『愛と欲望のナチズム』記載で人種汚辱により外国人と婚姻禁止のヒトラー違い尾上菊五郎は娘の国際結婚許す

今日の日記は、今読んでいる田野大輔著『愛と欲望のナチズム　講談社選書メチエ版』（２０１２年９月・講談社刊）のことです。添付した写真は、その著書の表紙です。
この著書は、私が強く嫌悪する”ヒトラーのナチズム”の実態に、豊富な原資料から光を当てた歴史社会の新書評論です。だから、私がとても共感した記述がありました。以下に、私がとても印象に残った記述の一部を引用・掲載します。
『ナチズムは、人間の最も私的な領域に属し、道徳や宗教に守られてきた性生活を政治的な介入の対象に仕立て上げ、再生産装置として管理運用することである。・・１９３５年９月の「ドイツの血と名誉を保護するための法律」によって、ドイツ人とユダヤ人の結婚と婚外性交が禁止され、いわゆる「人種汚辱」として処罰されていたが、開戦後（１９３９年９月ドイツ軍のポーランド侵攻）は、それが外国人との関係一般へと拡大された。・・しかし、処罰の対象とされたのはドイツ人女性と外国人男性の性的関係だけであり、ドイツ人男性と外国人女性の関係はほとんど問題とされなかった。・・このように、人口・人種政策的観点にもとづく生殖の管理、生産性向上を目的とする性欲の操作など、人間性を踏みじる抑圧的な政策が推進されたのだ。』
私は、ヒトラーのユダヤ人種絶滅政策は以前から知悉していましたが、ドイツ人（ゲンマン民族）でないそれ以外の外国人（フランス人やイタリア人）との結婚までも、ある時期から禁止されていたと、今回初めて知りました。これは、他国への侵攻によって、優生ゲンマン民族の血脈が無断に汚されることを、ヒトラーが強く恐れた所産だと、私は読後に思っています。
そして、この結婚に関するヒトラーの”ナチズム”と全く正反対の姿勢を見せた日本人・歌舞伎役者を、この著書を読んでいて、私はふと思い出しました。
その人は、１３日に婚約を発表した尾上菊之助の父親、尾上菊五郎です。２月１４日付の私の日記『中村吉右衛門四女と結婚の尾上菊之助は三男子を儲け長男跡取り・次男吉右衛門養子・三男市川團十郎跡取りに』でも触れています。
尾上菊五郎の長女は、女優の寺島しのぶで、彼女は２００７年に日本在住のフランス人アートディレクターと結婚しています。当時、閉鎖的だと思われている梨園界の女性が外国人男性と国際結婚したのでとても話題になりました。
この驚きの慶事が認められたのは、度量の広さを見せた歌舞伎役者・尾上菊五郎の人徳だと、それが報道された当時、私は強く得心したものです。
そして、今回の、長男と中村吉右衛門の四女の結婚会見でも、
”この話をうかがって、娘のしのぶが、フランス人の旦那をもらったとき以上に、びっくりしました。瓔子さんは可愛い聡明なお嫁さん。まさか播磨屋さんと縁戚関係になるなんて。”
と、とても温かく心優しい談話を述べていました。
私は、この会見を聞いて、梨園は閉鎖社会で伝統や同族意識が強い特殊な世界ですが、この尾上菊五郎は全く違うと思いました。だから、結婚する二人の未来はとても明るいと、今強く確信しています。

中村吉右衛門四女と結婚の尾上菊之助は三男子を儲け長男跡取り・次男吉右衛門養子・三男市川團十郎跡取りに

今日の日記は、１３日に婚約を発表した歌舞伎俳優尾上菊之助（３５）と中村吉右衛門（６８）の四女（３０）との二人の間で、将来生まれるだろう子供たちの処遇のことです。
私は、去年から歌舞伎界で続く訃報を払拭するこのとても明るいお祝い事を、心から喜んでいます。ましてや、私の大好きな歌舞伎俳優の二代目・中村吉右衛門の正統な後継歌舞伎役者が生まれる可能性が出てきたので、とても嬉しく思っています。
この結婚する二人の父親は、お互いに歌舞伎界の最高峰を極めた人間国宝認定者です。そして、尾上菊之助の母親は、私が昔から映画を観ていた女優の富司純子（６７）です。だから、生まれてくる子供の役者としてのＤＮＡは、全く申し分ないものです。
生まれて来る歌舞伎役者の子供のことを、全く他人の私が、今からとやかく言いことは不謹慎だと思いますが、歌舞伎界を愛する私には、とても強い願望があります。
それは、二人の間で少なくとも歌舞伎役者に育てる三人の男子を誕生させてほしいことです。
当然、長男は、父親と同じく尾上菊五郎を襲名する跡継ぎに、次男は、娘しかいない祖父・二代目中村吉右衛門の養子（注：祖父・吉右衛門も母親の実家初代吉右衛門の養子になっている）に、三男は、市川團十郎（注：最近亡くなった１２代目團十郎と中村吉右衛門は、従兄弟の関係だから血の繋がった親戚筋）宗家の養子（不祥事ばかりの当代の市川海老蔵に替わって、将来は１３代目團十郎を襲名）になってほしい事です。
母親の富司純子は、自分たちの跡取りに関して、『神様の導きのもとですので、そういうプレッシャーはかけません。私も最初は女の子だったので、プレッシャーは大変だった。瓔子ちゃん（嫁）にはそんな思いをさせたくない。』と報道陣にはっきりと答えています。でも、本人はそう思っていても、周囲の者には、私と同じような後継者の願望を抱く者も多くいると思います。
そして、私は、今後の期待を込めて、この若い二人の行く末を、温かくかつ強く応援していきたいです。

札幌ラルズふとんの日特別セールそばがら枕２１０円と閉店前半額値引食材を購入し別荘住民高級イメージ無し

今日の日記は、建国の記念日３連休の札幌滞在記・その３です。
私は、冬の別宅マンションの水道管凍結を防ぐ為、今年は２週間おきに現地確認に行っています。その往復交通費もバカにならないので、札幌滞在中は、出来るだけ外食をせず、自炊に心がけています。また、必要な食器や台所用品は１００円ショップで調達し、組み立て用家具は、半額特売品を配達依頼せず、必ず持ち帰るようにしています。
先週の１０日（日）は、そのようにして一日を私は過ごしました。まず、午前中に、台所用品（マタ板・折りたたみスタンド整理棚２個・熱物を手掴みする手袋・肉切り用ナイフ）の５点（５２５円）を、すすきのラフィラ４階キャンドゥで物色し、昼食用の食材として、狸小路ドン・キホーテで食パン７５円・ハンバーグ３個１３８円で購入しました。
午後には、午前中に物色していた半額の組み立て用整理棚（工具不要：Ｗ６００・Ｄ３００・Ｈ７５０・３段）をドン・キホーテ９９９円で購入し、狸小路のスーパー・ラルズで”２月１０日・ふとんの日・特別セール”の一貫でとても安くなっていた”そばがら枕”をたった”２１０円”で手に入れて、自宅まで持ち帰りました。
そして、夕食の食材を用意する為、ラルズ閉店１時間前の値引きセールを狙って、私は、３度目の市内中心の繁華街への外出（ご飯の炊飯スイッチを入れてから）をしました。
その甲斐があって、さしみ盛り合わせ等３点を、私は半額（レジ袋持参で２円引きの６３６円）で購入できました。
自宅に戻ってから、私は、炊き上がっていたご飯と、そのさしみ盛り合わせ＋缶ビールで、テレビで放映していた女子スケート浅田真央の演技を観ながら、前日よりは少し早い夕食をとりました。
これからも、札幌別宅滞在中は、私は不要な外食をしないで、必要な生活用品や食材は、１円でも安い物を探し出すつもりです。これでは、もう別荘に住んでいる高額消費者の高級イメージが私には全く無くなってしまい、別世界の庶民的な人間になってしまった気がしていますが（笑）。

『広報さっぽろ２月号』魅力再考で札幌コンテンツ特区が紹介され別宅からカーチェイスが観られる日も近い？

今日の日記は、建国の記念日３連休の札幌滞在記・その２です。尚、この投稿は、今日午前中に帰宅して藤沢から書き込みしています。
９日の夜、札幌別宅に到着した時、メールポストに溜まっていた郵便物・ダイレクトメールや広告チラシを整理しました。その中に、毎月配布されている『広報　さっぽろ２月号』がありました。
いつも、この広報誌だけは、私は大切に扱い、その記載された記事もよく読んでいます。その特集記事『魅力に気付き、伝えるために　札幌の魅力再考：魅力考察その３』で、私が先月２４日付日記『待望の映画「探偵はＢＡＲにいる２」公開は５月１１日数日後私はシルバー割引千円鑑賞可以後新作多く観たい』で言及した東映映画『探偵はＢＡＲにいる２』を詳しく紹介していました。添付した写真は、その記事の一部です。
この製作者の一人（須藤泰司氏：１９６８年北海道生まれの映画プロデューサー、脚本家）が、詳しく内部情報を紹介しているので、私はとても興味深く拝見しました。
そして、この映画のエキストラ募集を広報誌に掲載する事や、市電での大立ち回りをやる撮影を、何故？、札幌市が認めていたのか、私は全ての疑問が、今氷解しました。
この札幌市の強力なバックアップは、２０１１年１２月に国から指定を受けた『札幌コンテンツ特区』の恩恵によるものと、私が強く得心したからです。
今までは、日本でアクション映画を撮影しようとすると、道路や公園などの使用・撮影許可がなかなか下りず、不当な制約があり、その映像表現に大きな限界がありました。その使用規制を大幅に改善し、映像制作の機会を増やすことを目的に、日本で初めて総合的に指定された特別地区が『札幌コンテンツ特区』です。
だから、「探偵はＢＡＲにいる２」の通りを封鎖して行った市電での”大立ち回り”以上の別宅マンション近くの大通公園通りでの、欧米映画並みのド派手なカーアクションが、繰り広げられる日も将来来るかもしれません。そして、私のマンション・ベランダからも、何時か？はそのカーチェイスが観られると思うと、私はとても嬉しくなりました。

今日からの３連休で札幌行き振り替え便の協力金一万円を得て遅い夕食になり空腹でも私は何も文句を言わない

今日の日記は、建国の記念日３連休の札幌滞在記・その１です。
私は、二週間前に臨時的に札幌を訪れていますが、前から計画していた３連休の札幌訪問を予定通りに行いました。予定していた札幌行航空便はＡＤＯ共同運航ＡＮＡ４７２９便（１５：５０～１７：２０）でした。
この航空機は、前の使用する到着便が遅れた為、３０分遅れとなってしまいました。そして、この便は満席の為、どうしてもこの便に搭乗したい乗客への便宜を図る目的で、１時間ほど後の別の札幌便に代わってもいい乗客（その振り替え便の協力金は一万円で、荷物を預けていない客に限る）を、ＡＤＯ受付嬢が場内アナウンスで募集していました。
前にもそのアナウンスを聞いたことがあるので、私は早速受付カウンターで、その応募手続きをしました。協力する乗客は、大勢いたみたいですが、私が一番目の受付だったので、私だけ、そのＡＮＡ４７２９便の遅れた出発時刻の１５分前（１６時５分頃）に、ＡＤＯ受付嬢から呼び出しを受けて、出発便の変更手続き（新しい出発便はＡＮＡ７３便：１７：００～１８：３０）を行いました。
振り替わった航空機の出発ゲートは全く違うので、協力金一万円と新しい航空券を頂いてから、私は足早にとても得した気分で、新たな出発ゲートに向かいました。この振り替わった便は、新千歳空港の到着が１０分程遅れましたが、札幌市内（すすきの途中下車）には２０時過ぎに到着しました。
もうスーパー・ラルズと丸井今井の地下街は閉店していたので、すすきのラフィラ地下１階にあるイトーヨーカドー『すすきの店』で閉店セールの特売品（ほっけ塩焼き・さば塩麹焼き・天ぷら盛り合わせ：４０～５０％値引き）を購入して、自宅に帰りました。
そして、今ご飯を２合炊いています。後２分の表示が今出ています。
遅くなった夕飯ですが、運よく１万円の不労所得を得ることが出来ました。だから、とても空腹でも、私は何も文句を言わないです。