言い訳じゃないよ

金曜日の午前は空いていればラテンエアロに駆けつける。
しかしどうにも今日は疲れが残っていて無理そうだったので同じ時間のアクアビクスに出ることにした。
そしたらイントラは代行で若い男の先生！しかもイケメン風で超足が長い。
浮き足立つおばあさん達。そして上の階のラテンクラスの人たちも休憩になると窓からプールを見出す始末。
私と言えば、留守になった家の窓を開けたまま出てきてしまったことに気いてしまい、
「泥棒に入られていたらどうしよう」「あー、母より後に帰ったら怒られる～」などとブルーになり
若い男に喜ぶどころか、レッスンすら全く集中できなかった。
帰りにラテンの友人に見つかり「別に若い男の先生だからラテンサボってプールに出たわけじゃないからっ！」と
必死に言い募って帰って来たのであった。

水羊羹

こう暑くなった季節、バイトが終わってこっそり賄いなんかを食べていると
「ああ、水羊羹食べたいなあ～」などと思ってしまう。
その水羊羹はもちろん虎ノ門岡埜栄泉のものだ。
突然亡くなってしまったお客さんが毎週のように「会社の分のついでだから」と言って
差し入れてくれていたのをお裾分けしていただいていたものだった。あの味が忘れられないー。
もちろん自分で買うことも出来るのだが、会社の贈答品として大量購入されるお客さんが多い中、
水羊羹二つだけ買うのはなんか野暮ったい。「ま、いっかー」と諦めてしまうのだ。高いしな。重いしな。
なので帰り際にセブンイレブンでCMでやっている水羊羹を買ってみた。
レジがおばちゃんで、「これはおススメ！凄く美味しいのよ。買って損はさせないわ」と
アメリカンガールみたいな口調で勧めてくれたので期待は大だ。
そして家で食べる。
さっぱりしていて口解けが面白くて瑞々しい。
しかし私の口は岡埜栄泉の味を覚えているのだ。食べたいのはアレなのだ！
だからこの薄い小豆の味も甘みも物足りない。やっぱりアレしかないのだ！
まあ値段は多分倍以上違うとは思うけどな…。

亡くなったのち、
仏教では生きている人に思い出してもらうとあの世でのステイタスが上がるみたいな事を聞いたことがある。
あのお客さんは何も企まなくとも水羊羹というアイテムでいつでも私の心に甦る。
名前も仕事も知らないのにーだ。
ご馳走になった水羊羹で彼女のステイタスが上がるのなら、私はお線香を上げられなくても
少しはご供養できたかしらん？

リラクマ

先日、「発表会のために缶バッジを作らなければならない。はー」とここでグチったら
友人のデザイナーが「やったげるよー」と救いの手を差し伸べてくれた。
ホント、助かったっス。
だってホームページをやっていた時すら適当な色やフォントというものがわからなかった私だもの。
彼女は「どんなのがいいの？ふむふむ」というやり取りだけでアッと言う間に
私が想像していた以上のものをデザインしてくれた。
「才能ってあるよなー」と思う瞬間である。ちなみに私には全くないぞ。
で、それを発注して今日実物が届いたのだ。満足満足～。

出張教室では最後の生徒さんが遅れて来るというので待っていたのだが、本を読み終えてしまった。
ピアノの練習をしてもワンセグでテレビを観ても時間が潰せない。
とうとうそこにあったファイルのリラックマを模写する始末だ。
そしてリラックマはちょっとの違いでリラックマ足り得ないことを実感した。
試してみて！ホント、ああいう風に描けないよ！

ホラー

飴村行先生の「粘膜シリーズ」は本当におもしろい。
しかしグロテスク過ぎるので、気持ちが向いていない時は本当に読めないのだ。
今回も図書館に予約して借りたはいいが、「どうにもダメかも…」と手を出さなかったのだが
返却一日前になって読んでみたらやたらおもしろかった。
この「粘膜戦士」は短編集なのだが、時間的に一話だけ読めなかったのが心残り。

ホラー文庫ですもの、グロテスクで悪趣味なんだけど、すごい笑っちゃうところもあるんだよなー。

あらためて

家の前のマンションに毎日引っ越しトラックが来ている。
どうやら引っ越して行くみたい。しかも生まれたばかりの子供がいる家庭ばかりだ。
原因はきっと近くにある巨大公園の放射能値が凄まじく高いとあらためて新聞に出たからだと思う。
福島県より高いらしい。こんなに遠いのに不思議だがそれがホットスポットというものなのだろう。
老人家庭の我が家は放射能問題はどうでもいいことだと思っていたが、
これで子供がみんな引っ越して行っちゃったら私の商売が成り立たないということに今頃気がついた。
今来ている生徒達はマンション買っちゃった家庭の子ばかりだからガマンするしかないと諦めてるのかも…。
それでも引越して行く子供はいるみたいだし。あー、先細るか？
家の調律師さんははるばる山形から来て下さるのであるが、東北ならではの苦悩なども（母が）聞いた。

こんな事故現場から遠い場所の私の将来すらも左右するすごい大変な事故だったんだけど、
一年ちょっと経っただけでなかったことにされそうな感じすらあるのが怖い。

買い物の難しさ

この一週間の悩みの種だった人前式の仕事も無事終わり、ホッとしつつ買い物に勤しんだ。
まずTシャツを買いにア○クロへリベンジ。
友人のmaricoさんが着ていてかっこよかったのでマネっこしたいと一度行ったのだが
混雑と匂い（すごい香水臭いのだ）と暗さに負けて何も買わずに出て来ちゃったのだ。
今日もそんな感じだったが頑張った。
しかしどうしてTシャツっていうと私はオレンジ色買っちゃうんだろう？
私のクローゼットには何枚ものオレンジシャツがある。
コジマ選手のファンだと勘違いされそうなのでプロレス会場には来て行けない（笑）。
今回も黄色とかピンクを買うつもりだったのに気が付けばオレンジ色を一枚手に取っていた…。

その後その近所にある老舗デパートに寄って紳士売り場で就職祝い用の靴下を買う。
しかし会社勤め経験のない私には果たしてどんな靴下が新入社員に適当なものかわからないので
売り場の店員さんに聞いてみたら、まあ懇切丁寧に教えてくれた。
靴下一枚で上司やら同僚やら居酒屋の評価が変わるとはなかなか深いものである。知識を得た。
しかしまあデパートには客がいないな。さっきのア○クロは会計すら行列だったのに。
ア○クロはアメリカの店だからということだろうが、店員はサービスなんて考えていない。
商品知識もなくきちんとした受け答えも出来ずだべっていたり怒っていたりバカにしていたり。
はなから接客業ではないのだ。
でも「外国の店だからこんなもん」っていう共通認識が店と客の間にあるので成り立っている。
しかしきちんとした接客を心がけ、怠りなく努力しているデパートにはお客が来ないとなると
「日本伝統のサービスなんてどうでもいいことに成り下がったのか？」とも感じてくるわけだ。
この前も今日もこのデパートではレジの前のお客さんは中国の観光客の方であった。
私の買い物は千円くらいだったが、店員さんは丁寧にエスカレーターまでお見送りに来た。
でも私の何倍も買い物をした観光客さんには普通の応対（違う係員だけど）。
まあ言葉も通じず文化も違うお客さんにそこまでやっても「？」と思われるという判断だとは思うけど。

そんなことまでちまちま考えているから気楽に買い物も出来やしない。

お年賀

暑くなってきたんで新しいタオルを出そうと漁っていたらこんなタオルが「お年賀」の熨しが付いたままで
二枚ほど出てきた。
まだ新日が後楽園ホールで正月シリーズを行なっていた頃に見に行ってもらったお年賀である。
しっかり人気があった頃だけど、それにしたってさすがバブルの時代だ。
お客全員に連日配ってたって、すごい財力だよな～。でも毎年もらったなんて記憶がないからこの年だけか？
新日の事務所も最近中野にお引越しされたと聞いた。
こんなにはっきりとした住所と電話番号記載がなんか哀しいっす。

夏はこのタオルで乗り切るのです。

扇風機二号

私の注文した方の扇風機も届いた。
写真向って左。ずいぶんと小さい様子が伺えるでしょう？
小さいとは聞いていたけどこんなに小さいとは…。これがネット注文の甘い罠。
本当にサーキュレーター仕様なんですね。
ともあれ二つともシャープの最新機種なのでほとんど使用法は一緒。
ただ小さい方は左右だけでなく上下にも首を振るのだ。
そのまま左右にも振れるのでやっぱりサーキュレーターとしての使用が正解なのかも。
とは言えパワーは結構あるので涼しい。だが大きい方に比べて決定的に違うことがある。
それは「音がする」ということ。羽を動かすモーター音がするのよ。リズム風なんかにすると特に感じる。
しかし前に私が使っていたものに比べれば雲泥の差だけどね。
でも寝る時に使うことを考えたら大きい方の方が断然お勧めだ。ホント、音しないから。

久しぶりにK嬢宅にお呼ばれしてご馳走になってきた。
新しく飼ったお犬様が「大人しく良い子に成長した」ということだったが、やはり大きいから怖い。
ミニチュアでもティーカップでもないスタンダードプードルはデカいっスよ。
しかもあのプードル然としたスタイル。でもキバがあるよー。
で、大人しくしていてくれたけど一度私のカバンに首を突っ込んで怒られていた。
おいとまして電車の中で自分の携帯を見たら、なんか濡れて乾いたような波紋柄が…アイツ、舐めやがったな！
お犬様との付き合いは難しい。

プール

そろそろ生徒達の通う小学校ではプール開きが始まった。
生徒のMちゃん、「プールがある日は嬉しいんだけど、その日は朝に熱を計って記入したものを
学校に提出しなくちゃならなくって、私熱計るの時間がかかるから朝が忙しくなるのがつらい」と。
そうか、今の学校は生徒の体調を見つつプールに入れるんだー。
私たちの頃は全くそんなことなくて、「とりあえず入っとけ」みたいな姿勢だったからなあ。
休んでプールサイドでの見学って一番つらい作業だと思うし。

外のプールで虫の屍骸とか葉っぱとか浮いていても気にしなかったし。
ワイルドだろォ？

新扇風機来る

私が発注した扇風機より先に母が買ったリビング用の方が届いてしまった。当然のように自室に持って来た。
「えっ、二台も買ったの？この家リッチー」と思わないでくれたまえ。
すべては母が税金の返金の金額を勘違いしていたためである。
いくら向こうが間違えてたってそんなに戻ってくるわきゃないでしょーと思っていたら案の定だ。
とらぬ狸の皮算用。
結局1/3しか戻って来ないと知ったのは彼女がヨドバシでエアコンと扇風機を発注したその夜でした。
まあその背伸びして買ったシャープの新機種は素晴らしい。
何が素晴らしいってDCエンジンとやらを搭載しているので消費電力がものすごく低いのだ。
そしてシャープ特有の「プラズマクラスター」でお部屋のニオイもとってくれるぞ！
今までの扇風機がものすごかったから（今調べてみたら‘ドウシシャ’という謎の会社の台湾製だった）
首振るのに音が出ないとか羽の音すらしないことに不安を感じる。
風力も7段階くらいありリモコンも付いてる。青いLEDで光っているのもスタイリッシュ！
そんななので今までみたいに首根っこ掴んで放り投げるように置いたり、首をガッコンガッコんできないわー。
恐る恐る触れている感じ。
とりあえず暑い夏に向っての唯一の冷房器具。一安心だ。