような研究所で(フラスコから煙が出、何やらわからんパイプには
赤い液体が流れている)、「小さい人でもパワーが出てそれが持続する研究」をしている
博士とか、赤いマント姿になぜかWのイニシャル入りのユニフォームの悪党軍団とか。
無駄なカット満載、映画とは思えぬカメラ割り。伏線かと思えばそれはすべて
こちらの深読みというひたすらまっすぐなストーリー展開。
見る機会があったら絶対見た方が良い一作だ!

物思う秋なのね

2005-09-29 00:05:22 | 日常
家の向かいにあるアパートの一室に赤ん坊がいる。
この夏、やっと歩けるようになったらしくしきりにベランダに出ていた。
彼女は女の子なのだが全体的にたくましく、頭も大きく、お世辞にも「美少女」とは言えない。
だけどものすごく可愛いのだ。愛らしいのだ。
夏の暑さから紙おむつ一丁の姿で踏ん張って歩く姿はまるで西郷ドンのようで、
家では女の子なのに勝手に「オムツ野郎」と命名して微笑ましく見ていた。
そんな彼女と先日雨戸を締める際に目が合ってしまったらさあ大変、こっちに向かって
「おえーあん!おえーあーん!(お姉さんと言っているのだと思われる)」と叫ぶ叫ぶ。
考えてみればお互い名前も知らないのに…。

そんな彼女だが、急に寒くなってきたせいか本日は長ズボンを履いていた。
「そうか、もうオムツ一丁では過ごせないよなー」と思いつつも
来年彼女は成長してオムツは履かない事に気が付く。
そうか来年はもう彼女のオムツ姿は拝めないのか~。
思えば期間限定のレア物だったのだ。いいもの見せて貰ったよーっ。
しかしあっと言う間に幼児から子供になっちゃうんだろうな。
良い事なんだけどちょっぴり寂しい気もする。勝手ながら。


新日本プロレスのサイトで、ネグロ・カサスが来日すると知った。
知っている人は少ないであろうルチャ・ドール。
十年前にはあんなにカッコ良かった彼。
メキシコで試合が見れて嬉しくも緊張し過ぎて写真に腹しか写せなかった彼。
その後太って行っていたからどんなになっちゃったんだろう。緒に来る弟ってどんなんだろう?
み、見たいような見たくないような。これが元彼感覚ってヤツですかい(笑)?
こうやってズルズルとプロレス界に戻るのか、自分?

勢い

2005-09-28 00:26:21 | 日常
国勢調査が来た。
しかし私のような自由業はどこからどこまでが就業時間かと明確に答えられないわけである。
例えばブライダルとて式時間は正味15分だが、一時間前に入館待機だし、
お客様の集まり具合などで式が遅れればその分時間は延びるわけで~。
ピアノ講師の方だって教える時間は決まっていても、生徒のための楽譜を書いたり
電子オルガンの音作りやシーケンサー組みの時間はどうなのさというところなのだ。
まあそんなに厳密にやらなくてもいいんだろうが。
とりあえずそういうものをすべて抜いて、一週間分の正味働いている時間だけを抽出したら
とても悲しいことになりました。
OLさんの三日分にもならないとは…。キリギリスもいい加減にしろと自己ツッコミ。
働かねば~。

アメリカン

2005-09-27 00:59:37 | 日常
春先の歯科通いから歯磨きの重要性を学んだ私は以来きちんと歯磨きに取り組んでいる。
短くても5分は隅から隅までブラッシングし、歯間ブラシも忘れない。
歯ブラシもいろいろ試してなんとか気に入ったものを見つけ出したのだが、
それ、惜しむらくはブラシがへたれるのが早い。
まあそれも歯磨き頑張っている証拠と言えば証拠なのだが~。
今回も同じ歯ブラシを買いに行ったのだがなぜか店には同じ種類でありながら、
アメリカ製直輸入のものしか置いていなかった。
あきらかにすべてが大造りの歯ブラシだが、性能に変わりはないはずと信じて買ってみた。
そしたらやっぱりアメリカンだったよ、ママン…。
握りが疲れないで握れるよういい感じに柔らかくしてあるのは嬉しいのだが
いかんせん太い!あまりの太さに家の洗面台付属の歯ブラシ立ての穴に入らない。
ブラシ部分も先端が曲がるように工夫されているのはいいが、毛の一本一本が極太。
歯の間に忍び込むのは無理だ。
まあ、毛のあまりの強さにへたれにくいだろうとは思えるが。
もう一本買ってしまった自分を軽く呪う。

前回の夕食に「細木先生レシピカレー」を食べてきた生徒、
今夜はコロッケだったというので「それも細木先生レシピのコロッケ?」と
冗談で聞いたら、「ううん、違う。でも一緒に出たキンピラが細木先生レシピ」だと。
お母さん、はまってますねー。

大自然

2005-09-26 00:14:46 | 日常
今日はガーデン挙式担当だったのさ。
そこは建物の屋上なので、普通でさえ強風で譜面は飛ばされ、気温によっては
灼熱地獄や冷凍光線を招待客共々浴びることになりなかなか過酷ではあるのだ。
そんな今日、台風が来るのか来ないのかはっきりしないまま雨は上がっていた。
そうなればもうガーデン決行。
本日の敵はパワーアップした強風でありました。
牧師の髪の毛は吹きすさぶ風のため常に後ろから前へとなびいていたし、
新婦のベールも上がりっぱなし。聖歌隊の声もマイクに届く前に風にどこかへ連れ去られていた。
自分は「なんとか譜面だけは飛ばないよう死守!」と頑張っていたのだが、
最後の最後に思わぬ伏兵アリ。
退場のマーチを弾いている最中に隣に置いてあったパテント代わりの植木(横1mはある)が
ストッパーがかかっているにも関わらず、そんなものは引きずりつつキーボードに突進してきたのだ。
その勢いでキーボードもガガッという音と共に押されて動いてしまった。
退場する新郎新婦の方を見ていた私は一瞬何が起きたか理解不能だった。
しかしとりあえずキーボードにくっついて行って音楽は止めることなかったのは習い性ってヤツですかい?
その後、なぜか式場の人ではなく写真を撮っていたお客さんが植木を元の位置に直して下さり、
近くに座っていた新郎のご親族一同にも「ストッパーがかかっているのに動いちゃうなんて風って
すごいわよねー」と話しかけられた。

自分としてはガーデン式はこのように自然に左右されることが多く
集中出来ずらいことから「心に残る式」というのはしにくいため
あまりお勧めできないと考えていたのだが、
母曰く、「あの式の時、寒かったよねー」とか「風に飛ばされちゃってさ」など
思い出に残るので、それはそれで良いと言う。
確かに今日のご一家の和み方を見るとそんな感じもアリかなーと思ったのであった。

ギャルちゃんと英語

2005-09-25 00:10:19 | 日常
家の生徒にすごい高校生ギャルがいるのだが(最初は小学生だったが育った結果ギャル)、
今やっているバイト先でどうにも上手く使われ、レッスンに来れなくなる昨今。
とうとう本人は「今月でレッスンやめる」と言い出したのだが、
いざ最後と来てみるとなかなか決心がつかないらしく、「とりあえず休学ということで」。
私としてはまあバイトが楽しく続けられているのならそれでいいと思っているのだが、
バイトをやめたら戻って来るも良し。

彼女のギャル話は聞くと衝撃を受けるというか、とにかくいつもすごいのだが、今日の話は笑った。
クラスに本人も含めてギャルが三人いるらしい。どれも言っちゃ悪いがすごいバカ
(ちなみにウチの生徒はやらないだけで、思考能力はちょっとした天才肌ではある)。
英語の授業の際に、外国人講師とお決まりの「How are you?」「Fine thank you,and you?」
というフレーズの応酬の中で、ウチのギャル生徒、なぜか「Fine」に反応してしまったようで
「It's cloudy.」と返してしまったと言う。
それを聞いていた別のギャルAが「えっ?っつーか今日はサニーじゃね?」。
(発音は「サ」にアクセントではなく、あくまでギャル調に一本調子で「ね」だけ上がります。)
するともう一人のギャルBが「ていうか、あたしの心はレイニーってヤツなんだけどぉー」。
もうこれだけで大笑いなんだが、こんな三人が英語のテストでクラスのトップスリーだったと
聞いてビックリした。
「って言っても50点中15点の子がトップなんだけどさー。あたしは3位で12点。
だけどさー、他のまじめな子はどうだってハナシよ。
お陰でウチラ、カンニングしたとか思われてるんだけどー。別にしてねーし」。
したら12点ってことはないと思う。しかしホントに他の子どうしてんのか不安になった。
本人達には申し訳ないが、三人だけテスト問題が違かったんだと思いたい。
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秋分の日・詳細

2005-09-24 00:53:16 | 日常
なかなか気温高目の秋分の日でございました。

朝、11時の結婚式の仕事で池袋へ。
終わり12時開始の後楽園ホールにて全日本プロレス観戦。
写真は遠くて見えないようだが、実際は違い、顔までよく見える良席。
詳細な試合感想はHPのプロレス記の方でお楽しみ下さい。渾身の観戦記だ!
まぁ、すべての試合が楽しめたーと。
そしてあれほど見たがっていた曙選手、期待に違わないデカさ。堪能。
しかし久しぶりっつーか、10年ぶりくらいのプロレス生観戦なのに、
全く違和感の無かった自分に乾杯!普通にオニギリ食べちゃってたしー(笑)。

まだ時間が余っていたため、ショッピングに銀座へ。
化粧品カウンターでファンデーションの試し塗り、ブティックで試着などをして
さらに小腹が空いてロッテリアへ。
そんなことしてたら時間がなくなり再び池袋に急ぐ。
急いだ価値の無い研修を過ごし帰宅。すでに夜にはプロレス観戦が昨日のことのようであった…。
長い一日でした。
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秋分の日なのに

2005-09-23 12:01:33 | 日常
Now I'm Here.

若き日

2005-09-22 00:18:23 | 日常
最後の生徒さんの時間が変わり、いつもより早い電車に乗れるぞとホームに急ぐと
そこに見知った顔がいた。
月曜日の教室の生徒だ。
なんだか疲れ切った顔した中学生がいるなあと思ったら…。
時刻はすでに夜の8時過ぎ。これからまだバスに乗ってやっと帰ってご飯食べたり
お風呂入ったりして死ぬほど出される宿題やるんだなーと思うと疲れ切るのも至極当然と思う。
あまりにも悪い顔色にちょっと心配。本人は「全然平気!」とか言ってるけどさ。

先日K嬢から電話が来て、「今テレビでメキシコをやってます!見て下さい!」とのこと。
今から十年以上前、私とK嬢とK代ちゃんは三人でメキシコに行ったのだ。
メキシコシティーにはルチャリブレを見に、そして旅行会社に「これから注目のリゾート地ですよ」
と紹介されたカンクンも付けて。
テレビ番組は途中からの視聴となったのだが、おりしもウルティモ・ドラゴンという
日本人ルチャドールの先駆けが出ていてルチャを見せていた。
「このアリナ・コロセオっていう会場は行ってないですよね?」とK嬢からメールが入る。
アルバムで調べたところ、試合は見ていないが玄関まで行って写真は撮っていた(笑)。
次に番組一行はカンクンへ。あまりの発展振りに目を剥く。
我々が行った頃は開発が始まったばかりの頃でまだホテルが三つ四つしかなく、
ビーチに人もまばらで「私達だけの海!!」と勘違い出来るくらいの場所だったのに
今やブランド店が入ったショッピングモールまであるというではないか!
海は素晴らしいエメラルドグリーンだが他になーんにもなく、良くも悪くも田舎だったあそこが!
「十年一昔…」とため息をついて見ていると、一行は今度はジェットスキーで
オシャレなレストランに向かった。くどいようだが我々が行った時はそんなものはなかった。
ホテルのメイン・ダイニングで伊勢海老を食べたが、付けあわせが生のモヤシで軽くショックを
受けたことを克明に思い出す。メイン・ダイニングで生モヤシだぜー。
でもってオシャレなレストラン・・・のはずが、ちっともオシャレでない適当なテーブルセットに
メインはただ焼いた伊勢海老でつい笑ってしまった。変わってないじゃんって。
凝りたくても凝れない、これがラテンの血なのでしょうか(笑)?

番組終了後、懐かしくなってじっくりアルバムを見るも、時差と寝不足、食生活の乱れ
(私はサルサの匂いが苦手で毎日吐いていたのだ)による肌荒れの酷い己が姿に
目を背けたくなった。
普通、「わー、わっかーい!」などと言うところなのだろうがな。
さみすぃー。

ちなみにこの旅行記が私のHPの方にちょこっと載ってます。
興味のある方はどうぞ。

ファッション

2005-09-21 00:00:37 | 日常
迫ってきた発表会。そこで今年は私も講師演奏するのだ。
自分は仕事として人前で弾いているので今更緊張であがってしまうということはない。
あがるどろか失敗もぼやかすテクすら持ち合わせているから、寛容になりがち。
しかし今回は自分の生徒とその家族の前で弾くのだ。
ズバリ失敗は許されないというのはヒシヒシと伝わってくるのである。
そういうことで毎日きちんと練習している。良い事である。

そこでちょっと悩んでいること。
慣例として、毎年講師演奏の先生はドレスを着ていた。
さすがに私はそんなことは避けようと思っているが、それでもよくブティックで勧められるような
「簡単なパーティーの時にも着られます」系の、披露宴ゲスト服みたいなのを着ようかなと思っていた。
自分の手持ちは黒ばっかりでちょっと飽き気味なので「よっしゃー!新調すべー」と思って
店に見に行ったところ、そういうワンピースと普通の仕事にも着ることが出来る
ちゃんとしたワンピースがそういうのと同じ値段なのである。
披露宴服はもう周りに結婚式などやるような友人が皆無であることから着る機会はないであろう。
そう考えると普通の服なら仕事にも使えるし、ちょっとアクセサリーを考えれば
立派にフォーマル風にも仕上がるのでお得だ。
だけど一発、あんまり着ない系も着たい気持ちもあったりする。
微妙に揺れる乙女心。悩んでいる内に天高く馬肥える秋の空気に染まって、サイズアップだけはしないようにせねば…。

いつも私の前で踊っているTさんが休みのダンスレッスン、やっぱり集中的に指導が来ました、私んトコ。
ありがたいけど来週もTさん休みかと思うとちとつらいものもある~。
しかし個性の強いTさんがいないので「なんか調子狂うね」と先生も言っておった。
さすがである。
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